皆様、お久しぶりです
今日は三橋貴明氏のについての日記を書こうと思い立ちました
というのも、氏がトランポノミクスを全く勉強もしないで、「リバタリアンであるトランプ政権はこうする」
と、勝手な推測を立てて、勘違いをもとに解説をしているからです
解説を聞いてて、本当に、「この人はダメだな」と思いました
リバタリアンに対する憎悪で、経済学の中道を逸している感があります
まず、三橋氏は「よその国に関税をかける交渉をどんどん進めて、アメリカ国内もインフレになる」
みたいなことを言っておりますが、まあ、計画経済型(ケインズ系)の経済学者の言いそうなことです
まず、トランプはアメリカ国内のエネルギー問題から自由化し、石油・天然ガスの国内生産を増やして
エネルギー価格から国内インフレを解決していこうとしているわけですが
これはおそらく、来年以降、世界のエネルギー価格を安定させる方向に行くと思われます
バイデンはいびつなグリーンエネルギー推進で、アメリカの石油産業に多くの規制をかけ
アメリカをエネルギー輸入国に落とし入れました
また、ロシアを経済的に封じ込める作戦をとり、それによって、かえってBRICS諸国が連携を強め
アメリカの影響力を極端に落としました
その結果、EU諸国にも、ロシアの安い天然ガスが入りにくくなり、エネルギーインフレが起きました
「リバタリアン政策では、公共工事を削減して政府がお金を使わなくなる」
みたいなことを三橋氏は言ってますが、全くの勘違いです
違うんですよね。。。
トランプの考え方というのは、基本的にこういう事です
国民が勤勉に働くようになるためにお金を使い、国民を過度に庇護して怠けものにする政策にはお金を使わない
働けば働くほど豊かになり、政府の援助に頼ろうとするものは貧しくなる
安い税金で国民の「働き甲斐」を高め、補助金や助成金のたぐいをカットして「働かなくても食える人を減らす」
勤勉こそ豊かな国の国民のあるべき姿であって、福祉に寄りかかる国民が蔓延する国は貧しくなる
だからね、トランプは単なるケチな政府を目指しているんじゃないんですよ、それが分からないのかね?三橋氏は
残念だけど、トランポノミクスという本を読んで勉強することをお勧めしたいですね
もう考え方が「大きな政府=正しい」で固着してしまっているから難しいかもしれませんが
影響を受ける人が一人でも減ることを祈ります
本当は日本にこそ、トランプイズムに流れる哲学が必要なんですけどね
それではまた