福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

看板彫り込み文字の塗装 その後

2013-12-16 22:54:26 | 日記
大変だった文字の塗装が終わって一息。

乾燥させて翌日のこと。

文字をよく見てみると、

無数の気泡を確認。

まるでクレーターのよう。

遠目には目立ちませんが、これはNG。


気泡の原因を考えてみる。

そういえば、何度も何度も塗料の入っている缶を、

棒でかきまわしながら使っていたのを思い出す。

空気がたくさん入ってしまったのでしょう。

かきまわすのも、空気が入らないように気をつけねばいけません。


気が重くなりそうになりましたが、潔くやり直しで、再塗装。


またその翌日。

もう間違いないでしょうと、文字を確認してみると ↓





しわがよっています。



おまけに、まだ気泡も少し残っています ↓






二回目の塗装ということで、やや薄めに塗ったのが裏目に出たのか?

それとも、乾燥が早く進んでこうなったのか?



この12月納期である、いくつかの納品アイテムが溜まっている最中、

忙しくて、焦りはじめている自分の精神を落ち着かせようと、

だましだまし、心の状態を悪くならないように保っていたのですが、

とうとう、プチっと糸が切れる。


しばらく落ち込み、

他の仕事をするも、どうも焦って、手元が狂いがちになる。

これではいけない。

こんな気持ちでは、いい仕事ができない。


落ち着け、落ち着け。

まだまだ大丈夫(本当は全然大丈夫ではありませんが)。


ただ、焦る気持ちに、心を任せてしまっては、悪循環になる一方。

焦っている自分を冷静に見つめてみて、

何に焦っているのか、

本当にそれほど深刻なことか?

この状況を打開するには、どのような心の持ち方にすればよいのか?

この先、どういう段取りで、スケジュールをこなしていけばよいのか?

気持ちを前向きに保つよう心掛け、

落ち着かせる。



今夜は残業ということにして、自宅に持ち込んで、またまた塗装作業。

何度も塗っているので、1・5mmに設定した彫り込み深さが、

塗料で埋まってしまいました。

看板が朽ちても、この文字だけは残りそうです。



コメント
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