屋久杉の搬出にトロッコを使って、
下り勾配の森林軌道をブレーキのみで降りてくる、昔の映像を屋久杉自然館のビデオ映像で何度も見たことがある。
崖っぷちの細い線路の上を、小さなトロッコに、見るからに積載オーバーともいえる、何トンもあるような巨木を載せ、
その上に馬乗りになった乗り手が、手綱のようなロープで制動しながら?おりてくるのである。
屋久杉自然館に展示してあるトロッコ ↓
ビデオでは、手綱のようなロープでブレーキをかけて、脱線しないように速度調節しているのですが、
実際にどのような仕組みになっているのかは知りませんでした。
今日、まじまじと実物を観察してみると、
手綱のロープは一つの滑車につながっており、
その滑車は二つにつながり、金属製の棒に接続されている ↓
(一番下のロープは制御棒に結んで止めてありますが、これが乗り手が引っ張るロープと思います)
その棒は車輪近くのフレームにL型に通っている ↓
L型の金属棒の先には角材がついており、その位置が丁度車輪の前に配置されていることからようやく気付きました ↓
まさかと思ったのですが、この角材がブレーキパッドの役割をしているようです。
つまり、馬乗りになっている乗り手がもっているロープを引くと、
滑車を通して二本の制御棒が均等に動き、これが車体フレームを軸に、
てこの原理で木製のブレーキパッドが車輪に押し付けられて制動する仕組みとなっていると思われます。
なるほどです。
ブレーキパッドは現地調達でき、木製ですから車輪の摩耗も少なく済みますね。
一つ疑問が解けました。
ブレーキがあるのは片側のみで反対側にはブレーキは無いようです ↓
里まで下りたトロッコは、気動車で山の上まで引っ張っていきます ↓
下り勾配の森林軌道をブレーキのみで降りてくる、昔の映像を屋久杉自然館のビデオ映像で何度も見たことがある。
崖っぷちの細い線路の上を、小さなトロッコに、見るからに積載オーバーともいえる、何トンもあるような巨木を載せ、
その上に馬乗りになった乗り手が、手綱のようなロープで制動しながら?おりてくるのである。
屋久杉自然館に展示してあるトロッコ ↓
ビデオでは、手綱のようなロープでブレーキをかけて、脱線しないように速度調節しているのですが、
実際にどのような仕組みになっているのかは知りませんでした。
今日、まじまじと実物を観察してみると、
手綱のロープは一つの滑車につながっており、
その滑車は二つにつながり、金属製の棒に接続されている ↓
(一番下のロープは制御棒に結んで止めてありますが、これが乗り手が引っ張るロープと思います)
その棒は車輪近くのフレームにL型に通っている ↓
L型の金属棒の先には角材がついており、その位置が丁度車輪の前に配置されていることからようやく気付きました ↓
まさかと思ったのですが、この角材がブレーキパッドの役割をしているようです。
つまり、馬乗りになっている乗り手がもっているロープを引くと、
滑車を通して二本の制御棒が均等に動き、これが車体フレームを軸に、
てこの原理で木製のブレーキパッドが車輪に押し付けられて制動する仕組みとなっていると思われます。
なるほどです。
ブレーキパッドは現地調達でき、木製ですから車輪の摩耗も少なく済みますね。
一つ疑問が解けました。
ブレーキがあるのは片側のみで反対側にはブレーキは無いようです ↓
里まで下りたトロッコは、気動車で山の上まで引っ張っていきます ↓
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