安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

ワールド・ジャスティス(世界正義)の導き方のヒントと日本(人)のカルマ

2023-10-30 00:58:53 | 政治
今日は久しぶりに遠江秀年さんのユーチューブをご紹介します
私がお勧めする動画としては、まれにみる、見る価値あるものだと思います


最近のテレビは、ガザ戦争問題が数多く取り上げられているものの、残念な内容のものが多くて、見る気が失せてしまいます
いわば日本人特有の「人命教」みたいなものがあって、その奥にある「正邪を分かつ智慧」が乏しいのを、本当に残念に思いますね
今回の遠江さんの動画は、最近見たものの中では最も共感できたものですが、それは今現在の私の気持ちとも微妙にリンクしているからです

いまのハマス-イスラエル問題は、こじらせれば、この現地球文明の終焉を意味するものになると思います
最後は、この地球に住む人種・民族の多くが、「真なる神の正義」を掴めるかどうかが、文明存続のカギになるのではないでしょうか?
今回の動画の中にある「ワールド・ジャスティス(世界正義)を導き出すためのヒント」を突き詰めて
今回のハマス側とイスラエル側の戦いに、正邪の判定をつけたならば、その結論として。。。
ハマスの戦いの中にも、イスラエルの戦いの中にも、「神の正義は存在しない」という結論になります
それは、その考え方を最後の最後まで突き詰めていったときに、人類が幸福になるのか?不幸になるのか?と考えたら
ハマスの側は間違いなく、多くのパレスチナ人を巻き添えにして不幸にしながら、イスラエル側の報復を招いて更なる悲劇を起こし
イスラエルの側も、多くのパレスチナ人を殺し、住む地域から追放し、多くの恨みを買い、結果としてさらなる復讐の悲劇を生む
両方とも、神が多くの人類が幸福になり繁栄することを正義としている以上、彼らのやっていることに「神の正義はない」ということになります
そう。。。。私はこの結論こそが大事なことなのだと思うのです
「彼らのどちら側の戦争にも、神は正義の判定を下さない」、ということ、これをはっきり示せることが大事であると思うのです

神の正義というのは、遠江さんも指摘しているように、「人間の生死を超えたもの」です
それは、この地球という星が「多くの魂を転生輪廻させ、その中で幸福を追求させ、魂(精神性)の向上を目指す」ことを目的に
「神によって」創造されたものだからです
場合によっては、「単に人命を長らえる事よりも、神の正義を選び取る」ことが神の御心に適うことがあるわけです

もう一つ、是非とも読んで欲しいものをご紹介します
リバティーウェブ記事 「イスラエルとイランに言いたいこと 人類は「世界最終戦争」をどう防ぐべきか」
この中には様々な、「地球神」の言葉が出てきますが
例えば、「イランの向かうべき道」も説かれています。。。イスラム原理主義は、宗教でありながら共産主義と親和性が高く
国民一人一人が自由を極端に制限され、個性が発揮できないような、抑圧された状態に置かれています
結果的に見て、イランの核開発はイスラエルの報復を招き、イランの消滅を招く。。。という予言と
もう少し民主化して、一人一人の努力による繁栄を目指すことが国家存続の道である、ということが説かれています
地球神の心として、「もう少し、一人一人の人間の値打ちが高まる方向に、舵を取らなければいけない」と語られています

逆にイスラエルの側にも、ガザやヨルダン川西岸のパレスチナ人を虐げ、自国内のアラブ人を二級市民に貶める
そうした選民主義的な民主主義を軌道修正しなければならない。。。と書いていますが、これもその通りです
神は人間を個性あるものとして作ったのであって、民族や肌の色は個性として、切磋琢磨するための違いを創ったわけです
ですから、他民族をゴイとかゴイムとか、動物のように扱うことは「神の御心に反する」わけです
極端なユダヤ教聖書原理主義もまた、「神の意に反している」ことを知るべきだと、私は思います

最後に、我が国日本についても触れておきたいと思います
この日本もまた、「神の御心の分からない国」「善悪を判定できない国」になってしまっています
これはある意味、2600年前からのものなんですね、日本神道の成り立ちそのものに、大いに問題があるわけです
いわば、「日本神道のカルマ」でもあるわけです
日本神道はね、和の精神と言えば聞こえはいいのだけれども、最近は「善悪を曖昧にすることが和の精神」だと勘違いしているように見えます

そもそも、人間の住むこの地球霊界には、かっちりとした善悪が分かれています。。。天国と地獄は完全に分かれています
地上では曖昧でも、死んだ後の世界では、一人一人の人間の人生は、その生きざまが明確に判定されます
ですから、「こういう思いや考え方は悪だ」ということを明確にできなければ、善と悪を分けて、善なる生き方を選ぶことができなくなるわけです
菅原道真のように、死んで怨霊になって誰かに祟ったとしても、「みんな死ねば神様だ」として、神様みたいに祀ってしまっては
はっきり言って、善も悪もない、上辺が良ければ何でもいい、という事になりませんか?
結局、大川総裁も指摘していますが、「善悪を明確に分ける事ができず、曖昧にしてごまかす」のは、妖怪という霊存在なわけです
善悪の判定をせず、嘘をついてもかまわない。。。世間に気がつかれないように誤魔化しても、うわべをとりつくろえばいい。。。
これが日本政治にも色濃く反映されているわけです。。。日本の政治家というのは、はっきり言って、神道の神というより妖怪なわけです(笑)

私は今まで、日本神道については一定の敬意を払い、尊重してきたわけですけれども
もはや、日本神道も、もたないかもしれません。。。それは、すでに信仰そのものが賞味期限切れを起こしていて
主宰神という精神的主柱から崩れ始めているからです
妖怪を神様として敬うのは、もう私はやめます。。。それは嘘をつくことだからです。。。妖怪は神ではありません
神として尊敬できないものを、なんで敬わなければならないのか?
妖怪を上下(かみしも)の上に置くことは、もう日本の混乱を招くだけです

きょうもご覧いただきまして、ありがとうございました。。。それではまた
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世界大戦への一触即発。。。プーチンの警告が意味するもの

2023-10-27 03:18:33 | 政治
この日記の内容がよく分からない方は下の日記も参考にしてみてください
「アメリカの狙いがレバノンとシリアなら大イスラエル計画が完成することになるが。。。」

いま、国連の舞台において、アメリカ・イスラエル連合と、アラブ諸国・ロシア・中国連合の攻防が激化しています
アラブ・ロシア・中国による国連安全保障理事会への、ガザ戦争の即時停戦と人道回廊の設置を盛り込んだ決議案は
すべてアメリカ・イスラエル側の拒否権によって否決されました
中国は近く、アメリカ・イスラエルの拒否権に対抗する新たな決議案を国連安保理に提出する計画を明らかにしています
また今週の水曜日、北京で習近平国家主席とプーチン大統領の会談が行われ、後のプーチン氏の”ある談話”が、アメリカを驚愕させているようです

習近平氏との会談を終えたプーチン大統領は水曜夜、「お茶を飲みながら」ロシア記者団に対しこう述べました
「我々は、地中海東部とヨルダンに位置する米海空軍の射程内に、極超音速のキンジャールミサイルを配備する」
この意味が皆様には分かるでしょうか?
地中海東部は、つい先日アメリカが空母ジェラルド・フォードに加え、空母ドワイト・アイゼンハワーを向かわせたところです
海兵隊2500人とUSSバターン強襲揚陸艦、F-15Eストライクイーグル、A10など、次々と戦力を投入している最中なわけです
要するにプーチンは、地中海やヨルダンの米軍基地を射程に入れた攻撃の準備をすると言っているのです
「やる」と言っているわけではなくて。。。いつでも攻撃できるように配備する、とだけ言っているわけです

実際には、プーチン大統領はこう発言しています
“They have upped and dragged two carrier task forces to the Mediterranean. I want to say – what I am going to say and inform you about is not a threat – that I have instructed the Russian Aerospace Forces to start patrolling the neutral zone over the Black Sea on the permanent basis. Our MiG-31 aircraft carry the Kinzhal systems that, as is common knowledge, have a range of over 1,000 kilometres and can reach speeds of up to Mach 9.”
「彼らは2隻の空母打撃群を地中海まで引っ張り出してきました ― これから私が皆さんに述べ、お知らせすることは脅迫ではない、ということを私は言っておきたいのですけれども ― 私はロシア航空宇宙軍に対し、黒海周辺の中立地帯の恒久的なパトロールを開始するよう指示いたしました。私たちのMiG-31(ミグ31)戦闘機はキンジャール・ミサイルシステムを搭載しており、皆様ご承知のとおりキンジャールは、航続距離は1,000キロメートル以上、最大速度マッハ9に達することができます。」

プーチン氏は、アメリカ、イスラエル、アントニオ・グテレス国連事務総長、マーティン・グリフィス国連人道問題担当官に対し
ロシアのミサイル攻撃範囲の地図を参照するよう、2度警告をしたそうです
ここで参考に。。。。下の図は地中海東部における、ロシアのミサイルエリアを示す地図です
まさに、黒海からでも地中海東部のアメリカ空母を狙える構図です


それで、ここからが肝心なことなんですが、このプーチン発言を受け、なんと、アメリカが空母を移動させました
ロイド・オースティン米国防長官は、ドワイト・アイゼンハワー空母打撃群 の移動を米国中央軍の管轄区域に変更したと発表しました
米国中央軍(CENTCOM)の管轄区域とは、主に紅海、ペルシャ湾を含む地中海沿岸以東のアラブおよびイランの領土なので
専門家は、アイゼンハワーの次の行き先は、ペルシャ湾か紅海なのではないかと推測しているそうです
しかも、オースティンは、「イスラエルは最後、イラン、ロシア、中国に優先事項がある」と述べたそうです
事実上、プーチンの発言を受け、地中海に展開していた米軍の展開作戦を変更した。。。と見られています
パトリオット迎撃システムやTHAAD(終末高高度防衛ミサイル)を、中東の米軍基地全体に、早急に配備しようとしていることから見ても
ロシアのキンジャール・ミサイルへの対応が、アメリカを慌てさせている現状がうかがえます

これらを見て私は、数回前の私の日記の推測が、ほぼ当たっていたのではないかと思っています
アメリカは、イスラエル救援にかこつけて、地中海からレバノン、ヨルダン、シリアへ米軍を展開させる意図があった。。。と見るべきで
まあ、どさくさ紛れの「火事場泥棒」的なアメリカのやり方に、プーチン大統領が釘を刺した形になりました

こういうのを見るとね。。。私は日本の安全保障、外交方針をきちんと精査し直すべきだと思います
習近平がどれほど高圧的であろうとも、やはり重厚さと冷静さを兼ね備えたプーチン大統領には、国際的影響力ではかないません
プーチン氏は親日ですし、本来なら中国と手を結びたいとは思ってはいないはずです
エネルギー問題や安全保障問題を鑑みても、やはり日本はロシアとの外交努力をするべきで、それが日本の生き筋であると思います
ただ「ロシアへ行った」というだけで、鈴木宗男氏をつるし上げるマスコミと日本国民。。。
もうそろそろ、アメリカべったりの外交を見直しては如何ですか?

それではまた
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アメリカがなぜ「泥船」なのか?縁起の理法からその理由を考える

2023-10-25 01:21:28 | 政治
アメリカと日本は、ここ最近、国として同じ重篤な病を抱えているように、私には見えます
人間に、誕生から成長、そして体の衰えから死、という一生のサイクルがあるように、国にもそのサイクルがあるのかもしれません
国家なんてものは、腐敗して滅びれば、あとはまた違う国ができて栄枯盛衰を繰り返していく。。。その過程があるのかもしれません
そして、その国家の栄枯盛衰の中を生きるとき、人間はまた「何が国を強くし、何が国を亡ぼすのか?」について学ぶのかもしれません
すべての事象、出来事は、人間の学びのための材料にすぎない。。。。という考えかた。。。私は好きですね

考えてみますと、例外なく言えることとして、国が成長していくとき、その根底にあるものは「国民の民度の高さ」だと思います
それも、特に道徳心や倫理観が国民に備わっていることを前提とすれば、国を発展させる力は、その国民の「勤勉の精神」なんですね
「勤勉の精神」こそが、本当の「資本主義の精神」だと私は思います
これが失われたら、その国は衰退し崩壊するのですよ
いや、一つ大事なことを忘れていました。。。国が崩壊するためにはもう一つ条件がありまして、それは「国民の倫理観が崩壊している」
ということです。。。つまり、国民の倫理観と勤勉の精神が崩壊すると国は崩壊する。。。。これがまさに今現在のアメリカの姿ですね
こういうのが、「縁起の理法」と言いまして、言い換えると「原因と結果の法則」なのです

資本主義というのは、株式つまり資本金を集めて投資することで大きな利益を生み出す、という考え方で、それ自体は間違っていないと思います
お金には「集中させると大きな力を生み、分散させると力を失う」という性質がありますので、資本を集めることは理に適っているわけです
ところが、資本主義はそれだけでは駄目であって、その前提として「勤勉の精神」が必要なんです
これが無くなりますとね、要は皆が投資家になって、「誰かに頑張ってもらって稼いでください、そして利益を私に下さい」
という話になるわけです。。。これが行き過ぎているのがアメリカ社会で、株式配当がずば抜けて高いのもアメリカの特徴なんですね
要は、「勤勉などどうでもいいから、手っ取り早く安い労働力を使って稼げ」と、株主が経営者に命令をしてくるわけです
その結果として、人件費の高い、忠誠心があり勤勉な労働力をリストラして、安い労働者を不法移民でも何でもいいから使うわけです

一例として、最近、アメリカの武器弾薬不足が問題になっていますよね?これ、完全に原因結果の法則の結果なんです
彼らは、国を守るための武器一つ取ってしても、株主の意向で「安い労働力を使って高く商品を売らせろ」となるわけなんです
だから、以前にもこの日記で指摘しましたが、アメリカは、武器弾薬の製造コストが異様に高いわりに、製造能力が低いのです
武器製造企業からしても、「どうせアメリカ政府に買わせるんだから言い値でいいんだ」ということで、あぐらをかいているわけです
この体質、経営者なら分かると思いますが、一日や二日でどうにかなる問題じゃないんですね
武器弾薬製造能力に関しては、ロシアが素晴らしいんじゃありません。。。アメリカが腐敗してどうにもならないだけなんです
これだけはね。。。アメリカを牛耳るグローバリストやネオコンをもってしても、どうにもならない部分なんです
そもそも、勤勉の精神を否定して、金儲けだけを優先するネオコンに、ロシアの製造能力の高さの理由が分かるはずはありません(笑)

実例はまだまだあります。。。中国の経済成長にしたって。。。結局は資本主義経済を取り入れたところ、経済成長途中で完全に頓挫しました
国民に「勤勉の精神」を植え付ける事ができなかったことがその理由でしょうね。。。だから不動産バブルでみんな破産した(笑)
彼らには根本的に「モラル」となる道徳や宗教心も欠けていましたからね。。。もう経済成長に向かう事はおそらくないでしょう
バブルの崩壊は、多くの国民に「心の傷(トラウマ)」を植え付けましたから、そう簡単に立ち直ることはありません
これから中国にあり得るのは、「強盗の経済学」だと思います。。。他国の富を奪いに来るでしょうね

そして日本ですが、悲しいかな、日本ももはや「勤勉の精神」という言葉そのものが化石化し
下手をすれば勤勉という言葉がパワハラとして、コンプライアンス違反となって、取り締まられることになるかもしれません
そんな国になって、どうやって国を繁栄させていくというのでしょうか?
MMTで、せっせとお金を刷りますか?
お金は発行できても、国民の勤勉の精神は発行できません
お金を発行すればみんな豊かになって、経済はうまく回るんだ。。。そう考える人がMMTを信奉している人には多いですが
縁起の理法から言えば、「お金をたくさん発行すると人間は勤勉になる」は、成り立たないんですよ
だから、MMTには、根本的に間違いと勘違いがあるんです
むしろね、お金を刷って、政府が低所得者に分配し始めると、どんどんモラルが失われていく結果に、おそらくはなるでしょう
それが「縁起の理法」というものです。。。人は働かないで他人から施しを受けることに慣れてくると、道徳心を失っていくんです

私が見るに、もうアメリカというバベルの塔は、崩壊がかなり進んでいます
もう手遅れでしょう
でも、そのバベルの塔の崩壊の時こそ、残された国々は、新たな一歩を踏み出せるのです
そのためには、「アメリカは何を間違えたのか?」を、しっかり研究し、後世に教訓として残さなければなりません
国が生き残れるかどうかは。。。。すなわち、宗教心からくる勤勉の精神を取り戻すこと。。。これが日本に残された「復活への唯一の道」であると
今日は結論として申し上げておきたいと思います

それではまた
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普遍的正しさについて

2023-10-24 03:10:20 | 政治
これは独り言です
西欧諸国は、かつてないほどに、ボロボロに壊れつつあります

アメリカでは、司法権が権力者たちによって武器化されています
アメリカでは、無辜の国民が自分たちの信ずる大統領候補を応援するだけで、犯罪者の烙印を押されるような国に成り下がりつつあります
また、権力者に都合の悪い大統領を弁護したというだけで、その弁護士は、ありとあらゆる犯罪をでっちあげられる国になりました
数日前、トランプ元大統領を弁護したシドニー・パウエル弁護士は、様々な罪状によって起訴され
脅迫と重圧に耐えかねて、有罪を受け入れ、司法取引に応じたそうです
それによってパウエルはトランプ元大統領に不利な証言をすることを司法取引で約束したそうです
もはやアメリカでは、司法判決が簡単に金で買える世の中であるようです

イギリスでも、言論の自由はなくなりつつあります
イギリスでは「オンライン安全法案」というものが審議されており、国王の署名まであとわずかとのことです
この法案は、主に政治的発言において、あいまいな基準によって自由な発言が厳しく取り締まられる可能性の高い法案です
イギリスではすでに、パレスチナ人民を支持することを表明したイギリス元外交官が、その発言が「テロ対策法違反」だとして逮捕されています
逮捕された元外交官はクレイグ・マレーという人で、こちらの記事に詳細がのっています
マレー氏はX(Twitter)に「イスラエルの残虐行為は国際法違反だ」と投稿したことが逮捕のきっかけになったようです
イギリスのリシ・スナック現首相は、ハマスの作戦実行後にハマスを支援した人々は「責任を問われる」と述べています
イギリスは迂闊につぶやくことさえできない社会になりました

日本だって、国家非常事態法が施行されたあかつきには、本当のところ、何が起こるかは分からないんですよね
日本で仮にテロが起きたとして、私のように、イスラエルにやや批判的なことを書いていると「テロを支援している」と言われかねないわけです

ここからは本当に私のボヤキであり、個人的祈りですから、お嫌いな方は、本当に本当に、完全無視してくださいね

こうしてみているとですね、「正しさ」って、誰が決めるんでしょうかね?
アメリカでは、いま、特に政治絡みでは、司法判決は金次第です
イギリスでは、ハマスの言い分を支持してイスラエルを批判すると「テロ支援の罪」に問われるわけで
結局はイスラエルを応援し、支持している人が正義を決めるという事になります
私は。。。普遍的な正しさって、あると思いますよ。。。でも、普遍的な正しさは金では買えないはずなんです
私の知っている限り、普遍的な正しさは、人間の本来生きていた世界。。。霊天上界にあります
ここは、すべて神の心による基準によって、善悪が判定される世界です
人間には100%正しい人、100%間違った人、というのはいませんから
霊天上界においては、結局のところ、その人間の生き方。。。思いと行い、思想において、善と悪、どちらが多かったかで判定されます
その神による善悪の判定基準を、この地上に説き下ろすことのできる人こそ、救世主とか仏陀とか言われる人なんだろうと思います
メシア。。。と言われる人ですね

私はね。。。イスラエルの人もキリスト教徒もイスラム教徒も、みんなメシアを誤解していると思います
メシアというのは、自分たちに都合の良い人物じゃないんですよ
ユダヤ人だけ人間扱いして他の者は動物と同じ。。。こんなことを説くのはメシアでも神でもない、それは悪魔そのものです
ユダヤ教徒以外は動物だなんて言っているのは、はっきり言って、悪魔に洗脳されているのと同じです
普遍的な正邪って、自分たちだけに都合のいいものじゃありません
メシアって。。。指導者になるべき人ではあるけれども、本当は教師そのものなんですよね。。。人類の教師なんです
人びとを強制的に縛ったり自由を束縛したり、そういうことはしないんです
意見が違うからって、相手を傷つけたり殺したりしないんです
あくまでも、普遍的な正しさの基準を説き、人類を教化する人なんです。。。それがメシアなんです

本当に本当に、今という時代にこそ、メシアは必要です
どうか主よ、お帰り下さい。。。私たちのもとにご帰還ください
人類が、本当にメシアを必要とするその時に、どうかわたしたちのもとに、ご帰還ください
それが仮に明日であっても、10年後、20年後であっても、私は主のご帰還を、心からお待ち申し上げます
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神を信じる者を救おうとしているのが究極の神。。。その結論から見たユダヤ教問題

2023-10-22 01:41:49 | 政治
今日はイスラムでもハマスでもなく、「ユダヤ教問題」と題しました、それには理由があります
別の機会には「イスラム教問題」を書くこともあるかと思います。。。それは、ユダヤ教にのみ問題があるわけではないからです
きょう、「ユダヤ教問題」と題して日記を書こうと思った動機は一つ
ハマス-イスラエル問題の本質は宗教問題であり、もう一段階掘り下げていくと、その結論は「メシア問題」に集約されるからです
「ユダヤ教徒たちが「メシア」を誤解したところから、すべての問題が発生している」というのが、私のきょうの日記の結論となります

ユダヤ教徒の間には、長らく「メシア信仰」があります
元々、メシアという言葉は古代ヘブライ語の「油をそそがれし者」という意味であり、古代イスラエルでは王に香油をかけ洗礼の儀式をしたことから
「油をそそがれし者(マシア)」がメシアとなり、メシアのギリシャ語読みが「クリストス」であることから、メシアの別名はキリストとなりました
マグダラのマリアが香油に浸した髪でイエスの足をぬぐい祝福したのも、イエスをメシアであると認めたからにほかなりません
ユダヤ教では、まあメシアは預言された救世主という意味ではあるのですが、どちらかというと、ユダヤの王として民を率い
ユダヤの民を救い出す存在となる、という意味合いが強かったわけです。。。モーゼやソロモン王やダビデ王のように。。。ですね
ユダヤの民の中では、長らくサドカイ派という司祭階級からメシアは生まれる、という信仰があったため
サドカイ派からも、知識(学者)階級であるパリサイ派からも、イエスはメシアとは認められなかった、といいます
特に、「愛の教え」を説くイエスは弱弱しく、司祭階級から見て、救世主としてユダヤの民を率いる王のような存在には思えなかったようです

キリスト教の聖書解説などによると、イエスは人類の罪を背負い、自らが血を流すことで人類の罪を洗い流してくださった
という説明がなされることが多いようです。。。ですが私はキリスト教の牧師さんらとは見解が違います
イエスの教えを見ると、当時のパリサイ派の律法学者の言うように、モーゼ五書を厳格に守ることのみを重視する聖書解釈中心主義や
サドカイ派のようにローマと結びつき、権力を重視して司祭の権威を重視する権威主義など
権威や権力に固執する派閥に関係なく、隣人愛や自己犠牲の精神の大切さを説いています
イエスは、身分に関係なく隣人への愛を説き、愛に生きるためには自己犠牲もいとわない。。。そうした姿勢を見せているのだと思います

要するに、形や権威だけに固執して、本来の神の教えが分からなくなったユダヤの民たちに
究極の神の教えとして「隣人を愛すること」を教え
「自らの命を犠牲にしてでも神の教えを残す」という、究極の愛を実践して見せたのだと思います
要は、ユダヤ教の教えが形骸化して、神の教えの何たるかが分からなくなったユダヤの民に、自らの体を呈して教えを説いたわけです
「目には目を」だの、憎しみを増幅させるようなことをしてはいけませんよと、イエスは教えたのです
これが、権威に固まったユダヤ教徒たちには分からなかった。。。イエスが本物の神の使途、メシアであることが理解できなかった
そして、イエスを捕まえ、十字架の刑に処してしまった時点で、彼らは「本物の神の教えを否定してしまった」わけです

要はですね、今も同じことが言えるわけですが、究極の神の教えは形じゃないんですよ
ユダヤ教とかキリスト教とか、イスラム教とか、そういう宗派でもないんですね
同じアブラハムを始祖にもつユダヤ人とアラブ人が、宗派の違いで争う事を神は教えていないんです
ユダヤの民。。。特にサドカイ派とか、パリサイ派とか、こうした権威主義に傾いたユダヤ教徒の国イスラエルは
イエス没後70年をもって滅ぼされ、マサダの砦にて滅亡の憂き目にあいましたが
神は当時もイエスという信仰の糸を垂らしていたのであり、その教えに従って真なる神の教えに気がついたならば
ユダヤの民はきっと、今とは違う歴史を紡いでいたはずだと思います
今はそのキリスト教にもたくさんの異物が混入し、権威主義となり、当時のイエスの教えが形骸化し、神の教えが分からなくなっています
要するに、神の教えは、その時代時代に、その地域地域に、その時の人類に相応しい形で、新たな教えを説く人が現れるわけです

シェイクスピアの名著で「ヴェニスの商人」という戯曲があります
実はこれを私が見たのは確か、小学校1~2年生の頃で、私の通っていた小学校に劇団が来て演じたのがこれでした
当時の劇の内容はまったく覚えていないのですが、心温まる演技が、とても印象にのこったことだけ覚えています
このヴェニスの商人に、悪徳ユダヤ人金貸しとして出てくるシャイロックという人物がいます
シャイロックはやむを得ない事情でお金を借りに来た知人アントニオに、「利子が払えなければ、お前の体の肉1ポンドを切り取る」
ことを条件としてお金を貸します。。。要はシャイロックはアントニオを殺したいほど憎んでいたわけです
最終的にはシャイロックはアントニオの命を奪おうとしていた罪によって死刑となり財産を没収されそうになるわけですが
アントニオは、キリスト教徒の「汝の敵を愛しなさい」という隣人愛の精神を見せ、シャイロックを許し、罪を減じるよう求めます
そして、シャイロックもまたキリスト教徒に改宗させられる。。。という物語なのですが
まあ、ゴリゴリマッチョのユダヤ教徒と、愛深きキリスト教徒の対比を上手く描いた作品ですね

ユダヤ教徒は、今から2000年前、確かにマサダの砦で滅びに至ったという悲劇があり
今度は決して滅ぼされない。。。。相手をせん滅してでも勝つ。。。そう決意していることは分かります
イスラエル軍の兵士たちは、それぞれ今も、マサダの砦において、「不敗の誓い」を立てるそうですからね
しかし、彼らには、この地上の命を長らえ、民族の生き残りに固執するあまり、異教徒の命に対する「許しの心」を忘れてしまっています
この寛容の心のなさが、実は他民族をして、迫害を加えさせている原因となっている。。。という風に考えるべきで
実は神の心もまた因果応報。。。原因と結果の法則は、すべての人類に平等である。。。という事を知るべきであると思います
相手への寛容な心や許しの心、愛の心を持てば、それは巡り巡って我が身に返ってくる
相手を憎しみ、相手への報復のみを考えていれば、相手からも報復を受ける。。。。これが人間の生きるこの世界の法則だと思います

今日は宗教的見地から、イスラエルーハマス問題を考えてみました
それではまた
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