サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

フラッシュバック

2014年09月28日 | うつ病
先日の宝塚観劇でと、明石で、すっかり調子を取り戻したかのような気分

になっていた私。


けれども、神戸で起きた不幸な事件で、火曜日の夕方から騒がしくなった。

ヘリコプターが、頭上を飛びニュースでは流れていないけれど、

どんなことになったか察しがつき、悲しいし、やりきれない気持ちになった。


で、この時のマスコミのヘリコプターの数と時間がハンパなかった。

夕方4時過ぎから、9時過ぎまで、ずっと飛んでいる。

これだけでも、ソワソワするような、ざわざわするような、ちょっと

落ち着かなかった。


で、明けて会社へ行こうとするも、体が動かない。

「行かなきゃダメなこと」は、重々承知しているけれど、こんな風に

なると、どうしようもないのも事実なので、その状況を受け入れる。

受け入れて、「休息をとる以外に道がない。」

その日も、ヘリコプターは、前日ほどではなくても、かなりの

数が一日飛んでいた。

もしかして、ヘリの音に私が反応しているんじゃないかと、思ったのは、

翌日の朝。『今日もどうしても「だめだ」。』

不調が続くと、かなりかなり凹んでくる。

そのとき、明らかにそれまでより、ずっと数が減ったヘリの音を

拾っている自分に気がついた。

私にとって、ヘリの音は、震災と結びついているものの一つ。

震災後、数年はヘリの音を聞くだけで、心臓がバクバクして、

脈が速くなり、血圧があがり、体調が悪くなることが続いていた。

最近は、飛んでいても「あ~~飛んでいるな~」くらいの日常性を

取り戻していたのだけど、あまりのことに、フラッシュバックをしたらしい。

Drに観て貰い、聴覚とか嗅覚などは、他の五感より

ストレスに敏感だから・・・、体が反応してしまっているだけだから、

外部の刺激が収まれば大丈夫と、言われた。

確かに、刺激がなくなると、収まった。


以前は、このストレスきっかけで、1ヶ月近く、映像として思い出して、

泣いたり、おびえたりしていたけれど、ちょっと、良くなっているんだろう。

けれど、程度の差はあれ、一生、震災関係のストレスは、私についてまわることだけは、

確かだと確信もしました。


心身が戻ってきたので、ちょっとお散歩してみました。