サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

母の好きな歌手

2011年01月14日 | 音楽


母の好きな歌手は、エルビス・プレスリーとマリオ・デル・モナコというテノール歌手だった。

日本で生まれ育ったわりに私は、日本の音楽に本当に疎い。(笑)

なんでかな~と、思っていたけれど、一つは「洋楽命!!」の母の
影響は大きい。

演歌に至っては、全くと言っていいほど共感することが未だに出来ず、
さっぱりわからない世界だ。

昔は、今ほど海外のアーティストが日本に来ることはなかったので、
「プレちゃんのコンサート映画」が来たときには、幼い私たち3人を父おばに
預けて、夜から上映の映画でひとしきり興奮して帰って来たことも
あるほどなのだ。

自分の兄弟ではない人にでも預けてまで見たい!!人だったらしい。(笑)

当然のように彼の音楽が家には流れていた。

で、まあそんなアグレッシブな?音楽を好むかと思えば、
オペラのアリアも当然のように流れていて、その中でもお気に入りは
マリオ・デル・モナコ。
こちらは、来日の慶賀に浴しなかったので、レコードで済んだが・・・・。

そんな彼女の晩年を熱中させたもの。
テノール歌手のホセ・カレーラスだ。

母の影響もあってか、学生の時からオペラにも興味があったけれど、
もっぱらレコードやテレビでの鑑賞がほとんどだった。
その中でも、ホセが白血病を克服してのコンサートや、
後に三大テノールといわれて世界中をコンサートするきっかけになった
ローマ・カラカラ浴場での三人のテノール歌手をみて
私と母は、海外っていいなぁ~と、指をくわえていたのだ。

さっき、BS-HIで、ホセ・カレーラスのインタビューが1時間半にわたって
行われていたけれど、なんと言うか彼の真摯な答え方に改めて
感動いたしました。

彼のコンサートでは、歌を力いっぱい歌っている彼をみて、
客席は「そんなに歌ったら倒れる!!(笑)」などと思いながらみてしまう。
でも、そんな温かい空気の中で行われる彼のコンサートが私は好きである。

でも、もう一つ彼を見てしまう理由は母が自分が亡くなる少し前、
「これからは、ホセについて世界を飛び回るのよ」と言ったからかもしれない。
ストーカー母が現れるのをちょっと楽しみにしている私。(笑)


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2 コメント

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Unknown (かもめ)
2011-01-15 14:36:57
ちょうど数日前に、ぴあからメールでホセ・カレーラスの来日公演の案内が来ていました。
今年の11月とか12月の公演を今から先行販売するんだから、やっぱりすごい人気なんでしょうね。
お母様といいお祖母様といい、ふくむすめさんには、芸術家をこよなく愛す血筋が流れているんですね、きっと♪

さてさて、今年も流氷クイズをはじめましたよ~ふくむすめさんには3連覇がかかってますからね~(とプレッシャーをかける)~ぜひぜひご参加くださいね!
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Unknown (ふくむすめ)
2011-01-15 19:21:32
★かもめ さん
ホセのコンサートは、お姉さま方が
まるで彼氏に会いに来たかのようにオシャレして
来られていますよ~。(笑)

芸術ではなく、単にあちらものが好きなんです。(笑)

流氷クイズ・・・今年も頑張ります。
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