安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

日本の経済復興のカギとは?

2022-03-31 00:23:57 | 政治
久しぶりに経済の話題です
私とは意見が違う部分もありますが、藤井聡先生、良いこと言いますね
藤井先生の消費税減税、私は大いに賛成します

政府統計で明らかになった日本経済の地獄絵図。今こそ「消費減税」を! [2022 3 28放送]週刊クライテリオン 藤井聡のあるがままラジオ(KBS京都ラジオ)

藤井先生が熱心に推進している現代貨幣理論(MMT)的に言うと、減税とおなじく、財政拡大もGDPを底上げする行為に他なりません
なのでMMTを推進する方はつねに、「減税も必要だが財政拡大も必要」、と主張します
しかし私は、彼らの意図を理解しつつも、「財政拡大には知恵が必要」といつも繰り返して主張しています

もし「現代貨幣理論」とスマイルズの「自助論」のどちらが学ぶべき価値があるか?
もしくは「現代貨幣理論」とマックスウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」のどちらを学べばいいのか?
どちらか選ばなくてはならないとしたら、私は躊躇なく後者を選びます
なぜなら、経済発展に本当に必要なもの、それは「お金を刷ること」ではなくて、「国民の倫理観と自助努力の精神」だからです

私がよく引き合いに出す三橋貴明さんは、ニューディール政策によってアメリカは恐慌を脱した、ということを主張しています
しかし私はそれを否定する立場です

「自助論」というのは、イギリスの産業革命の時代に、イギリスでベストセラーになった本で
日本でも中村正直氏が翻訳してベストセラーになりました
この本、私も車に携行して持っています
この本は、立身出世の物語が事例として沢山紹介されている、いわば体験談が集められた本です
なので、経済学の本というわけではなく、自己啓発のための本になります

かたや、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」は、ドイツの政治・経済・社会学者、マックスウェーバーが
近代資本主義発達の背景にある宗教的倫理観と資本主義的精神について考察した本です

スマイルズの「自助論」の発刊が1859年、マックスウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の発刊が1864年
二つの本は、ほぼ同時期に出版されています
この二つの書籍には共通点があるのですが、それはおなじ「プロテスタント(新教)の国」を題材にしている、という点です

ヨーロッパ各国のカトリック(旧教)を主な宗教とする国では、最初はほとんど資本主義が発達することはありませんでした
カトリックでは、お金を稼ぐことは罪であるとされ、その罪をあらがうために教会に寄付をすることで、魂が天国に召される
基本そのようなお金についての考え方であり、教会が発行する「免罪符」は、悪い言い方をすれば教会のお金集めのためでもあり
人びとが、「お金を稼いだ罪悪感・罪の意識」から、逃れるための方便に近いものでもありました

方やプロテスタントでは、見せかけだけの信仰によって、地主などのお金持ちが教会から「免罪符というお墨付き」を貰うことに対し
「純粋な信仰への冒涜だ」、として抗議(プロテスト)行動が起こったわけです
ですからプロテスタントの信仰は、「神への信仰は寄付の多寡によるのではなく、その生活の中に信仰生活があるかどうかにかかっている」
そういう考え方が中心でした

その中でも「カルバン派?(うろ覚えですみません)」と言われる宗派は、お金について、このような立場を取ります
「自らのためにお金を使うのではなく、節約をしてお金をため、それを投資して事業を起こし、多くの人の役に立つことは宗教的な善である」
このような考え方を打ち出しました。こういう考え方を「世俗内禁欲」といいます

イギリスやアメリカと言った、まあイギリスは現在、「イギリス国教会」という独自な宗教ではありますが
プロテスタント中心の国では
この考え方をもって、自分が禁欲に努めながら勤勉に働いて資本金をため、それを投資して起業する人が沢山出てきました
これが近代資本主義の出発点となっている、これを発見したのがマックスウェーバーだったわけです
そして、勤勉を美徳とし、多くの人の役に立つために努力した人の成功話を体験談として収録しているのが、自助論だったのです

この考え方は日本の二宮尊徳の「積小為大」という考え方と非常に共通するものがあります
贅沢を慎み、倹約して小さなお金をため、それを投資して大きな事業として育てる、そして多くの人々のお役にたつ
こういう考え方が一致しています

もしかしたら、この考え方に納得がいかない人もいるかもしれませんが
ピーター・ドラッカーという方の本を丁寧に熟読した方は、その考え方の中に「組織を大きくするためのヒント」があることに気が付くでしょう

ドラッカー、「5つの質問」というのがあります
その中で一番重要とされているのが「私たちの使命は何か?」という質問です
会社でも非営利法人でも、すべての社員、職員がその質問に答えられるようになったら、その組織は発展する、とドラッカーは教えています

「会社の使命」や「非営利法人の使命」が、個人の利益のためであったり、特定の組織に利益をもたらすためであったりした場合
その会社や組織は大きくならないのです。なぜでしょうか?
それは、個人のお金儲けが使命であったり目的であったりした場合
多くの人の賛同をえることも、多くの人の知恵や協力を借りることも、できないからです

ナポレオンヒルが教えていることに「マスターマインド」という言葉がありますが
まあ、私なりの解釈ですが、マスターマインドとは「叡智の結集」という意味であろうと思います
つまり、多くの人の賛同を得るような事業であり目標であり使命であればこそ
それを協力者にしっかり伝えることができ、協力者がきちんと理解すれば、多くの叡智を集めることができ
自分から進んで協力をしてくれる人が現れる、というわけです

カトリックの国にも大勢のお金持ち、資本家はいたわけですが
彼らの多くが土地持ちの地主であり領主であり、その土地で小作に耕作などをさせて稼いでいたわけです
しかし、カトリックの国では産業革命はおきませんでした。。。なぜなのでしょうか?
それはおそらく、領主個人の所得のために行われる事業では、「叡智の結集」が行われないからだろうと私は思います
だから、産業革命のような新しい知恵は、カトリックの国では生まれてきませんでした
「個人の欲望を満たすだけが目的の投資では、産業も社会も発展しない」、ということです

つまりですね、私が何を言いたいのか、結論を申し上げますと
経済を発展させるために必要な要素は主に二つ
一つは「勤勉を美徳と考える」という精神的風土が国に必要だということ
もう一つは、「他の人のお役に立つことが善である」という、宗教的「与える愛」の倫理観が必要だということ
この二つの要素が必要なのだと思っています

これから徐々に、「なぜ今、日本は経済発展しないのか?」ということについても、語っていこうと思っていますが
その中に、現代の日本人がエゴイストになっていること、そういうことも含めて、今後は論を展開しようと思っています

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戦争映像に俳優さんがいるのは知っていたけど。。。

2022-03-29 23:48:19 | 政治
日本のマスコミは、バイデンを民主主義のリーダーだと思っているらしいですね
きのうのテレビで、解説者がそう言っていました
まあ、日本のメディアなんて、アメリカの主要メディアの翻訳しているだけですから、考える頭なんてないのでしょう

それはそうと、及川幸久さんの動画にまたまた面白いのが上がってました
見てない方はご覧ください、まあ有名な方なので私が紹介するまでもないでしょうが

2022.3.29【ウクライナ】ウクライナ人の人気YouTuberが伝える現実と希望!誰が子供劇場を爆破したのか?【及川幸久−BREAKING−】

私のブログを読んでくださる方はお気づきでしょうが、私は当初から「ロシア軍の無差別攻撃」という報道には疑問を持ってました
なんと言いますか、直観というか、違和感があったんですよね
その理由なんですが、多分2020年の大統領選挙の時から、報道のちょっとした違和感を感じるセンサーが鋭くなっているんだと思います

最初の違和感は、侵攻の初期のころに見たミサイル攻撃の映像、これがあまりにも単発過ぎて「これが無差別攻撃?」と拍子抜けしました
次に犠牲者の数です、西側のメディアならもっと大げさに言ってもいいはずですが、大した犠牲者が出ていない、これもおかしいなと
次の違和感はロシアによる原発攻撃を最初にSNSで発信したのがゼレンスキーであるということ、これは流石に不自然だと感じました
そして今、原発はロシアの管理下にあるのに、いまだ何の被害も出ていないのは何で?あれ?ロシア軍の攻撃はどこ行ったの?
このあたりで私は、「原発攻撃を自作自演するなんて、これほど手段を選ばないのは、もしかすると過激派が入り込んでいるのか?」
と感じ、疑い始めたのです
こういう手口って、基本ゲリラ兵が戦場かく乱のために行うことで、ロシア軍のような正式軍隊が行うような作戦じゃないんですよね
ロシアだって、原発がメルトダウンを起こせば大変な被害をこうむりますし、原発攻撃はすごく違和感がありました

一番大きな違和感は、やっぱりなんといっても「人道回廊」の問題です
ウクライナ側が「ロシア軍が人道回廊を避難中の民間人を攻撃している」と言っていましたが、これは理解できます
しかし、ロシア側が言っていたのは「ウクライナ側が人道回廊の設置を妨害している」というものでした、これは言い分としてはおかしい
この両者の主張を聞いて、違和感を持つ人は大変鋭い人だと思います
一見すれば、ロシア側が嘘をついているようにも見えるのですが、わざわざそんな嘘をつくだろうか?ということです
しかし、もしウクライナ側がゲリラ戦闘をやっているのなら、ロシア側の主張には真実性があるのです
要するに、過激なゲリラ兵や過激派なら、劣勢になれば手段を選ばないというか、間違いなく民間人を巻き込みながら戦うでしょう
民間人が逃げてしまえば、あとは正規軍とゲリラ兵とのガチンコ勝負になって分が悪いわけです
民間人の犠牲がなければ、正規軍はガチンコの攻撃を仕掛けてくる。。。これが分かっているからこそ、ゲリラ兵は民間人を盾にしたいわけです

で、最後の違和感は、ロシア軍はウクライナを無差別攻撃して、戦争終結後に遺恨を残すようなことをわざわざするだろうか?
という疑問です
「する」と言われればそれまでなんですが、この無差別攻撃というのは、基本、過激派、テロ組織、ゲリラ兵がやることなんですよね
圧倒的に戦力差があると思われているロシアとウクライナで、ロシア側がそんなテロ組織のような戦い方をしますか?
私はそこも強い違和感がありました

結局、そうやって自分自身の違和感の原因を探っていくうちに、ウクライナには世界各地から過激派が集まってきていることも分かりました
ですから、どう考えても結論は、主流メディアとは逆になるわけです

及川さんの動画の中では、マリウポリのウクライナ兵たちはほぼ壊滅しかかっている、ということですが
投降を呼びかけられて、それに応ずるのはありえることです。民間人がいなくなれば、あとはせん滅されるだけです
負けが確定しているガチンコ勝負で、誰も命を落としたくはないでしょう
ですが、そういう内情を知らない世界各地の過激派たちが、今もまだ、ウクライナに集結しつつあるのかもしれません
もしかするとメディアの罪は、こうした過激な白人至上主義者たちを無謀な戦場に送り、犠牲にすることでもあるのかもしれませんね
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前回の日記で私が言いたかったこと、ウクライナの戦況分析

2022-03-28 12:34:46 | 政治
前回の日記では、ウクライナのネオナチの現実と、彼らの思想や行動原理にスポットを当てていました
それには理由があって、ウクライナ軍とロシア軍の性質を見極めることが、今の戦況を読む一つのヒントになると思っているからです
私は今の西側メディアの報道に対して大きな疑義があり、戦況分析すら、大きく間違っているのではないか?と思っています

首都キエフに近づいたロシア軍がウクライナ軍によって押し返されるなど、戦況はウクライナ有利との見方がある一方
私はその見方に懐疑的です
私がメディアの報道と大きく見方が違っている点、それは、ロシア軍が非常に人道的な戦い方をしていて
逆に、ウクライナ軍側は人間の盾を使ったゲリラ戦法がメインであり、メディア戦略を使った宣伝戦を主としてやっている
と思っています

私のこの見方は、世間一般的に見れば異端であり、受け入れられないかもしれません
しかし、いくつかの事実から、私はその見解を確信しています
一つには、キエフをはじめとする都市への攻撃がぬるすぎます
無差別攻撃をしている割には、被害を受けるのは建物ばかりが多く、人があまり死んでいません
ロシアの兵力、武器の総力から見ればこれはあり得ないことで、これはロシア側が何らかの理由により
ほぼ通常兵器しか使っていない、ということを意味していると思います

まず、ロシアがウクライナを完全支配してしまうつもりなら、こんなまどろっこしいことはしないと思います
もしウクライナ人を無差別攻撃してしまえば、戦後のウクライナ国民とロシアが心情的に決定的にこじれ
新たな火種がくすぶり続けることになります。。。これを懸念してのロシア側の配慮だと思います

逆にウクライナ軍ですが
ここは非常に過激な白人至上主義者やネオナチが多数入り込んでいるため、戦い方は基本的にゲリラ戦になると思います
しかも、前回の日記で見た通り、加速主義を信奉している過激派は、手段を選ばず破壊行為に及ぶことがあります
彼らが採る作戦を考えると、まずは相手の弱みに付け込む戦い方があります
人間の盾とは、一般人の多い地域にわざと隠れ
相手を市街地に誘い込んで歩兵地対地誘導ミサイル(ジャベリン)などのハイテク兵器を使ってせん滅する作戦にでるか?
もしくは、ドローンで一般人もろとも木っ端微塵にしてしまうか?
そういう戦い方をするだろうと思います

ロシア軍は撤退しているんじゃなくて、おそらくは一般人を巻き込まないように、距離を取って慎重に戦っている可能性があります
ロシアがしびれを切らして市街地を砲撃し、死傷者を出したら
それはそれでメディア戦略を使って、さらにロシアの立場を悪くさせることができます
ゲリラ戦において「人間の盾」は、もっとも汚い、恥ずべき攻撃だと思いますが
西側メディアはそういう汚い作戦をまったく報道しませんから、やり放題です

ロシア軍の原発攻撃にしても、当初ロシア軍が原発を攻撃してメルトダウンを起こそうとしている
なんて報道がありましたが、今現在、原発はロシア軍の監視下にありますけれども、事故など起きていません
これはおかしいことです
真実は逆なんじゃないでしょうか?
攻撃したのはウクライナ側の過激派ゲリラ兵たちであり、それを守ったのがロシア軍
どう考えても、超大型の原発を爆破すれば、ロシア側にも多大な被害が出ます
そんなことをロシア軍が無分別にするなど考えにくいことだと私は思います

いろんな報道があります
ロシアが生物化学兵器を使う可能性がある、なんて報道もありますが、それを言っているのは西側のメディアです
ウクライナにはアメリカ資本の生物研究所が多数存在し、そこで何が研究されていたのかは明らかになっていませんが
しかし、アメリカもドクターファウチのように、生物兵器の開発に関わっていた疑惑を持たれる人物は存在しています
どちらが生物化学兵器を使ったとしても、結論はロシアが使ったことになるでしょう
病院施設などに生物兵器が隠されているという不確かではあるが、情報もあるわけで
そうしたところがロシアに攻撃を受けている可能性はあるわけです

ですが、大筋においてはロシア軍は着々と作戦を執行していて、あとはアフガンのようにテロリストが横行する国になってしまうか
それとも、親ロシアに戻って秩序を取り戻すか。。。今が重要な時期だと思いますが、戦況はロシア側がほぼ制圧していると見ています

もちろん、私の見解に異論のある方は多いでしょう
しかし、それはそれとして、私は自説を曲げることはありません、証拠が出るまではね
言論の自由は私にもあり、人と異なった見解を出すことだって自由なはずです

これまでにも申し上げた通り、私は、日本の安全保障の観点から、ウクライナに対する外交姿勢は中立を維持するべきだと思っているし
ウクライナはNATO入りをやめ、過激なネオナチを一掃して親ロシアの国に戻ってもらいたい
そのように考える者です

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ワシントンポストの記事とネオナチ。。。これがウクライナの現実です

2022-03-27 17:06:38 | 政治
今回の日記を始める前に、前回、前々回の日記を改めてご紹介し、私のブログを訪れてくださる方にはぜひ読んでいただきたいと思います
というのも、今現在日本の保守派といわれている方々が、「ロシア憎し」に凝り固まっているため
世界で起きている「地殻変動」に気が付いていない、分かっていないように見えるからです
今、アメリカの地位が根本的に揺らいでいます。。。それが世界の混乱を引き起こしているということを、どうか知って欲しいと願っています

まれにみるブーメラン男ジョセフ・バイデン。。。史上最低のアメリカ大統領
まれにみるブーメラン男ジョセフ・バイデン。。。史上最低のアメリカ大統領 そのⅡ

百田尚樹さん、ご尊敬申し上げている方ではあるのですが、今回のウクライナ問題では「問答無用でロシア叩き」をやっておられるとか
一方、ちょっと前の日記で取り上げた人気保守系ユーチューバーKAZUYAさんなどは
動画を拝見する限り、かなり頭が固定化して進歩していないので、ちょっと悲しいな、と思っています。。。まあ頭固いね、若いのに
とくに最近は、ジャベリンというハイテク対戦車歩兵兵器を評価してロシア将校をやっつけている、みたいな動画を上げていますが
そのジャベリン。。。本当にロシア軍向けにのみ使われているんでしょうかね?、と突っ込みたくなります
その武器。。。自国の民間人に向けても、散々使われてますよ。。。。って、教えてあげたくなります
無知でウクライナ支援を呼びかけると、そのお金が単なる人殺しに使われることもありますよ、気を付けてください、KAZUYAさん

今、少しずつですが、及川幸久さんの動画で紹介されていたワシントンポストの記事を翻訳しています
今、全世界のネオナチたちに、リクルートの機会が与えられていて、ウクライナにネオナチが集結しつつあるのだそうです
及川さんの動画はこちらです

2022.3.26【ウクライナ】世界各国のネオナチがウクライナに結集!【及川幸久−BREAKING−】

そしてもう一つ動画をご紹介します。こちらはハラノタイムスさんですね
この方は当初、百田さんらと同じように「ロシアを許せない」と強く発信していたのですが
この方の素晴らしいところは、たとえ意見は違っても、自分で真相を知るべく、詳しく掘り下げて調べる柔軟性と正義感、正直さがあるところです
この方が見つけてきた動画に、「ウクライナのネオナチとはいかなるものか?」が非常に良く理解できるものがアップされています

【日本語字幕】(コメント欄も)戦場ジャーナリストが語るウクライナのネオナチアゾフ連隊、ウクライナのアゾフ連隊に密着した経験に基づく話

そしてこれ以下は及川さんの紹介していたワシントンポストの記事の翻訳になります
まあ、徐々に翻訳しますが、内容は及川さんが解説しているので、強いて読まなくてもいいと思います





ネオナチは自分たちの目的のためにウクライナ戦争を利用している
文責:リタ・カッツ  2022年3月14日編集

「ハーイ、私たち2人はカーシェアリングでドイツからウクライナを目指しています、メッセージを拡散していただけませんか」と、人気のネオナチWebチャンネルに転送された2月26日のメッセージを読んでみます。

「私たちは3人のフランス人です、明日の朝、車でストラスブールを出発します」、「2人のドイツ人戦闘員のための場所がありますよ。」と別のメッセージが返答しました。

これらは、ウラジーミル・プーチンがウクライナ侵攻を命じて以来、毎日のようにオンライン会場に西側のネオナチと白人至上主義者が集まり、あふれさせているたぐいの会話内容です:ユーザーは自動車の相乗り場(カープール)を組織し、ポーランドとウクライナの国境を越え、ロシアとの戦いに参加する方法を計画しています。彼らの目標は、私たちが知っているように、ユダヤ人大統領によって率いられている多民族で民主主義的な考え方の社会のウクライナを守ることではありません。一部のネオナチは、この新しい戦争を、単なる彼らの暴力的な空想を実行するための場所として見ています。他の人々にとっては、彼らを紛争に引きつける力は、超越国家主義者の民族国家にとって共通するビジョンです。彼らはウクライナ(問題)を、この目標を追求し、それを世界中に広げるためのモデルに変えていく絶好の機会と見なしています。

過激派になる意思のある人々は、極右民族主義者であるウクライナの予備軍および政治運動であるアゾフ大隊のようなグループによって採用されてきました。アゾフは2014年にウクライナ国家防衛軍に吸収され、そしてウクライナ政府はネオナチによって支配されている、というプーチンの誤った主張の根拠となっています。アゾフはウクライナでは二次的な活動として残っていますが、多くの過激派の間では伝説的なブランドになっています。それは白人至上主義者のサイトを介してその兵士として、西洋人たちを公然に歓迎してきました。2020年7月、テネシー州で起きたネオナチ反抗議行動でのカバンに貼られたものから、イタリアで起きたモスク爆撃に使われたオートバイにまで、アゾフのステッカーと紋章が世界中で見られました。

明確にしておきますが、すべての極右がアゾフを崇拝しているわけではなく、アゾフは、イスラエルやユダヤ人の資金提供者と関係があると見られています。しかし、アゾフが2月25日に外国の兵士を公式に招へいして以来、組織の公式テレグラムのチャットグループには、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、オランダ、スウェーデン、ポーランド、その他の西側諸国の参加に関心を寄せている人々からのメッセージであふれています。ネオナチのチャットグループと多様な言語のチャンネルでは、アゾフの呼びかけを繰り返しています。イスラム国が2014年にいわゆるカリフ宣言をし、世界中の支持者たちを集会に加わるよう求めて以来、このレベルの広範囲の採用活動を知りませんでした。

世界的な過激派を追跡する情報調査グループであるSITEは、ウクライナでの戦争に合わせて、白人至上主義者とネオナチによるオンライン活動の急増に気がつきました。ここ数週間にアゾフに参加する意向を発表した何百人もの個人の中には、何人かよく知られたネオナチが入っています。たとえば、アゾフの採用チャットグループのアメリカ人メンバーである「MD」は、同国人をウクライナ軍に参加させようと繰り返し試みてきました。 「行きたいと思っているアメリカ人はいますか?我々はグループを向こうに送ることができます」と彼は言っています。 MDは、テレグラムで最もサディスティックな極右過激派チャットのメンバーでもあり、アメリカでネオナチ民兵組織を設立することを提案していることを発見しました。

チャットの別のメンバーである「D」は、数十のネオナチテレグラムの(オンライン)会場で活動しているイギリスの自称退役軍人です。 MDのように、彼は同胞人の連帯を結成しようと試みてきました。 「イギリスの人なら誰でも、私はイギリスにいます、できれば1〜2週間で出発します」とDは2月27日に書いています。

Dの動機はMDのそれよりもさらに厄介なものに思われます。「どちらにせよ、私がウクライナについたら、余分なユダヤ人を見かけた時には殺すつもりだ」と彼は書いています。他の投稿の一部には「私は道具(武器)を集めている、ハイルヒットラー、ウクライナに栄光あれ、そしてウォータンのためにくそユダヤ人を殺せ!」と投稿されています。(ウォータンは北欧神話の神であり、多くの極右過激派がレトリックと美学のためにその名を唱えています)。Dはのちに、ウクライナに行くために「イギリスから来たグループ」を結成したことを示しました。

「ここアメリカに住んでいるポーランド人の男です、私ができるあらゆる方法で助けを求めています」とチャットメンバーの「Z」は2月25日に投稿し、後に次のように付け加えました。「私が集められる限りの道具を集めました、あらゆる種類のヘルメットからベストまで。」 Zもまた、多くのネオナチチャットグループの中の積極的なメンバーでもあることがわかりました。同じく、Zは別のチャットグループに「私はウクライナが嫌いです」と書きこんでいます。

これは西側の白人至上主義者とネオナチたちが、ほとんどの場合において、現在のウクライナ政府を支援していないためです。―そして単なる反ユダヤ主義の禁止やウラジミール・ゼレンスキー大統領のユダヤ遺産もしくは他の特別な問題のためではありません。極右の過激派たちは、彼らが見たいと思っているファシスト政府に反するウクライナの発展途上の民主主義に反対しています。人気のあるドイツ語と英語のネオナチチャットグループの管理者が、メンバーにアゾフに参加するよう促しているあいだ、「私はウクライナを守っているのではなく、国家社会主義を守っている」と書いたように。

さらに、少数の白人至上主義者がプーチンを称賛しているとはいえ、多くの西側極右過激派は、旧ソビエトと混同しているロシアに反対しており、したがってロシアを共産主義と見なしています。しかし、ウクライナに代わるこの動員は、まさに共通の敵以上のものによって推進されています:動員者たちは、ロシア・ウクライナ戦争を、闘争を通じて白人至上主義を前進させるための大いなる好機と見なしています。彼らにとってウクライナは、ほぼ極右の武装勢力である彼らが、自分たちの国で見たいと望んでいるものをつかむために適したファシスト国家建設のための砂場(箱庭)なのです。

これらのネオナチの中で最も極端な場合、計画はさらに邪悪なものです。彼らはウクライナを、文明全体の崩壊を早め、灰の中からファシスト民族国家を構築しようとする「加速主義者」の課題を、さらに進めていく好機だと見ています。この考え方は、私たちSITEが極右で最も影響力のある加速主義者のネオナチの声の1つと見なしている「スロボーク」によって明確に示されています。 2月25日、スロボークはウクライナで戦うために未知の国を離れることをアナウンスしました。 「この戦争は、強い国が灰の中から立ち上がることができるようにするために、私たち人類の肉体的および道徳的な弱さを焼き払うことでしょう。」と彼は書きました。 「私たちの仕事は、この変革が起こるのに十分なほど長い時間、ひどい状況をそのままの状態で残しておくこと、これを確実にすることです。私たちの未来は危機に直面しており、私たちはもう他のチャンスを得られないかもしれません、確かに今回ほど良い機会はありません。」

インスピレーションによって、スロボークは、NATOやロシアに対するアフガニスタンの抵抗運動に当てはめて例えると、ウクライナは独自の戦いを数十年間続けることができると書いています。 「アフガニスタン人はこの二つの軍(NATOとロシア)に対して40年以上抵抗しました、そして今彼らは彼ら自身の運命を支配しています」と彼は書きました。 「ウクライナは彼らの本からページを借りなければならないでしょう。」

この加速主義哲学はニッチに見えるかもしれませんが、それは真剣に受け止められなければなりません。 2019年、加速主義哲学を信奉するテロリストがニュージーランドのクライストチャーチで51人を殺害した後、それをまねた攻撃がカリフォルニアや他の場所で計画されました。

以下、徐々に翻訳します
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まれにみるブーメラン男ジョセフ・バイデン。。。史上最低のアメリカ大統領 そのⅡ

2022-03-27 02:34:20 | 政治
前回の日記の続きになります
前回の日記を読まれていない方は、内容が分からないと思いますので、どうか前回の日記からお読みください

最初に、ロシア憎しで固まっている保守系の皆様はあまり認識していないようですが
実は、ロシアという国は豊かな食料と豊富な資源を持つ、アメリカを除き、世界でほぼ唯一自給自足が可能な国家でもあります
ですから、アメリカが制裁でドルの使用を停止させたとしても生きていけるし、残念ながら国は存続できるのです
ですから、中国や北朝鮮などとは根本的に事情が違います
その点をぜひ最初に押さえておいてください、そのうえで、前回の続きに入ります

実は、ウクライナ問題で世界がロシアに制裁を加えている裏では、中東や南米の国がロシアと接近しています
まず、前回の日記で問題になっていたサウジアラビアです
サウジアラビアは今、中国との取引に、これまでの慣例であるドル建て決済を一部変更し
人民元を支払いに使用することを具体的に検討している、という話は以前書きましたが、話はそれだけではありません

サウジは今、ロシア制裁の裏でプーチン大統領とも会談を行っています
サウジだけでなくUAE(アラブ首長国連邦)もそうです
OPECの加盟国であるUAEもバイデンとの会談を断った後、プーチンと会談しています
もともと、中東の石油輸出国で作るOPECはロシアも入れてOPEC+1という構想は以前から持っていたのですが
それがいま、アメリカへの不信感を募らせたサウジとロシアが急速に距離を縮めつつあり、具体化し始めています
つまり、このまま石油輸出国機構OPEC+1の体制が舞台裏で整ってきた場合には
サウジを筆頭とするOPECとロシアが、石油の産出量と価格を話合いで決めることができることになります
それに伴って変化してくる可能性があるのは、決済通貨です
サウジはドル建ての決済を一部変更を考えていますし、ロシアは元々制裁を受けていてドル決済ができません
そこに絡んでくるのが中国です

サウジの石油の一番のお得意様は中国です
ですから、このままサウジとアメリカの不仲が続けば、サウジと中国の人民元決済が実現してしまう可能性があります
そして、ルーブルと人民元での決済で、ロシアと中国の貿易もできるようになります
なぜサウジがその方向に進む可能性があるのか?それは前回の日記で書いたイエメンの防衛問題が少し絡んでいます

イエメン政府と反政府組織フーシの内戦で、イエメンとサウジはフーシの攻撃にさらされて困っています
その困っているイエメンとサウジに助け舟を出しそうなのが、ロシアなのです
実はロシアの対空迎撃ミサイルシステムの性能は、非常に優れているという評価があります
「政権が交代するたびに対応がガラッと変わってしまう不安定なアメリカよりも、独裁的に政府が安定しているロシアの防衛システムを導入したい」
イエメンやサウジがそう考えていたとしても、なんら不思議はありません
サウジとロシアの会談では、そのことについても語られた可能性があります

華やかなアメリカの制裁外交の裏で、アメリカの横暴さに不信感を募らせた各国が、アメリカ離れを起こしつつあります
アメリカのリーダーシップの凋落、それはバイデン政権の、信用ならない二枚舌外交に原因があります
このままでは本当に石油取引におけるドルの絶対優位性がゆらぎ、ドルの信用がどんどん落ち始めることになるかもしれません
アメリカドルが凋落し、基軸通貨から落ちていく日は、案外近いのかもしれません

もう一つ気になることがあります、それがイスラエルの動きです
イスラエルの最大の敵国は間違いなくイランであるのですが、バイデン大統領は、トランプ大統領のイスラエル重視の外交を中止し
オバマ時代のイラン核合意に戻し、ゆるゆるのバーター条件に戻してしまいました
元々イランには北朝鮮から核技術が持ち込まれており、アメリカの今回のイランへのすり寄りは、
必ずイラン核開発の再開を招くことになると思います
アメリカはこれまでのような石油をコントロールするすべを失いつつあるので、イランに足元を見られることになるのではないでしょうか?
そのことについて、最大の危機感を持っているのはイスラエルです
イスラエルはイランが核兵器を所有する前に先制攻撃を仕掛けることは明白で、そうなれば、さらに大混乱を招くことになります

さらに考えられることは、中南米の国々の、反アメリカの加速です
あまり知られていませんが、もともと中南米は反アメリカの国が多く、このアメリカ離れの動きに乗じて、どのような動きがあるかは分かりません


世界は今、このように混沌としてまいりました
時代は今、大きく変わりつつあります
アメリカはロシアを包囲したつもりでいるでしょうが、実は政権のでたらめさが世界を混乱させることになっています
日本はアメリカに頼らざるを得ない情けない庇護国であり、このままで手を打たなければ、アメリカとともに沈む可能性があります
日本はどうすればいいのでしょうか?それは自らの足で立つことです
自立した武士の国にならなければ、この難局を乗り切ることはできないでしょう
アメリカに追随して、ロシア制裁をしていれば国は安泰。。。なんてことはあり得ない、そう私は思います
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