安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

金価格が10000円/gを突破しましたね

2023-08-31 02:34:35 | 政治
この金価格の値上がりは、やはりBRICS加盟国が確定し、加盟希望国が増えていることが関係しているのでしょうか?
逆にアメリカにおいては、大統領選を巡り、様々な混乱の中にあるようです
これから1年以上の間、アメリカは大統領選の熾烈な戦いが行われるわけですが
私の予想では、バイデン氏は選挙対策のためにも、いまさらウクライナ支援をやめられないでしょうし
大統領選が終わるまで、ウクライナに負けを認めさせることはないだろうと。。。ダラダラ戦況を引き延ばすだろうと予想します
そして、今はバイデン政権も中東のサウジやUAEに対する石油取引のイニシアチブを回復しようと躍起になっていると思いますが
悪いことに、ウクライナに対する過剰な軍事支援が祟り、おそらくは中東にまで米軍を派遣する余裕がなく
中東諸国、とくにイスラエルやサウジへの影響力を回復するのは、もはやバイデン政権には、無理なのではないか?とさえ思います

私が思いますに、いまのバイデン政権には、かつてのキッシンジャーのような腹の座ったネゴシエーター(交渉家)がいないと思います
聞くところによると、ブリンケンはただの頭のいい秀才型のエリート官僚だと言いますし、習近平からも舐められているところを見ると
彼に中東諸国の王族指導者との交渉は難しいと、私は率直に思います
キッシンジャーは、確かにあまり日本人受けする人ではありませんが、やはり交渉は「人」次第なところがあり
最近の(昨年からの)、キッシンジャー氏のウクライナ関係の提言を、バイデン政権の閣僚がもっと素直に聞く耳を持っていれば
今のようなアメリカの世界的影響力の凋落は避けられたのかもしれません
それだけに、大国が亡びる陰には、「人材の枯渇」というものがあるのだな、と感じます

話は変わりますが、日本政府は、事ここにきても、「ガソリン価格を170円に抑える」とか言っていますし
政局に大局観がなく、人材がいないのは日本もまったく同じですね
要は、中東がBRICSに近づけば、おのずと日本と中東の関係は怪しくなります。。当然、石油価格がどうなるかなんてことは
時代の流れとして読めていて当然だと思うのですが。。。。ここへきてもまだ、アメリカべったり、バイデンべったりの岸田には
本気で総理をやめて欲しい(できれば死んでほしい)とさえ思います
まあしかしながら、日本にも、かつての後藤田正春氏や田中角栄といった、腹の座った政治家がいないのは事実ですし
もう誰が総理になっても、この国の舵取りはできそうにもなく、漂流することは避けられないでしょうね

「人」と言えば、私がここ数年見ている限り、世界にこの人あり。。。という人物は、やはり「ウラジミール・プーチン」でしょうね
ウクライナ問題が表面化する以前にすでにアメリカの戦略を読み、見事に返し技を用意して、「反アメリカ」連携をつくったその手腕
本当に見事だと思います
トランプ氏も見事な「人」なので、来年、アメリカの大統領として選ばれて欲しいと切に思います。。。が
恐らく来年のアメリカは、国が完全に二つに分断化され、南北戦争以来の内戦状態に陥ることもあり得る、と、私は思っています
よしんばトランプ大統領が返り咲いたとしても、すでにアメリカはボロボロになっている。。。というのが私の予想するところです
日本にとっては、来年以降、本当に試練の連続になることが予想されます
国がボロボロになれば、もはやなりふり構わないでしょう
日本には、あらゆる意味の要求がつきつけられてくると思います。。日本はアメリカの借金を払うことになることはほぼ確実です

原油高、通貨(為替)の暴落によるインフレ、台湾有事
ちょっと考えただけでも、この日本が生き残れるかどうか?という状況が来るだろうことが想像できますね
私たちにできる事は。。。もはや甘い考えを捨てる事。。。政府が何とかしてくれる。。。なんてことを考えないこと
できる限りの情報を集め、自分で生き残るすべを選び取ること。。。これしかありません
今のうちに、円資産をある程度、現物の金や宝石に換えておく。。。なんてのもいいかもしれません
アメリカ株とか。。。もはや危なくて買える代物ではありません。。。日本株も同様です
いま、状況はさらに悪いことになっている。。。。嵐に備えるべき
それを本日の結論としたいと思います
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トム・クルーズ。。。マイノリティーリポートが面白かった

2023-08-25 02:23:01 | 政治
マイノリティーリポートという映画をご存じでしょうか?
私は前に一度だけ見た記憶があるのですが、ほとんど内容を覚えていませんでした
ネタバレを避けるため結末まではお話ししませんが、昨日、あらためてこの映画をじっくり見たのでその感想的なものを書きます
内容としては、未来予知によって殺人などの犯罪を事前に察知し、犯人を「未然に逮捕する」権限を持つ「犯罪予防対策班」に務める主人公が
ある日未来予知システムによって、主人公が殺人を犯してしまうという犯罪警告を受けてしまいます
彼(トム・クルーズ)は、同僚の対策班たちや司法省の追っ手から逃げまわりながら、なぜ自分が殺人を犯さなければならないのか?
その事の真相に近づいていく、という物語です

私はこの映画を見て、正直寒気がしました
何が怖いって?その未来社会では、あらゆる人の網膜の光彩データが、その人のIDや犯罪歴「その他の個人データに紐付けられ
乗り物に乗るのも、どこかへ買い物に行くのも、どこかの施設に入るのも、すべて網膜のスキャンを受けて個人を特定されてしまう
というところです。。。。これは洒落にならないぐらい恐ろしいと思いました
監視社会の姿を理解するには、この映画は最適でしたね

そしてこの映画には私にとって、様々な課題と言いますか、重要な教訓が込められていました
まず第一に、人間社会にとって、安全安心であることは重要なことではあるのですが、それと同じぐらい大事なものは、「自由」だと私は思うのです
特に、人が心の中で考えること、これを制限することは、大きな過ちを含んでいると思います
マイノリティーリポートの「犯罪予防対策班」は、まあ極端な表現でもあるわけですが
現実に罪を犯していなくても、犯そうとした時点で罰せられるという事になりますと
これは「個人の内心の自由」に対して、政府が制限をかけることができる。。。という事なのですよ
要するに、心の中で具体化して計画を練っただけで現実の罪になるので、「考える事すら許さない」ということなんですね
これ、一見犯罪抑止の効果があって良いように見えるわけですが、逆に「自由」が大きく損なわれることになると思います

マイノリティーリポートを見ていて思うのは、ハリウッドで映画を作っている製作スタッフはもとより、一般的アメリカ人は
「記憶は脳の中にある」と思っているような気がするのです
この映画では、未来予知をするのは三人の特殊能力者なのですが、この三人の能力者が見た映像を
最新鋭の機械を使って脳の中から読み取って映像化する。。。そんなシステムなので
脳の機能を解明した未来システム。。。という事らしいのです

私が率直に思うのは、キリスト教徒の多いアメリカ人ではあるのですが、クリスチャンであっても、魂とか霊とかはよく分からないのだろうと思います
物理的な脳の機能の中に、なぜ未来を読み取る能力があるのか?それが全然分かっていないようなんですね
実際には、未来の記憶など脳にあるわけもなく、これは霊的なものを理解しない限り、物理的現象として説明するのは不可能です
そもそも過去の記憶であっても、それが脳の中にあるわけではないんですけどね。。。コンピューターの記憶媒体と勘違いしています

私が何でこんな話をしているかといいますと、それにはまあ理由があります
一般的な、信仰深い人も含めた平均的アメリカ人は、実のところ、唯物論に大きく毒されいていると私は思うわけです
唯物論的な考え方が強くなると、「社会の安全確保や犯罪抑止のためには監視を強化するべき」という方向に向かいがちになります
だから、網膜の光彩データを使って、一人一人のIDデータを監視する。。。みたいな発想が出てくるわけです
これは中国の監視システムや日本のデジタル庁の発想もすべて同じで、「他人を管理・監視する」という発想です
そのためにAIでシステムをコントロールし、「一人一人の行動が、ルールを逸脱したものになっていないかを監視する」
ということになります
これを具体的に考えてみますとね、例えば、LGBT法案に違反していないかをAIが監視するとどうなるか?
それはね。。。女湯に入ろうとする男性の侵入を阻んだ温泉の従業員の方が処罰の対象になってしまうわけです
これは極端な例ですが、AIが他人を監視すると、人間が恣意的に作った法律によって人間の行動が縛られることになるわけです
分かりにくかったですね。。。
つまり、人間の作った法律が、たとえどんなに矛盾していようとも、監視技術は、その矛盾した法律を人間に適用しようとするわけです
結局、AIに善と悪の判定はできないわけで、それをするのは人間が恣意的に作った法律でありルール。。。ということになるわけです

私は、マイノリティーリポートをあらためて見ていて、宗教的真理がどうして大切であるのか?それを深く考えさせられました
結局こういうことなのですよ
実は、人類の倫理観を育んできたものは、AIでも法律でもない、宗教的な普遍的真理であったわけです
キリスト教やユダヤ教では聖書の教えであったり、イスラム教のコーランであったり、仏教では仏典であった。。。儒教も入るでしょうか
「汝の隣人を愛しなさい」という言葉一つをとってみても、AIにはなぜそれが正しいのかの理由は分からないわけです
唯物論的にみて、人間が機械の延長なら、ルールを逸脱する人間は「不良品」ですから
それを監視し、場合によってはそれを排除することが正義になるわけです
ですから、監視社会はAI的に見れば正義であり正しいという事になる
これが嫌だというなら、人間は人間の本質をきちんと見直すべきですね
人間の本質は魂や霊というものであって、肉体は単なる魂の乗り物にすぎない
本来は魂としての人間が本質なのであって、だからこそ、AIとは違うルールが適用されるべきなのです

私は過去、何度も言ってきましたが。。。人間がまず学ぶべきは宗教的真理のはずです
人間の本質がなんであるかを知り、なぜこの三次元世界があるかの理由を知れば、人間が機械(AI)によって監視される社会が
どれほど愚かな試みであるかが分かるはずです
人間自らが、自分たちを価値のない機械だとみなして、それで納得できるのでしょうか?
デジタルデジタルと、昨今ではもてはやされ、チャットGPTが話題ですが
価値判断。。。特に人間の善悪の価値判断をAIにお任せするほど愚かであってはいけません
それを本日の結論としたいと思います
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BRICS新通貨について。。。大事なことを忘れちゃいませんか?

2023-08-21 03:53:31 | 政治
カズ石田こと石田和靖さん
国際情報ユーチューバーとして、近頃大変有名になられた方ですが
この方が最近よく話題に出していて、しかも世界の注目度がとても大きいニュースとして、BRICS新通貨というものがあります
石田さんがまた動画をあげているのでご紹介します


これから先の世界経済の流れは、確かにドルの影響力が徐々に落ちていって、アメリカが世界のスーパーパワーから転落する
それは、これから先の世界の大きな流れとして、ほぼ確定的なものとなるだろうと私は予測します
ですがそれはBRICS諸国が世界のスーパーパワーとして台頭するとか、そういうことを意味するものではありません
私は、ドルの価値はこれから「国力相応に(近く)なっていく」というのが、まあ実際の近未来ではないかと思います
今のUSドルは、実際には石油取引と連動していて、アメリカの実体経済以上に強いのだろうと思います

BRICS新通貨は、いま世界中で注目されているのだろうと思いますが、では、実際にドルのシェアをどんどん奪うようなことになるのか?
というと、まあそれはすぐには起こらないでしょうね
ユーロや円や人民元、ポンドなどとの兼ね合いで、徐々に伸びていくぐらいだろうと思います
なぜなら、BRICS新通貨には大きな問題点がいくつかあると思うからです

①新通貨はEUと同じ問題を抱えることになる
まず一つ目の問題として、BRICS新通貨は、運営主体が「誰なのか」というところが問題だと、私は思うのですよ
今のところ新通貨は、BRICS諸国間での相互取引に使われるとのことですが、では一体、新通貨を誰が発行するのか?ということが問題だと思います
自国通貨というのは、基本的に国家の主権と一体となっています
各国が自分で発行する権限を持つからこそ、その国の主権が保たれるのであって
通貨の発行権を他国や、場合によっては民間銀行にゆだねてしまった場合、弱い国であるほど、国家の主権が失われていくわけです
まさかBRICS加盟の各国政府に、好き勝手な新通貨の発行権限を持たせる。。。というわけにはいかないはずです
そんなことをすれば当然、「発行した者勝ち」になりますし、弱い国ほど新通貨を発行したがり、発行競争が起きます
新通貨の供給量が多すぎれば、当然通貨の信認を保てなくなり、急激なインフレが起きることになります
となれば、BRICS諸国間で新通貨の発行権限主体を決めることになりますし
そうなると、BRICS諸国の上に、EUで言うところの「EU委員会」のような上部組織ができて、その官僚組織がBRICS経済を牛耳る恐れもあります
当然、経済を牛耳りたい大国。。。ロシア、中国、サウジアラビアなどは、自分たちが発行量をコントロールしたいと思うでしょうね

要するに、BRICS新通貨を同じ経済圏の国が使えるようにすると、加盟国は増えると思いますが、各国のエゴでまとまらない可能性が高くなるわけです

②金(GOLD)の価値が跳ね上がり、結果、経済格差と地域格差が広がっていく
BRICS新通貨は金本位制を採用するとのことです。。。つまり、「金保有の裏付けがない限り新通貨は持てない」ということです
そうすると、新通貨は基本的に「商品通貨」としての色彩が強くなることが予想されます
まあ、ビットコインと同じですね。。。
①で書いたように、無秩序に発行ができず、金の保有がないと通貨が持てない。。。となると、基本的には通貨の価値は大きく上がるわけです
要は、発行量が少なく、また使用できる国が多いほど、通貨の価値が上昇し、新通貨の為替レートも爆上がりする可能性があります
ですがそれは、もう一つ困った問題を含みます
ビットコインなら、取り引きは1ビットコイン単位ではなく、0.0001ビットコイン、などという風に取引できるわけですが
新通貨も、そんな小数点以下の単位になるのでしょうか?
金本位制の一番の問題点は「経済規模が大きくなるのに連動して通貨量を増やさなければならないのに、そうすることができない」
というところにあります
要するに、新通貨で石油を買いたいと思えば、まずは新通貨を手に入れなければならないわけですが
新通貨自体が希少価値を持つことによって、流通しにくくなってくるわけです
アメリカが金本位制をやめた理由もまた、ここにあったわけです
世界貿易が増加していくにつれドルの需要も増えたわけですが、アメリカが金の保有量を維持できなくなった。。。
つまり、金はわずかずつしか増えないが、通貨の需要は爆発的に増えてしまった。。。
だからドルの発行量が増えすぎてしまい、ドルの価値を担保することができなくなった。。。ということです

BRICS新通貨は、残念ながら、経済規模が小さい国や資源の乏しい国にとって、「手に入れることが難しい通貨」となってしまい
貿易通貨として、「貧しい国ほど手に入らない」。。。ということになります
ある意味、ユーロは社会主義的なのに対し、BRICS新通貨は自由主義的で実力主義的なのかもしれません


まあ、BRICS新通貨において、考えられる問題点を二つほど列記してみました
大きな問題は、EUと同じように「小さな弱小国の連合体(互助会)」のようなことになると
強くて豊かな国から貧しい国へと富を分配するような、いわゆる社会主義的な方向へと行きやすくなります
逆に、金本位制によって通貨の各国保有量を金と連動させると
BRICSの地域経済圏を発展させるほどの通貨を流通させることができない可能性がある、ということになります
金の価格は跳ね上がり、世界経済にも影響がでることになるでしょうね

まあ、BRICS新通貨が金本位制を採用するなら、「今のうちから金を買っとけ」という話になるかと(笑)
まあ、複数国の統一通貨というのは、各国のエゴがぶつかり合って非常に難しい話なので、すぐに成功する。。。という風には思えません
それよりも今は、アメリカが自分の国の内部崩壊によってドルの価値がダダ下がりになりつつある。。。方が問題でしょうね
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日本に戦争の危機来たる

2023-08-17 02:17:20 | 政治
日本が戦争に巻き込まれる可能性が極めて高くなってきました
相次ぐ自然災害も、私にはなんとなく天の警告の意味が込められているような気がしてなりません

日本にとっての幸運は、日本にとって最大の脅威となる中国の経済状態が、もはや修復不可能なほど壊滅状態に陥っており
国全体に余力があまりないこと、そしてどうやら当の中国軍が、習近平総書記の意思に反して、台湾進攻に消極的であること
そして、台湾総督が中国軍に対して備えなければならないという明確な自覚をもって対処している、というようなところでしょうか
台湾軍増強のためのアメリカからの武器輸出も、残念ながら、ウクライナ支援というバイデン政権の誤った判断によって
相当な延期を余儀なくされているようです。。。そのぐらい、アメリカ政府はウクライナに肩入れしすぎております
未だにロシアに勝てると思い込んでいるのかもしれませんが。。。
自らの力を過信し、反省ができなくなって判断を誤るものは哀れです。。。未だにアメリカを世界一の国だと信じて疑わないのかもしれませんが
もはやアメリカも、将来的に来るであろう国の崩壊を避けることはできないでしょう
軍事力の神話が崩れた先には、世界に対する同じ影響力があるはずはありません。。。
アメリカ軍が、根本的に弱くなっていることにすら、政権内部にいる人たちには見えていないのかもしれません

残念なことですが、もはやアメリカという国の栄光は、二度と戻ることはないと私は思います
それは、アメリカに住む人々が、勤勉さを失ってしまったから
口は悪いが、ウォール街に代表されるように、どいつもこいつも、人を出し抜いて儲ける事ばかり考えている
人間として一番大切な徳目である「正直さ」と「勤勉さ」を失ってしまった
技術なんか、儲けた金で、会社を買い叩けばいくらでも手に入ると思っている。。。だから地道に研究開発して他社に勝つ努力をしない
こういう、他人から奪う事ばかり考える人に、地道な努力による繁栄など実現できるはずがありません
アメリカの繁栄を創ったのは、プロテスタントの信仰です
この信仰というものは、手放したが最後、簡単に取り戻すことはできないものなんです
信仰なんて、どうせ他人から「良い人」と思われるためのアクセサリーにすぎない。。。と思っている人も多いと思いますが
歴史の鉄則として、国の繁栄と宗教の繁栄は、およそ同時期に来るものなんです
宗教精神をないがしろにする国は、歴史的に見て、そう遠くない未来には必ず衰退していきます
アメリカの衰退は、おそらく、キリスト教精神の衰退と同時の出来事でしょうね

そしていま、危機を迎えている日本ですが
日本もまた、仏教精神、武士道精神という、日本の「大和魂」を失ってしまいつつあります
永田町は、日本神道の影響もあるのでしょうか?狸や狐、妖怪や天狗ばかりです
政治家は、人を騙し、ごまかし、偽ることばかり考えている。。。政治家はみんなそんなものだと思っている
日本もまた、古来から仏教や儒教によって育まれてきた宗教精神を失いつつあるわけです
これもまた、滅びに至る道だと言わざるを得ません

私は、率直に申し上げて、日本人はもっと精神的な価値というものを見直さなければいけないと思います
正直であること、勤勉であること、素直であること、自らの過ちを率直に反省できること
そういう人物を高く評価する精神的風土を、取り戻さないといけないんだと思います
嘘つきの政治家には票を入れない、自らの過ちを率直に反省できない政治家は次の選挙で落とす
こういうのが、民主主義の理想であって
「みんなが言うから、次の選挙も自民党に入れなあかん」なんていうのは、これは民主主義じゃない、衆愚政治なんだと思います
日本人もまた、「自らに金を配ってくれる政治家に一票入れる」とか、そういう我欲のための政治をやっているのだということ
それが、今の日本の危機的状況を呼び込んでいるのだということ
これを自覚しなければいけないのではないでしょうか?

民主主義は大事だという人は多いと思いますが、数の多い意見が正しいとは限らないのです
むしろ、人間の欲望を動機とする民主主義は、その判断が、政治の多くのところで間違いを生んでいきます
自分の利益になることが正義。。。こう判断した場合。。。日本はアメリカと同じ道をたどることになります
トランプ大統領の4度目の起訴の報道を見ても、あの国は「自分たちの利益のためには法も捻じ曲げる」というスタンスです
「法は公平なものであるべき」ではなくて、「数の多い方が正義なのだから自分たちが多数派になればいい」というスタンスです

結局、民主主義には宗教的真理の裏付けが必要、ということを今日の結論といたします
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神に愛される国、神に見放される国

2023-08-16 02:20:28 | 政治
ここ数回の日記で、個人的な霊的見解を含めた日記を書いたので、とても意味不明であったのではないかと思います
読んでくださっている方には大変申し訳ないのですが、私がこのようなことを言い始めた背景には、一つの思いがあるからに他なりません
その思いとは、「今地球は、”お立て直し”の時期に来ている」という思いです

個別の国で言えば、例えばアメリカがどうであるとか、日本がどうであるとか、ロシアがどうであるとか
それぞれの国にとっての正義とか理想の姿とかは当然ありますけれども
いまと言う時代は、それを超えた大きな変革が起きつつある。。。地球と言う星の運命そのものが今変わっていこうとしている。。。その端境期にある。。。
私にはそんな気がしてならないのです
これまでの世界の警察であったアメリカの地位がどんどん低下しており、逆に第三世界の台頭が始まっています
アメリカは国内から内乱状態に近づいて内部崩壊を始めているほか、ウクライナ戦争でロシアの後塵を喫し、軍事的な影響力も低下しています
今はアメリカ軍そのものが、ウクライナへの行き過ぎた軍事支援によって通常兵器のストックさえ不足して困っていることが伝わっています
ウクライナでは、ウクライナ軍は事実上ほぼ壊滅状態にあり、アメリカの軍事支援はほとんどロシアの攻撃の餌食になっているようです
このように、既存の権力や権威が崩壊しつつあります

そうしたことが如実にわかる動画があります
まずこれらの動画をご覧いただければ幸いです




この伊藤貫氏は、先日もトクヴィルの「アメリカの民主主義」について、非常に素晴らしい解説をしてくださいました
アメリカの民主主義というのは、とどのつまり、「数を取った者、数をとった意見が正しさであり正義である」
という政治形態だという事なのです
元々、ギリシャ哲学や、古代・中世ヨーロッパのキリスト教神学や哲学では、「神の説く普遍的な真理」が正義であり正しさだったわけですが
その「正義」の概念が、「民衆の多数決」に、完全に入れ替わってしまったのです
つまり、もともと旧約、新約の聖書や哲学書などに求めていた「正邪の判定」を、大衆の意見に求めるようになったのです
これが、いわゆる「アメリカ型の民主主義」です。。。今の日本も、このアメリカ型民主主義を正義と信じる人は沢山いるでしょう
しかしこのアメリカ型民主主義。。。とても脆弱なのです
なぜなら、このアメリカ型民主主義は、大衆の欲望や恐怖心をコントロールすることで、簡単に操作ができてしまうのです
つまり、世論をうまくコントロールする術(すべ)を持っている者が、世論を操り、正義の概念を書き換えてしまう事ができるわけです
その大変良い例の一つが、LGBT問題だと思います

今日は、「神に愛される国、神に見放される国」という題をつけた日記です
例えば、世界的な宗教は、実はすべて「他人に与える事」を「正しさ」として教えています
キリスト教では「汝の隣人を愛せ」という隣人愛を説いていますし、仏教では布施の功徳を説き、奉仕する生き方を美徳としています
つまり、代表的な世界宗教はいずれも、「他人に与える事」が正しいとして、聖書なり仏典で教えを残しているのです
それを読んだ後世の人々もまた、それに感化され、国民の倫理観が自然と備わっていったわけです
逆に、アメリカの民主主義を見てみましょう
アメリカの民主主義では、「国民の欲望」こそが正義になるのです
例えば、選挙でえらばれる政治家は、国民に補助金を支給した実績が多いほど、選挙で通りやすくなります
国民は政治家に「お金を配ること」「補助金を出すこと」を求め、政治家は国民の税金を使って合法的な賄賂のように国民にバラまきます
つまり、「他人に何かを求める事、要求する事」、これがアメリカ型民主主義の原理なのです
ですから、バイデンが国民に生活補助をたくさんばら撒いても、それが民衆の多数の支持を集めれば、それが正しいことになるわけです
ここですね、ここをよく考えないといけないのです
つまり、補助金やお金のバラマキをできる立場にある人が、国民の意見を金でコントロールできるわけです
この手法は、ナチスのヒトラーでさえ用いた、簡単な大衆扇動術なのです
権力や権限を持つ人間が、大衆の意見をコントロールできるようになる
つまり、正義は権力者がコントロールできるのです。。。この正義。。。普遍的なものと言えるのでしょうか?

宗教は民衆にも、「他人に与える事」「布施をすること」、これを求めました
アメリカ型民主主義は国民に「政府へ服従すれば欲望の一部を与える」ものなのです
両者は座標軸が正反対なのです
アメリカ型民主主義も、WASP(白人プロテスタント)が中心の時代は、大変倫理観に優れていました
それは、多額の寄付を祝福し、肯定する伝統があったことからも分かります
ところが、今のアメリカは非白人が多数を占め、信仰の価値観がだんだん崩れてきてしまっています
有色人種を否定しているわけではないのですが、今のアメリカは不法移民が多数を占め、生活保護を受け取る人々であふれています
カリフォルニアなどは、浮浪者の町と化していると聞きます
欲望の自由を正義とする信仰が立つと、こういうことになるのです

神に愛される国、神に見放される国は、見分けるのは簡単です
国民に信仰心はあるか?これを見れば、その国が神に愛される国かどうかは分かります
信仰心とは「神を信じる心」です
「欲望の自由(アメリカ型民主主義)を信じる心」ではありません
私は民主主義を否定する立場ではありません。。。しかしながら
民主主義には必要なものがある。。。それは「神への信仰」です。。。これが不可欠だと私は思っています
アメリカ型の民主主義も、国民にキリスト教福音派という信仰が立っている時は、問題は多くとも国としては比較的健全な部分がありました
では、日本には何の信仰がありますか?
日本の民主主義を担保するのは、残念ながら日本神道ではないだろうと思います。。。日本神道の信仰では無理ですね
これからの混乱の時代。。。日本にも本物の信仰が確立していくことを心から望みます
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