この公演の再演の話を聞いたとき、
こんな暗い話を何も今しなくてもいいのに・・・・、
と、思った私。
たしかにいい話なんだけど、誰も幸せにならない結末は
苦しくなってしまう。
と、こんなことを思っていたので、なかなか観劇する気に
ならなかったのだけど、観た人が「やっぱりいい話だよ~」と
話してくれたので、やっぱり見ておこうとお出かけ。
タイトルのアルジェはアルジェリアのこと。
ここで育った、貧しい孤児のジュリアンの野望と
そのために目を背けていた真実の愛に目覚めたとき、彼に最後の時が
訪れる・・・お話だ。
私が子供の頃から好きな演出家の脚本。それも彼が一番脂が乗っていた時期の作品だ。
彼の脚本の好きなところは、1時間半のお芝居とは思えない濃厚さと、
かなりの下級生に至るまで一言でも、ひとつの文を分け合ってでも、
セリフがあるところ。(ちょっと学芸会の親に対する配慮チックだが)
トップの霧矢は、ダンスも歌もお芝居もうまい人なので、安心感のあるタイプ。
今回びっくりしたのは、トップ娘役の蒼乃 夕妃(あおの ゆき)の歌が
とても上手になっていたこと。
星組にいた時の状態を見ているので、すごくお稽古したんだろうな~と、
しみじみしてしまった。
また、彼女はダンスの得意なトップ娘役だけど、劇中でみせた、
ベリーダンスのお衣装が、お腹がしっかり露出しているタイプだったので、
立派な腹筋をオペラでガン見してしまった。
筋肉って、本人のたゆまない努力の上にしかつかないもの。
他のジェンヌたちも似たりよったりなんだろうけれど、
きれいに見せなきゃいけないけれど、しっかり基礎をつくらないといけない・・・
という彼女たちに尊敬の念しか湧いてこない。
で、月組は二番手男役をはっきりとはさせていないけれど、
二番手男役の役をしていた 龍 真咲(りゅう まさき)は、
とっても救いようのないワルを演じていたけれど、なんだか
「こんな役もできるようになったんだね~」と、またまた母のような心境。
いい意味での押しも出てきたし、楽しみだよ!!
他にも、月組は男役も娘役も歌える人が多く揃っていて、
とってもまとまっている印象だった。
こんな暗い話を何も今しなくてもいいのに・・・・、
と、思った私。
たしかにいい話なんだけど、誰も幸せにならない結末は
苦しくなってしまう。
と、こんなことを思っていたので、なかなか観劇する気に
ならなかったのだけど、観た人が「やっぱりいい話だよ~」と
話してくれたので、やっぱり見ておこうとお出かけ。
タイトルのアルジェはアルジェリアのこと。
ここで育った、貧しい孤児のジュリアンの野望と
そのために目を背けていた真実の愛に目覚めたとき、彼に最後の時が
訪れる・・・お話だ。
私が子供の頃から好きな演出家の脚本。それも彼が一番脂が乗っていた時期の作品だ。
彼の脚本の好きなところは、1時間半のお芝居とは思えない濃厚さと、
かなりの下級生に至るまで一言でも、ひとつの文を分け合ってでも、
セリフがあるところ。(ちょっと学芸会の親に対する配慮チックだが)
トップの霧矢は、ダンスも歌もお芝居もうまい人なので、安心感のあるタイプ。
今回びっくりしたのは、トップ娘役の蒼乃 夕妃(あおの ゆき)の歌が
とても上手になっていたこと。
星組にいた時の状態を見ているので、すごくお稽古したんだろうな~と、
しみじみしてしまった。
また、彼女はダンスの得意なトップ娘役だけど、劇中でみせた、
ベリーダンスのお衣装が、お腹がしっかり露出しているタイプだったので、
立派な腹筋をオペラでガン見してしまった。
筋肉って、本人のたゆまない努力の上にしかつかないもの。
他のジェンヌたちも似たりよったりなんだろうけれど、
きれいに見せなきゃいけないけれど、しっかり基礎をつくらないといけない・・・
という彼女たちに尊敬の念しか湧いてこない。
で、月組は二番手男役をはっきりとはさせていないけれど、
二番手男役の役をしていた 龍 真咲(りゅう まさき)は、
とっても救いようのないワルを演じていたけれど、なんだか
「こんな役もできるようになったんだね~」と、またまた母のような心境。
いい意味での押しも出てきたし、楽しみだよ!!
他にも、月組は男役も娘役も歌える人が多く揃っていて、
とってもまとまっている印象だった。