トランプ大統領は、いまは内政に外交に、本当に忙しいことでしょう
昨日言いましたが、アメリカとロシアは、今後、国交正常化へ向けて前進していくと思います
「トランプ-プーチン会談は成果なし、トランプはプーチンに袖にされた」という意見がマスコミ中を踊っておりますが
まあはっきり言わしてもらうと、本当にくだらない、何を見てんだ
マスコミには出てこない会談の内容では、両首脳とも、平和と経済関係において、協力関係を構築することで意見が一致しています
プーチン大統領の要求は、一つ一つが細に渡っており、非常に具体的かつ緻密です
こういう細かい要求を相手に伝えるという事は、両国が本気で話し合いを始めた、という証です
何でこんなことがマスコミには理解できないのでしょうか?世論をこれ以上惑わすなよ、と言いたい
私はね、今回のトランプ-プーチン会談で、今後ロシアとアメリカが経済的にも結び付き、国際秩序の構築にもお互いが協力していく
そういう可能性を感じました
つまりね、いまどうしようもないように見える中東情勢だって、米露が協力し合えば、新しい中東の新秩序が生まれる可能性がある
そう思うのですよ
突拍子もないと思われるかもしれませんが、イスラエルとイラン、この2国に対し最大の影響力を持つ両国が協力すれば
もしかしたら中東は今よりはるかに安全になり、将来的な和平への道が開けるかもしれません
その話は後日できることをお祈りして。。。それはさておき、本日の本題ですが
今日は、トランプ革命を理解せよ、というお題ですけれども
私はいま、とてつもないチャンスの時代が来た、と思っています
トランプ大統領はアメリカに革命を起こそうとしています
それも、トランプだけが起こす一人革命ではなくて、トランプの政策によって「アメリカ人の意識改革がこれから起きる」ということです
これはアメリカ人の意識改革なんです
ほとんどの日本人は、そのことに気がついておりません
日本人は、これまで30年以上の低迷の時代を生きてきて、経済が成長するという感覚を忘れ果てています
経済成長は、実は国民の意識改革に成功すればできる、ということを、トランプ大統領が証明することになると思います
意識改革の身近な例をあげましょう
例えば、日本には「106万円の壁」、というものがあります
これは年収106万円を超えた人には「社会保険への加入」が義務付けられるというもので
これがあるがゆえに、世の共働きの世帯の多くが、収入を増やせなくなっています
社会保険というのは、一種の税金です。。。年収106万円を超えると、この税金が重くのしかかってきます
しかもそれだけではなくて、雇い主の企業側も、106万円のパートさんのために、重い社会保険を負担させられるわけです
トランプ大統領がもし日本の首相なら、こんな壁は即刻廃止するでしょう
なぜなら、この106万円の壁は、人々の勤労意欲を削ぎ、人を働かさないように縛る「規制」だからです
日本でこの「106万円の壁」が無くなり、共働きの主婦の社会保険加入が免除されたならば
たちまちにして、パートさんがどんどん働くようになっていくでしょう
これが「生産性の向上」なのです
意識改革というのは一事が万事、世の中にある「人を働かさないように縛る規制」を取り除くことで
起きてくるものなのです
例えば、運送業を縛る運転手の残業規制も、これは働く意欲を根底から削ぎ落すものです
「残業ができずに稼げない」
この事実が、どれほど長距離運転手の勤労意欲を低下させているか、そして運送業の生産性を低下させているか
これを国土交通省の役人は理解できません
運送業の生産性低下は即、運送コストの上昇につながります
つまり、政府の働き方改革という事実上の規制が、流通コストを押し上げ、インフレを引き起こしているとも言えるのです
トランプ革命というのはつまり、「逆働き方改革」なのです
いらない規制を取っ払って、もっと働いて稼げるようにすることで、人々の勤労意欲と収入をあげようというものなのです
これこそ、私が以前より主張している「小さな政府」による意識改革です
税金は安く、政府は小さく、です
国は、国民が安心して暮らせるように、他国から国民の権利と安全を守ることに徹するのが仕事です
国民のやる気をそぐような規制が、日本には多すぎます
税金も高すぎます
トランプ革命を手本として、日本人の意識改革が進んでいくことを切に祈ります
それではまた次回