ウクライナ停戦問題を日本のメディアで見ていると、やはり残念な思いでいっぱいになります
例えばメディアは、「アメリカ側は解決を急ぎたい一方、ロシア側はできるだけ引き伸ばしたい」という見解です
しかし私はこれに異論を唱えます
本当は「ロシア側はできるだけ速やかに紛争を終わらせたい、アメリカも同じ、しかしそれを阻むものがある」
というのが本当のところであろうと思っています
ロシアがいま、紛争に北朝鮮兵を用いているのはなぜなのか?
その理由として考えられるのは、ロシア国内に”戦争に厭世的な雰囲気”が流れているからでしょう
ロシア国民に、無益な戦争で多くのロシア国民が死ぬことに対する嫌気がさしている
という事が理由だと思われます
よく日本や欧米のメディアで、「ウクライナの攻勢によって、ロシア側は北朝鮮兵に頼らざるを得なくなっている」
そんな論調の報道をよく目にしましたが、私は「本当はそうではないだろう」と、ずっと思っていました
ロシアは、「ウクライナ国内のロシア系民族の保護とその居留地の保護」という軍事作戦の目的の一つを
すでに早々と達成してしまっています
ですから、ウクライナ軍が戦いを望まなければ、ロシア側としても異論なく早々に和平に至った可能性は高い
私には、どうみてもアメリカとEU側が、すでに負けた戦争を強引に継続させてきたようにしか見えません
そして、いまに至っても、イギリスやフランスがウクライナに戦争を継続させようとしているように見えます
報道では、ヨーロッパ有志連合というのが、有志軍をウクライナに送る考えを示しているそうです
逆に、今回の戦争に至った経緯として、ロシア側が言っているのが
ウクライナがNATO入りし、NATOの軍がウクライナに駐留することは、当該地域の安定を損なう
というものです。。。
バイデンはウクライナ戦争の前、NATOの核ミサイルをウクライナに配備しようとしていました
その具体的な計画がありました
ウクライナへの核ミサイルの配備というのは、ロシア側から見れば軍事的な脅威になります
かつてキューバ危機でキューバを海上封鎖したケネディーのように
絶対に核ミサイルなど持ち込ませない。。。それがプーチン大統領の本心だと思うし、それは正当な防衛意識です
ですから、ヨーロッパ有志軍をウクライナに駐留させるという事は
ウクライナのNATO入りの場合と、構図的にまったく変わりません
ヨーロッパ有志軍がロシアに軍備を向けてくることに変わりはないのです
そこに核ミサイルが持ち込まれない保証はどこにあるのでしょうか?
もし、有志軍が核を持ち込み、ゼレンスキーが強硬姿勢を変えない場合はどうなるのか?
プーチン大統領の懸念は当然なのです
もし、ヨーロッパ有志連合が軍を送り、ウクライナに核が持ち込まれた場合
その時こそ、本当に「第三次世界大戦」の危機になります
メディアはそのことが分かっていて、有志連合を持ち上げて報道しているのでしょうか?
私の考えとしては、トランプ大統領とプーチン大統領の本音はほぼ一致していると思います
トランプ大統領は、プーチン大統領の示している条件を「正当な要求」として受け入れているはずです
それは、トランプ大統領はフェアな精神の持ち主なので、「自分であってもそう要求する」と思っている以上
相手がその要求をすることに理解を示すはずです
事態をややこしくしている元凶は、スターマーとマクロン、そしてゼレンスキーです
ゼレンスキーは当事者なので意味も分かりますが、スターマーとマクロンの二人。。。。
もういい加減にせいよ、と言いたいです
ヨーロッパ有志連合がゼレンスキーを後押ししなければ、今頃はすでに和平に向けて動いていたでしょう
何が正しくて何が間違いか。。。これを見分けるのは難しいですね
それではまた
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