安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

楽して暮らしたいだけならこの世に生まれてこなかった方が良かったのでは?

2024-05-27 00:19:40 | 政治
釈さんに、もっと具体的な政策を示してほしかったというコメントなども散見されてますが。。。
私が本当に大切だと思う事は「理念を打ち出すこと」だと思います
私は釈さんの言論に同意します


私はこの日記において、以前にも、「以下の内容」を語ったことがあるかもしれません
「人間が人間として生まれて、働かずに楽をして、享楽の限りを尽くしながら生きることだけが目的なら
わざわざ人間として生まれてくる必要など無かったのではないか?」
それが私の偽らざる本音です
なぜかというと、そんな暮らしは、生まれる前の世界においては、すべての人間が。。。いやすべての魂が、ごく普通に得られていたものだからです

人間が生まれてくる前の、魂の世界においては、人間はある程度自由自在な存在です
そもそも、人間として生まれてくる前の魂は、生きるための労働をする必要が「一切」ありません
食事をする必要もなく、思いを集中すれば好きなところへ移動ができ、好きな景色を眺めながら、気の合う仲間たちと暮らしています
服装などは、ブランドなどを着飾らなくても、思いによって好きな服に着替えることもできるし
その気になればおいしいものを食べるような感覚を味わうことだってできます
テレビや映画のようなものだって好きに見る事ができるし、それによってお金を要求されることもない
この世で多くの人が憧れる贅沢な調度品や住居だって、思いを集中することで好きなように手に入る
もちろん、魂は睡眠をとる必要はありませんし、お腹が減ることもない、働いてクタクタになることもない
そんな暮らしを、程度の差はあれど、実はすべての人が経験しているわけです

さて、そんな自由な暮らしを満喫していた魂が、なぜにこの現世に、まさに地獄のように不自由な地上に生まれてくるのか?
その理由は一つなんですよ。。。それは「別の体験がしたい」ということなんです
ずっと何不自由なく暮らしてきた魂が苦痛を感じるとき、それは「退屈してきたとき」なんですよね
自由で何不自由ない暮らしの中で、「幸せを感じなくなる」ときが来るわけです
そんな時に、新たな体験として、「不自由な人間の世界に生まれて、新たな経験をしたい」と考えるわけです
これが、魂が人間として生まれ、転生輪廻して、新たな個性として生まれ変わることの理由なんですよね

私は思うんですが、神様って本当に粋なことをするなって思うんですよ
魂として、ずっと同じところに、同じ個性で、同じ名前で存在していたとしたら。。。それは魂がまったく喜びを得られなくなる
変化がない日常が苦痛になる
だからこそ、この地球において、地上と霊界との間で魂が生まれ変わる仕組み(転生輪廻)を創った。。。と思われるのです
生まれ変わりなんてあるわけない。。。と思われる方がいるのは自由ですが
実は、人間よりももっと高次な存在が、人間がもっと幸福を感じられるようにと、日々変化し、進化していく仕組みを作ったのだと思います
要するに、転生輪廻というものは、その仕組みを考案し、実際にそれを創造した高次な存在がいるのだと、私は思います

「思いは実現する」という、成功哲学の言葉がありますが、まさに魂の世界においては、思いが具体的で、かつ緻密で高度なほど
綺麗に光り輝く世界で、自らも光り輝く存在として生きる事ができるそうです
要するに、すべては心の中の思いが具現化、具体化する世界であり
その人その人、各人の心の(想像力の)能力差が、魂の世界においては、住む世界の違いを決定づけることになります
つまり、努力によって自らの心を磨いた者が、さらなる進化を遂げて高次な世界へと移行していく
これが真実の世界観だと言われています
つまりですね、この地上世界は魂を磨くための、一つの経験学習の場なんですよ。。。神様が我々に体験を通して成長する喜びを与えてくださっているわけです
誰かに何もかも与えられ、楽して享楽的に生きられたとしても、それによって人間の魂が成長することはありません
それは自らが努力して得る喜びを、自ら放棄しているからです

動画の中で言われていることとして、トラックの運転手が、家族のために少しでも努力して、お金を稼ぐという事は素晴らしい事じゃないですか
日本人はいつから、勤勉に働くことを「ブラックだ」などとして、嫌悪するようになったのでしょう
過去、イギリスが世界のリーダーとなったとき、イギリス人の中で盛んに読まれたのがスマイルズの「自助論」でした
これは「勤勉の精神が道を開く」という体験談を数多く記録したものです
アメリカが世界のリーダーになったのも、その立役者たちはWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)であり
その彼らの精神的主柱は、カルバニズム的なキリスト教精神による世俗内禁欲と、天職を全うすることを善とする勤勉の精神でした
つまりキリスト教的な「我欲を慎み、勤勉に働く」という宗教的精神でした

今の政治のように、政府が民間企業に制限をつけてコントロールする。。。国民に余暇とゆとりを強要するなんてことはまったくお話になりません
私は、国民が今の政府への批判をすることはまっとうだと思いますが
しかしながら、自らもまた、国民として大切な精神性を置き忘れてきてしまっていることを、思い出すべきだと思います
釈さんの動画、一度ご覧ください。。。素晴らしい内容でした

それでは、また
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投資ブームにひそむ罠。。。サバイバルには勤勉の精神が必要

2024-05-26 02:48:37 | 政治
今、日本では投資ブームが始まっており、新NISAをきっかけとして、多くの日本国民が投資を始めています
ただ、私がいまの現状を見ていて感じるのが、世界は今、混乱のほぼ前段階にあるということです
その中で、将来のための投資である株や投資信託が、我が身を守るためのツールとして本当に役に立つのか?率直に疑問に思うところがあります
正直、ここから先の近未来は、本当に予測不能な感じが強くします

特に、近い将来訪れるであろう金融ショックについて、いったいどれだけの日本人が予想しているでしょうか?
銀行業が、特にアメリカや欧米筋の金融機関が、コロナ前まで延々と続いていた超低金利時代に高い利益を求めて
リスクの高い投資商品に多額の資金を投入してきており、それが昨今のインフレと高金利化時代にシフトしたことで
目も当てられないほどの損失を抱えてしまっていることを、日本国民のどれだけの方がご存じでしょうか?
特にヨーロッパのドイツ銀行やクレディ―スイス、バークレイズ、HSBCといった超大手投資銀行は
ハイリスクのデリバティブ商品をたくさん抱えてしまっており
その損失の穴埋めのための担保として、米国財務省短期証券(トレジャリービル)をたくさん購入しているらしい
ということが分かっています

FRB(アメリカ中央銀行)は、銀行破綻による世界の金融危機の被害を広げないために。。。
要は帳尻を合わせるために、短期的な損失補填に躍起になっているわけです。。。彼ら金融機関のために短期証券で短期的利益を稼がせているわけです
それはヨーロッパの大手投資銀行だけでなく、アメリカの国内銀行もまた、ハイリスク金融商品によって、多額の損失を抱えているからです
米国財務省短期証券(トレジャリービル)を内々に発行することで、時間稼ぎをしているのです
いまの世界的なドル高の背景には、彼ら金融機関の1000兆ドル(約15京円)を超えるとも言われる損失の穴埋めのためにドルを購入し
その購入したドルで米国財務省証券を買い込んでいることが一つの原因になっているとも言われています

まあこうした事もあります

今日私が何を言いたいのか?と言いますとね
世界はこれから。。。特にこの6月から9月には、本格的な金融危機が来るだろう、という事です。。。特に9月ですね
「FRBが金利を下げるのはいつか?」が、日本でも注目されていますが、今の予測では9月ごろになるだろうと言われています
FRBの思惑を考えてみますとね、「いま現在金利を下げられない」という事は、今はまだ準備ができていない。。。という事かと思います
何の準備かといいますとね。。。
本格的な金融危機をいま表面化してしまうと、世界が大変な恐慌状態におちいる恐れがある、という事だろうと思います
アメリカ経済をできる限りソフトランディングさせるために、金融機関の危機的財政状況を表面化させる時期を遅らせている。。。
本当はすでに破綻している銀行を、今の今まで延命させているのはそのためだろうと推測します

アメリカでは、短期金利と長期金利の金利差が逆転する、いわゆる「逆イールド」状態が続いています
この逆イールド状態が続いた後にFRBが金利を下げると、その後に確定的に来るのが「本格的景気後退」です
今回は、以前のリーマンショックの時よりも、さらに深刻なものになるだろうと予想されます
それは、その時期に大手金融機関の信用不安もまた、表面化してくるであろうからです

「預金全額を投資に回してはならない」、というのが投資の鉄則ですが、それはこれからの近未来、特に肝に銘じるべきかと
特に株や投資信託などは、何が上がって何が下がるか。。。これは正直予測がつきません
特に、恐慌に近いことが起これば、それこそ絶望的なことになる可能性だってあります
もし、それでも何かに投資するとしたら、それは、金や石油・天然ガス、鉄鉱石などの現物資源になるかもしれません
中国やロシアなどは、いま、国をあげて金を購入し、ストックしているようです
それは、自国通貨の信用を担保するのが、やはりそうした現物のモノであるからでしょう
そして、個人の場合、信用の担保になるのがやはり「安定した職業」だと私は考えます
投資でファイヤー(投資で資産を作って仕事をリタイヤする事)したいと考える気持ちは理解しますが
やはり人間としての原点である「勤勉さ」を失ってしまえば。。。投資によって資産を失ったときに、生活を担保することはできなくなります

日本に投資ブームが起きている今。。。逆にその恐ろしい側面もまた見え隠れしつつある
投資とは、また、「誰がババを引くか?」もしくは「誰にババを引かせるか?」というゲームでもある
それを忘れないようにしたいものです

それではまた
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国民が国家に飼いならされる国。。。根本的に「価値」の意味を勘違いしているのでは?

2024-05-10 09:46:13 | 政治
私は基本的に投資にのめり込んで自己資産を増やすことに躍起になるタイプではないのですが
ユーチューブ広告で最近よく表示される、藤井厳喜先生の「ワールド・フォーキャスト(世界予測)」という有料コンテンツに食指が動き
年間購読することにしました。。。購読している大井幸子さんの有料コンテンツとはまた違った経済の視点があり、参考にさせていただいています
経済的自立と経済的サバイバル(生き残り)を重視する私としては、まあ最低限勉強が必要な部分だと思っています
さて、その前提での話です

以前もお話ししましたが、私は、日本政府の推進している新NISA制度について、非常に懐疑的に見ているところがあります
政府が国民に対し、意図的にお金を使わせていることに違和感があるのです。。。何か別の目的があるのでは?と疑っています
その政府の隠れた目的の一つだと私が思っているのが。。。「個人番号と個人資産の紐づけ」です
実は、新NISAにせよ、他の株取引にせよ、前提としてあるのが、「マイナンバーの登録義務付け」なんですね
分かりやすいことです(笑)政府は「税優遇する代わりに、資産をどこに持っているのかを政府に報告せよ」ということなんです
このマイナンバー登録が無ければ、証券会社の口座を開くことはできません。。。
まあ、知らず知らずのうちに、政府は国民の個人資産を把握するための手を、着々と打っている。。。ということです
これが「国家に飼いならされる日本国民」の第一の意味です。。。ほんと言葉は悪いですが、クソみたいな政府だと思います

そして、もう一つの隠された目的というのが、「資産の抜き取り」です
今の政府は、一旦約束したことを反故にすることぐらい平気でやります(笑)
「新NISAで儲けたお金には税金をかけません」ということですが
まあ、手を変えて、資産をたくさん持つ人に別の税をかける方法などいくらでもあるんですよ
例えば「総資産税」みたいなものが導入されたらどうなりますか?
総資産に課税されてしまえば、新NISAがいくら免税されていようと、まったく意味がないのです
前提として、預金口座や証券口座がマイナンバーと紐付けにされていて、資産が丸裸状態ですからね(笑)
総資産税というのは一つの例えですが、これに相当するような方法はいくらでもあるんです
「社会保障費は税ではない」という詭弁を使うことで、総資産の額に比例した社会保障費を払わせる。。。なんてことはいくらでもできるのです

そしてもう一つ。。。最後の隠された目的。。。というのがあります
まあこれは意図的にやっているというよりは、岸田さんなどは、上手におだてられて手玉にとられている、というところでしょうか?
言葉は悪いですが、岸田首相などは、「頭が悪く、ずるがしこいだけの小悪党」というのが一番正解かと思われます
藤井厳喜先生の有料コンテンツを見させていただいて。。。有料の内容なのでネタバレは避けますが
まあ。。。そういう事だろうな。。。というのが正直なところでした
要するに、外国のハゲタカファンドの皆様に、日本人の預金を献上するためのシナリオが色々と用意されているんですよね
藤井厳喜先生の有料コンテンツには、その具体的な事例が提示されていました
「海外で不良債権認定されてしまった使い古しの投資商品を、日本人の個人投資家に掴ませる」
という。。。まあ、トランプの「ババ抜き」ゲームが、これから用意されていくわけです(笑)
もちろん、最後にババを引くのが確定しているのは日本人なんですね

私はもちろん、新NISAがすべて悪いと言っているわけではありません
マネーリテラシーというんですか?お金に対する理解を深めることは、決して悪い事ではないし、資産防衛は良いことです
ただ、マネーリテラシーの最も重要な条件があります。。。それは「自己責任」なのです
この投資の世界では、「誰かにババを引かせる」なんてことは当たり前の茶飯事だし、前提は、「騙される方が悪い」のです
結局、新NISAを「みんながやってるから」と安心して、安易におすすめ商品などを買っていると、不良債権を掴まされてしまいかねないですね
投資に勉強は必須で、安易に手を出すべきものではなく、やるなら自分の責任の範囲で、ということになります

話は変わるんですが、幸福の科学総裁の大川隆法先生は、以前こんなことをおっしゃっていました
「日本政府のマイナス金利は資本主義の精神を傷つける」
大川先生の言う資本主義の精神とは何か?というと、それを一言で言うなら二宮尊徳の「勤勉蓄財と積小為大」です
アメリカの建国の精神であるプロテスタントの資本主義精神もまた、「勤勉に働いて蓄財したお金を使って(投資して)大きく育てる」というものです
大川隆法先生の教えを長年学んできた私が言えるのは
いま、日本政府がマイナス金利を導入し、国民に推奨してきたのが「散財と一攫千金」の精神だと思うのです
特に働き方改革で多くの企業に「労働時間の短縮と賃金上昇」の圧力をかけています
運送業の24年問題など、まさに「働かさない改革」であって、とにかく「働かないで余暇を増やせ」「遊びにお金を使え」
みたいなことばかり言っています
そして、挙句の果てには「投機的投資によってお金を増やしましょう」と、楽してお金を儲ける話を推奨しています
確かに、資本主義の精神は傷ついていますわね

投資という言葉の意味で言えば、確かに蓄財した資産を、大きな事業として育てる、という意味での投資もあるわけですが
前提条件として、「働かない不労所得者ばかり生み出せ」と言っているんではないのです
はっきり言わせていただきたいのですが、みんなが株や投資商品の不労所得で楽して暮らせる世の中、というのは基本的に成り立ちません
世の中に本当の価値を創り出す人がいなくなるからです
勘違いしている人が多いと思うのですが、通貨というのは、「その通貨で買えるものが沢山ある」という事が前提にあって、初めて価値があるのです
日本人が勤勉さを失ってFIRE(株などで億万長者になって仕事をリタイヤすること)する人ばかりになったら。。。
とたんに日本円の価値は暴落するのです
外国から見て、日本円を持つ価値が無くなってしまうからです
勤勉に働き、新しいものを生み出す資本主義精神が無くなったなら。。。お金だけ有り余っていても、そのお金の価値はなくなってしまうのです

藤井厳喜先生のコンテンツはまあ、宣伝するわけではありませんが、サバイバルには役に立ちそうです

きょうはこの辺で、それではまた
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意図しないことでユーチューブに閲覧推奨された動画を見て

2024-05-07 00:00:14 | 政治
最近、資産防衛というテーマでいろいろ勉強しているからか、推奨動画として、投資関連のものが沢山出てくるようになりました
その中でも、FX関連の動画が興味深く、本日のテーマとしました

投資に詳しくない方のために少しご説明すると、FXとはフォーイン・エクスチェンジ、つまり外国為替取引のことです
証券会社などに証拠金(種銭)を預け、その信用をもとに外国通貨の交換を行い、その売り買いの差益で儲けを目指す取引のことを言います
専門用語でレバレッジ(テコ)を利かせるという言い方がありますが、証拠金の数十倍~数百倍もの取引を行うこともあるため
博打のような難しさがあり、リスクの高い投資と言われています

FXには安全装置と言われているLC(ロスカット)と呼ばれる仕組みがあるため、損をしても大きな負債を負うことはない・・・と言われていますが
まあ、私から見ると、まあ投資する本人を守るため。。。というより、取り引きの安全を優先するための仕組みに見えます
ロスカットは、要するに投資者本人の証拠金を超える負債を抱えそうになった時に、取引を自動的に終了させる仕組みのことです
例えば、1000万の証拠金を預けた人が、980万円の負けを超えた時点で、取り引きが業者によって(AIによって)強制的に終了になるわけです
自動的に強制終了されるために、ロスカット後の残金は数十万円、ひどいときには若干のマイナスになって借金になるわけです

このFXの巧妙な仕組みについて、私が感じるのは。。。。一つには。。。
間違いなく、「資金力のある方が有利」なのであって、「余力のない者が勝ち続けることは難しい」ということです
ここは、FXでファイヤー(大金を稼いで仕事をリタイヤする事)をしたいと考えている人は、心得ておく必要があるでしょう
まず、ロスカットという仕組みは、資金余力の少ない者には、非常に不利な仕組みです

たとえば
日本円にして数十億や数百億といった大金を動かせる大手ファンドは、資金を集中して投下することで、為替相場を多少操作する事ができます
相場というものは、たとえ一時的に大きく下がったとしても、その後、徐々に値を戻してくるわけですが
資金余力のない者が大きなレバレッジ。。。例えば500倍などで勝負をかけていた場合
ドル-円レートで日本円が1下がっただけで、数百万、数千万円の損失を被ることになり、強制的にロスカットされて取引が終了になります
その後揺り戻しによって円が値を戻したとしても後の祭りで、証拠金不足でFXを撤退せざるを得ないわけです
大手ファンドは、そうした個人投資家の「ロスカット破産」を狙って、いっときに集中して値を大きく動かしたりして揺さぶるわけです
まあ、意図的に相手を破産させて「総取り」を狙うわけですね
いま、ドル円レートが激しく動いていますが、おそらくは、多少の億万長者と多くの破産者が生まれていくことだろうと思います
少数の億万長者が生まれる背景には、多くの人の破産があるわけです

まあこうした事があるわけですが
私は、もう一つ根本的な問題として、こうした「投機的投資」と呼ばれる投資の本質がいったいなんであるのか?
それを考察しておきたいと思います。。。。ここからは宗教的視点や霊的な視点が入ってくることをご了承ください
私はFXという投資は、本質は投資ではなくて、パチンコやカジノなどのギャンブルと同じだと思っています
「会社を退職してFXで生計を立てる」、と言っている人は、基本的に「パチプロで生活する」というのと変わらない、というのが結論です

たとえば、FXにはBO(バイナリー・オプション)というものがありますが
これは一定時間内に為替が上がれば(下がれば)掛け金が倍になる、下がれば(上がれば)掛け金が0になる
というもので、まあトランプのハイアンドローと同じですね。。。当たれば倍、負ければ無一文、そんな博打なわけです
宗教的に見た問題はですね。。。勝ち負けの問題じゃないんです。。。要は、それにのめり込んでいる心的態度が問題なのです
これを宗教的に見ますとね。。。物欲に駆られて、勝ち負けにのめり込んでいく。。。勝てばアドレナリンが出て快感が病みつきになり
負ければ、負けを取り返そうとしてますます大きな掛け金で再勝負をやめられない。。。
余談ですが、これを霊的に見ると、完全に悪霊に憑依された。。。とりつかれた状態のように見えるわけです
そういう状態になれば、そこに「誰かのために役に立つ」という視点がまったく存在しなくなります。。。自らの欲・欲・欲。。。それだけです
ギャンブル依存症とまったく同じですね
宗教的には、利他の心と正反対の心理状態。。。利己的で、神仏の御心とかけ離れた心理状態であるわけです

国家に宗教的価値観に基づいた倫理観が失われれば、その国の資本主義は崩壊します
このような、ゲーム的で、多くの人の幸福に寄与しない利己的な物欲を追求する投資が流行し
多くの国民が、本来の勤勉の精神を失ってしまう事こそ、国家の本当の損失なのではないか?。。。私はそう思うのです
上でも言いましたが、早い時期に投機的投資で大金を稼ぎ、早々に仕事をリタイヤしていく人は
極端に言えば、それ以降、国家に富を生まない存在となる。。。ということです
人間の霊的な本質から見れば、人間がこの世に肉体をまとって生まれてくる理由は一つ
それは、不自由な肉体をまとう中で、苦労して人生を生き、その中で得られる教訓こそが、人間の魂を成長させるからに他なりません

私は今、様々な見識ある方々の有料コンテンツにお金を払い、様々な国際情勢や投資・経済情報を得ていますが
その見識高い方々であっても、どうしても見落としているものがあるのを感じます
見落としているものとは何か?
それは。。。。人間がなぜ地上に生まれてくるのか?何の目的で生まれてくるのか?
その問いに、回答を持っていないのです。。。結局、そこが分からない
人間がこの世に生まれてくる理由は、楽に大金を儲けて、悠々自適で遊んで暮らす。。。それが目的じゃないんですよ
人間として生まれ、少しなりとも神仏の御心を知り、学び、魂としての成長を遂げる
聖書に書かれている言葉や仏典に書かれている言葉は、単なるお題目じゃないんです
人間の精神を成長させるために、人間として何を大切にしなければならないか?それを教えているんだと思います
仏陀やキリストは、それをこそ民に教え、その言葉を残したわけです

昔聞いた話ですが、ダイエーの中内社長と松下電器の松下幸之助先生の、その経営に対する考え方の違いが
その後の両企業の明暗を分けました
中内社長は、不動産投資をして土地をどんどん買い、その不動産価格の値上がりを見込んで資産を膨らませていきました
一方の松下幸之助先生は、「電気屋が本業以外のことにうつつを抜かしてはいかん」ということで、ほとんど不動産投資をしませんでした
その後、ダイエーは潰れ、松下電器は世界の一流企業となりました
それと同じ事だと思うんですよ。。。。本業をおろそかにして、投機で楽に儲けることを考えてそうした場合、結果的に中身が伴わないのです
私は、今の日本人に必要なのは、結局、宗教的価値観に基づく倫理観と勤勉の精神だと思います
それを失わせるような政策を国家がどんどん行っている事こそが、日本の本当の大問題。。。災禍の本質だと思います

それではまた。。。次は投資について、今後のことも書いてみようと思います
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