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ようやく
2年越しで
イチョウの雌花の
撮影ができました。
と言われても
何のことかですよね。
去年
銀杏の成っている
イチョウの枝に
紐を結び付けました。
そして先日
その枝で
イチョウの雌花を
見つけたと言う訳です。
雌雄異株のイチョウ
淡黄色で短い穂状の
雄花はとても目立ち
すぐ見つかります。
ところが雌花は
手の届くところで
咲いていません
それで去年の秋
手の届くところで
銀杏の成っている
雌のイチョウの木に
印をつけておいたのです。
イチョウの雌花は
緑色の柄に
2個の胚珠を
つけています。
胚珠が子房に包まれず
むき出しですので
マツと同様
裸子植物です。
若葉の陰で
ひっそりと
目立たないように
咲いています。
イチョウの
受粉は変わっています
雄花の花粉が
風で雌花の胚珠に
運ばれると
秋になって
ようやく精子を作り
卵と受精するのです。
精子が液体の中を泳いで
受精すると言うのは
シダ植物や
コケ植物のような
原始的な植物の方法です。
イチョウが古い植物
生きている化石
と言われる所以です。
このイチョウの精子を
発見した人が
平瀬作五郎博士で
そのイチョウの木は
東京大学の小石川植物園に
残っているそうです。
イチョウは不思議な植物です
木曽Nowで
イチョウ この不思議な植物
イチョウ この不思議な植物(2)
でまとめてあります
もしお時間があれば
お読みいただければ
幸いです。
雌雄の花を見たことは無かったです。
こうして工夫して観察しているfukurouさんに、毎回ですが、感心しきりです。
そして、イチョウの受粉は変わっていること勉強になりました。
この生き方が、長いあいだ生き残って行くのに、上手く活用されているんですね
イチョウは銀杏ができるのですから、
当然花は咲くのだろうとは思っていましたが、
高木が多いせいもあって、目にしたことはありませんでした。
2年越しの観察で撮影されたのですね。これがfukurouの凄いところです。
貴重な画像を見せてもらいました。感謝です。
イチョウは生きた化石と呼ばれているのは知ってきましたが、こんな特徴があるのですね!
確かに雌花は確認したことがありません。
いつも雄花ばかり撮って喜んでいた自分が恥ずかしい‥
そもそも手近に銀杏のなるイチョウ(=雌株)がないので、今度府立植物園に出かけて確かめてみます。
桜も終わったし、少し空いてるんじゃないかなと。
師匠、ありがとうございました!
見たことが無いです。木も高いし!
近くのお家の大イチョウが切られてしまいました。葉のお掃除が大変なのでしょう。
我が家も栗やら柿やらクルミやらありますので・・・後の人が困るのではないかな。
今だって、私は大わらわですが(;^_^A
芋虫のような部分から葉が沢山出てくるのですね。大きなイチョウを見ても気付きません。いづ来ません。
桜の葉の元部の突起はなぜかなと思っていました。イチョウは縦の葉脈、ナギもです。
こんにちは!
イチョウの花、始めて見たかもしらません。
身近な植物なのに、全く知りませんでした。
葉や、銀杏は良く知っているのですが
さすごはfukurouさんですね!
勉強になります(//∇//)
2年がかりのイチョウの雌花の観察に、ただただ感心しています。
小学校や中学校の理科教育・教材のようです。
裸子植物とは何かを学びました。
高木で・・・
小さな銀杏型の葉を見る位で、オバナもメバナも初めて見ます。
貴重な知識を頂きましたが自分の目で確かめられる時があると良いのですが・・・
木曽にお帰りになるとの事。
この処、朝は薄霜が降りる日もあります。
日中は暖かいですが、fukulou様のお帰りを待って居る春が
イッパイ残っていると思われます。
開田高原からの投稿・楽しみにして居ます!
イチョウの花 見た事がありません。
見たくても届かない大きな木ですもの。
fukurouさんの執念で初めて見せて頂き感動しました。
中々見る機会が無いですよね。
木曽が恋しくなって来た頃ではありませんか。ピエロ