先日紹介しましたスライドレールの取り付けですが、
本日、抽斗(ひきだし)への取り付け作業を行いました。
今回使用しましたものは、三段引で、脱着可能タイプ ↓
三段の内、インナーレールを引き抜いて、抽斗へ取り付けます ↓
写真では判りづらいですが、ネジ取り付け用の穴の形には、
丸い穴と、上下に楕円の形をした2種類があります。
取り付け手順としましては、最初に楕円の穴にネジを仮止めしてみて、
本体に組み込んでみてみます ↓
抽斗を本体へ入れてみて、上下の隙間具合を確認してみます ↓
すべての抽斗(3つ)を横から見てみて、
先ほどの楕円のネジ取り付け穴を利用して、ネジを少し緩めながら、上下のズレを調整します。
位置が決まったら、丸い穴の方へ、ネジの本留めをすれば取り付け完了。
微調整できるので助かります。
ちなみに、本体側へ取り付けるアウターレールの方には、
前後に微調整できる楕円の仮止め用のネジ穴があります。
これによって、取り付けの際には、前後と上下の調整ができる訳です。
但し、左右には調整できませんので、ここは精度よく本体と抽斗を製作しなくてはなりませんね。
無垢の木は、家具になった後でも、気温・湿度など周りの環境変化によって、
収縮を繰り返し、動いたりしますので、このような金具でカバーする意味もあります。
金具の進歩と普及により、手軽に、そして快適に使用できるのは有難いことです。