安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

本日の気になるトランプウォッチャー

2019-04-30 07:31:36 | 政治

少し気にかかったので取り上げてみます

例によって @realDonaldTrump から抜粋です

The Media (Fake News) is pushing Sleepy Joe hard. Funny, I’m only here because of Biden & Obama. They didn’t do the job and now you have Trump, who is getting it done - big time!
主流(フェイクニュース)メディアはスリーピー・ジョー(ジョー・バイデン)を強く推薦している。変だね、私がここにいるのはオバマとバイデンのおかげなのにね。彼らが仕事をしなかったから、今その仕事をやっているトランプ(私)がいるんだ。凄いことだよ!

Sleepy Joe Biden is having his first rally in the Great State of Pennsylvania. He obviously doesn’t know that Pennsylvania is having one of the best economic years in its history, with lowest unemployment EVER, a now thriving Steel Industry (that was dead) & great future!......
スリーピー・ジョーは偉大なペンシルベニア州で最初の政治集会をやっているようだ。彼は、ペンシルベニアの失業率が今までにないほど最高に低くて、(すでに死んだも同然だった)鉄鋼業が今成長していて、しかも未来がある...ということを全然知らないみたいだ。


ジョー・バイデン氏はオバマ時代のアメリカ合衆国副大統領だった人ですね
確か、民主党からの時期大統領選候補には、前回の予備選でヒラリーに惜敗したバーニー・サンダースもいたと思いますが
主流メディア、トランプさんいわくフェイクニュースたちは、どうやらジョー・バイデンを押す気満々のようです
前回も、民主党内の支持率ではサンダース氏はヒラリーを上回っていたのでは?とも言われ
民主党内の不正が囁かれていたはずです
バーニー・サンダース氏がなぜ主流メディアに気に入られないのか?
ここを紐解いてみると面白いことが見える感じもします

どうやら、ウォール街の大物はバーニー・サンダースがお気に入りではないみたいですね


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現代貨幣理論は社会主義とは相性が悪い

2019-04-29 10:39:54 | 政治

社会主義思想とは相性の悪いMMT(現代貨幣理論)

アレクサンドリア・オカシオ-コルテス米下院議員(29)最年少にてニューヨーク州選出の議員になられた女性ですが
この方が支持を表明したことによって、現代貨幣理論は一躍有名になりました
オカシオ-コルテス議員は、自他共に認める社会主義思想(ソーシャリズム)の持ち主です

この方の政策の特徴といたしましては、グリーン・ニューディール政策に代表される環境保護リベラルの政治家であり
また変わったことをおっしゃる..と感じるのが、極端な累進課税制度を推進しようとしていることです
本来MMT理論においては、税金とは民間の余剰資金を吸い上げるための単なる調整機能であって
通貨発行の権能を持つ政府には、必ずしも徴税は必要ないのですが、なぜか高所得者には70%を超える税金を課すことを主張しています
私もこの方の本心は解りかねるところはありますけれども、彼女の本心はおそらく
「平等な社会」を作りたい、お金持ちのお金を取って貧しい人に分け与えたい
という、慈善家のような、宗教的な優しさを持つ方なのではないでしょうか?
なぜこの方がニューヨークで人気を博しているのか?その優しさが理由のひとつだと思うのです

その優しさは優しさとして、では、その彼女の考え方に基づくと、どのような政策を行う可能性が高いのでしょうか?

社会主義とMMTの合体、向かう先はハイエクの言う”隷属への道”

ハイエクによると、社会主義者もまた「自由への道」という言葉をよく使い、真の自由主義者による「自由」とは
その「自由」の意味合いが違う、と言われています
社会主義者の主張する「自由」とは「経済的な格差を政治的な強制力で是正することを言う」と、ハイエクは主張していますが
これには私も同感です
オカシオ-コルテス議員が主張する「自由」も、「お金持ちから取り上げて貧しい人に分配する」ことをもって「自由」と言うのでしょう
でなければ、MMTを支持する彼女が、高所得者から70%もの税金を取ることを主張することの意味も主張の正当性も理解不能だからです
これは「政治によって強制的に格差の是正をしたい」という彼女の意思表示だと思います

政治権力による格差是正...こんな彼女の政策にもそれは現れています
彼女はグリーン・ニューディール政策によって
「子供の自家用車送迎を禁止し、バス通学に切り替える」という政策を述べています
これもまた、化石燃料を削減するという目的ではあるものの、お金持ちと貧しい人との格差是正の気持ちが現れていると思います

こうした政策の端々に、政治的な強制力を伴った格差の是正が盛り込まれている

まさに「隷属への道」そのものです

そうした彼女が、MMT理論を自らの政治信条に応用すればどうなるか?
それは、低所得者にとってはまさに夢のような生活なのかもしれません
低所得者への住宅の支給、低所得者への学費の免除、低所得者への生活費扶助、低所得者への医療費の免除
数え上げればキリがありません、しかし、これもまた「隷属への道」なのです

人は他人から与えられることが当たり前になると、怠惰になります、働かなくなります
これは数多くの人が見聞きし、体験していることでしょう
そして、格差是正の政治圧力は「働かない人と、一生懸命働く人」この両者の格差をも埋めようとします
懸命に働く人から取り上げて働かない人に配る...これが、働く人にとっての「隷属への道」なのです
働くことが馬鹿馬鹿しくなります

このように、社会主義者がMMTを持ち出すと、弱者救済を免罪符にした「打ち出の小づち」にしてしまうことが、容易に想像できます
しかし、MMTには思わぬ副作用もあります、それは
働かない人が増えて国の経済、産業が停滞してくると、極度のインフレ...ハイパーインフレが起きて経済が壊滅します

MMTが有効に機能するのは、その国の人々が誠実で勤勉でよく働くということが前提条件なのです
いくら貨幣を自由に作れるといっても、その国の生産能力を超えて貨幣を供給することは不可能なのです

オカシオ-コルテスとドナルド・トランプの政治思想の違いとは?

ドナルド・トランプは、一見して横暴で暴君のように見えることもありますが、中身は全く違います

オカシオ-コルテスや、ついでにバラク・オバマ大統領などのリベラル左派は、低所得者に生活扶助を与えます
しかし、ドナルド・トランプはそうではなく、低所得者には仕事を与え、勤勉に働くことを求めます

これが両者の決定的な違いです

トランプの政治信条は、おそらく、自身の宗教的信条からくるものです
キリスト教プロテスタントでは、勤勉に働き豊かになることは、神の栄光を地上に現す行為だ、として
働く者が豊かになることを祝福します
各人が神の祝福を受けるに値する存在として存在している
だからこそ、働いて豊かになろうじゃないか?

ということなのだろうと思います
何もしないで他人から与えられたお金に慣らされ、お金に隷属するなかれ
ですね

アメリカは元々、WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)の作った国です
その精神がなければ、アメリカの繁栄もまたなかったでしょう

トランプ大統領の出現で、アメリカがアメリカらしくなりました
社会主義のアメリカは見たくない...私はそう思います

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消費増税は国の財政均衡に寄与する?...そういうことは起こりません

2019-04-28 23:10:48 | 政治

増税すると国の財政が健全化する...よくある原因結果の法則論ですが、実際に今の日本でそれを期待することは、ほぼ不可能だと思われます
日本の官僚はとても優秀なので、ここ数年、財政均衡に近づけていることは事実です、しかしながら、そこには”ある”カラクリがあります
実際には、財務相が極めて強い権限を有していて、各省庁の予算を”強制的に”削減した結果なのです
つまり、今現在の国の財政支出は、収入も支出も、ほぼ、財務相が計算の上で行っている...といっても過言ではない状態であるわけです

とても優秀だと思います、でも

しかし、そこには完全に見落とされている視点があります。それは経済です

財務相はおそらく、「国(政府)が破綻してしまっては経済も終わりだ」と考えているのでしょう
しかし、それは考え方が完全に逆転してしまっていると思います
本当は逆...「経済が破綻すれば国(政府)などありえない」というのが、本当のところだと思います
過去、国の行政機関が喪失してしまった例などいくらでもあります
日本だって、明治維新で起きたのは国家の転覆です
そのあと起きたのは、新政府の樹立と新しい貨幣の創造でした
つまり、政府なんか出来が悪ければいくらでも作り変えることができるのです
貨幣だって、強い経済があれば新紙幣を発行してリカバリーが可能なのです

実際に日本の敗戦後にはそういう事がおきました
戦後経済を立て直したのは、日銀(中央銀行)が行った民間銀行への資金投入でした
敗戦と同時に、ほとんどの軍事産業が債務不履行になりました
その時の失望感たるや、どれほどのものだったでしょうか?
重工業などの主要産業に資金を貸し付けていた民間銀行は、貸付金がほぼ債務不履行(デフォルト)になり
おそらくは90年代のバブル崩壊など比較にならないほどの不良債権を抱えたはずです
しかし、日本は立ち直りました...その原動力となったのが

日銀による民間銀行への資金投入です

いくら民間銀行にお金を作る権限(信用創造)が与えられているとは言っても、銀行が多額の不良債権を抱えた場合は話は別になります
ですが、国を新しく作り変える必要があるときには、思い切った改革が可能になるのです
銀行に投入された日銀からのカンフル剤で民間銀行は息を吹き返し
日本を新生させるために、企業に融資を再開しました...これが戦後日本の原点なのです

今の日本に必要なのは、思い切った改革で、日本を新生させることです

年金が足りない?
だったら、一回破綻させ国債発行してまかなって、制度を「積立式年金」へと、改革すればいいじゃないですか?
破綻しかかっている年金を、未練がましく制度を維持するために増税を繰り返して
経済の活力を奪って、結果、経済が沈んで国家も沈んでいく...この方がよっぽど害が大きいですよ

MMT(現代貨幣理論)を政策に応用するなら、せめてこういうやり方がベストだと私は思います
破綻した方法論にしがみつくなかれ!!

ずるずると、垂れ流しのバラマキで国を社会主義化するなかれ!!

MMTの一番の危険性は何か?
それは、際限なく国がお金を発行できることに国民が慣れてしまうことです
国民が国の補助にぶら下がる、依存心の強い国民が増えることです

昔も今も、国が栄える方法は一つです
それは、国民が勤勉さと誠実さを失わないこと

これに尽きるのではないでしょうか?私はそう思います

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MMTは純粋貨幣理論..組み合わせるべきはハイエク-ケインズのハイブリッド主義だ

2019-04-28 00:27:53 | 政治
自民党の西田昌司参議院議員のユーチューブ動画を拝見しました
政治家のお仕事として、まっとうなお仕事をされていらっしゃると、拝見させていただいています
代議士の中においては、数少ないMMT(現代貨幣理論)や「お金の本質」を理解されている方だと思いますが
それでも、考え方のベースはケインズ経済学に立脚するものだと思います

詳しくない方のために、学者向けの説明ではなく、ざっくりとご説明申し上げますと(もともと難しい説明は無理ですが)
経済学にはいくつかの流れがあり、大きく分けて2つの考え方があります

それが、ハイエク主義ケインズ主義です

ハイエク主義とは、自由を重んじ、民間による自由な経済活動による活力を重視する考え方です
私のブログ名に使われている「小さな政府」とは、ハイエク主義に基づく考え方で、政府による抑圧をできるだけ排除することを重視するものです
ティーパーティー運動(減税を求めるアメリカ国民の運動)などに代表されるように
税金は人々の自由を束縛するものであり、本来安いほうが良いのだ、という考え方に基づきます


ケインズ主義とは、政府主導型の考え方で、計画経済型です
経済のどこに重点を置くか?それを政府主導で予算を振り向ける考え方で、いわゆる「大きな政府」と言われます
従来の貨幣理論の考え方においては、ケインズ型は重税国家になりやすく、税金をたくさん集めて政府が使う、という考え方になりやすいと言えます


この二つの対極にある考え方がありますが
ハイエク主義を代表する政治家は、ロナルド・レーガンやマーガレット・サッチャーなどが代表的だと言われています
一方のケインズ主義を代表する政治家としてはニューディール政策のフランクリン・ルーズベルトやアドルフ・ヒトラーなどがいます

現役の政治家としては、アメリカのトランプ大統領がいらっしゃいますが
この方こそ、私が理想と考える「ハイエク-ケインズ ハイブリッド主義」に一番近いと、私は考えています

まず説明の前に、なぜハイエク-ケインズと、ハイエクを前に持ってくるのか?それは
あくまでも原則はハイエク主義でないといけない
というのが私の主張だからです、これは西田昌司参議院議員からはあまり聞こえてこない考え方です

トランプ大統領という人は、非常に面白い考え方をする人です
トランプ大統領は、よく演説でこう言います
「自由とは政府から与えられるものじゃないんだ、自由とは”神(GOD)”から各人に与えられたものなんだ」
この言葉は、トランプ大統領の基本的な政治信条であることは、おそらく間違いがありません
トランプ大統領の政治方針は、その考え方で貫かれています
安い税金と政府による規制の緩和こそ、人間にとって一番大切な財産”自由”なんだ、ということですね
そして、ケインズ主義的なものの考え方は、あくまで副次的なものであり、その考え方は
「人々の自由と人権を守る役割としての政府」
という考え方で貫かれています
つまり、個人では守りようがない人権や自由を守るために政府としての機能があるのです
わかりやすく言うと、国家主権を守ること、人権保護、国防、治安の維持、これが原則として国家の役割なんですね

私は、このトランプ思想を今の日本に置き換えた時に
副次的なケインズ主義の思想を、民間経済の活力を取り戻すために使うべきだ、と思います
その分野での、ケインズ主義を否定するものではありません
一時的でも、国家による財政出動で景気を浮揚させる必要があると思います
ただ、財政出動は将来的な国民の財産になりうるもの、リニアなどの高速鉄道などや国民の安全を守るものに使われるべきです

トランプ大統領も、メキシコ国境から入ってくる犯罪者やドラッグの脅威から国民を守ること、そして
中国の覇権主義からアメリカ国民と自由主義の同盟国を守ること、それらは国家としての責務
そう考えていると思いますし、これらは国家でなければ実現できないものなのです
メキシコの壁も国防力強化も、財政出動によるケインズ主義ですが、それは基本的にやらねばならないことだと考えます

一方で、トランプ大統領は”オバマケア”を否定し廃止しようと考えている、もしくはもっと国民の自由性の高いものにしようと考えています
この考え方に私は賛同します
この考え方のミソは、人間の本質を理解することから始まります
MMTは基本、大きな政府になりやすい考え方で、政府が国民の面倒を見る...という考え方になりやすい
ということを私は非常に危惧しています
西田昌司議員にも、そのへんをきちんと理解していただきたいという願いも込めて
少しでも日記を書いていこうと考えています

次は、MMTの陥りやすい罠について、もう少し深く掘り下げようと思います

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今日のトランプウォッチャー 4月26日  

2019-04-26 23:46:01 | 政治
本日、トランプツイッターで取り上げておきたいものはこちらです

Trump Twitter (realDonaldTrump)より抜粋

Just out: Real GDP for First Quarter grew 3.2% at an annual rate. This is far above expectations or projections. Importantly, inflation VERY LOW. MAKE AMERICA GREAT AGAIN!
近況:第1四半期の実質GDPは年レートで3.2%の成長だった。これは予想や推測をはるかに超えるものだ。重要なのは、インフレ率がとても低いこと。アメリカをもう一度偉大な国に!


アメリカ経済は今、絶好調です。これはトランプ減税が功を奏した結果であることはもちろんですが、実はもう一つ重要なことがあります
それはインフレ率です
アメリアは経済が絶好調でありますが、FRB(連邦準備制度委員会)はトランプ大統領の意を受けた形で、金利上げをしませんでした
少し前までは経済が過熱気味ということで、インフレの懸念があるとして、FRBは金利上げを示唆していたこともありました
しかし、結局金利は上がらず、結果、好況が続いていますがインフレ率は低いままです
これは、国全体の資金供給と生産供給能力が比例して成長していることを示しています

すごいものですね
ちなみに、バブル時期と言われた日本の1980年代ですが・・・
80年代の日本は、驚くほどインフレ率が低かったというデータが出ています
あれほどのカネ余りの時代に、インフレが起きなかった、わずかなインフレで収まったということ
これは、あの頃の日本経済の成長が本物であったということを示しています
ただのバブルではなかった、といってもいいのではないでしょうか?

今は徐々にMMT(現代貨幣理論)が注目を浴び、公共投資をもっと増やすべき
という主張が強くなりつつあります
でも、忘れてはいけないことがあります
それは、国の産業を本気で成長させなければ、資金供給を増やすだけなら、待っているのはインフレ社会です

これを忘れてはいけない
国が主導して経済を底上げするのはいい
しかし、本当に強い経済を作るのは、あくまで民間の活力でなければならないんです

トランポノミクスがそれを証明していると思います
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