木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

オオバナミズキンバイその後

2019-08-21 08:02:12 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  27.8℃   昨日の最高気温  32.9℃   天気  曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温  16.7℃   昨日の最高気温  23.3℃

7月24日に
オオバナミズキンバイが近所の川で
大繁殖していると
ブログアップし
行政の河川課にも
連絡を入れました。


8月5日に
河川課の担当者から
メールで
現地確認をして
築留土地改良区が
下流から順次
清掃作業予定ですので
しばらくお待ちください
と連絡がありました。


お盆が終わったので
どうなっているのか
確認に行こうと
普段の散歩コースとは
逆のコース
川を遡るように
歩きました。


途中
草を刈ったような
痕跡が見られます。


現場についてみると
どうでしょう?
これが7月18日の写真です。


こちらが8月17日の写真です。


少し刈り取った
雰囲気ですが
大半のオオバナミズキンバイは
残ったままです。


なかなか駆除作業は
進んでいないようです。


この川は
都会の真ん中を流れる
三面張りの農業用水路です。


川幅の3分の1ほどを
区切って
流域の小学生たちと
一緒になって
ジュズダマなど
植栽しています。




オオバナミズキンバイは
その場所をうまく
利用して勢力範囲を
広げているようです。


流域の小学生たちと
植栽だけでなく
侵略的外来植物の
駆除活動も
環境教育の一環として
一緒にやればいいのにと
想いながら
帰路につきました。




いました! カルガモの雛

2019-08-20 07:39:49 | 散歩道の鳥たち

大阪アメダス    今朝の最低気温  25.2℃   昨日の最高気温  33.1℃   天気  雨
開田高原アメダス  今朝の最低気温  17.9℃   昨日の最高気温  28.1℃


ブログのお休み中も
毎日小一時間
約4キロほどは
歩いていました。


その中で
嬉しい発見が
ありました。


カルガモ親子の
元気な姿を
見つけました。


7月20日に
久しぶりに見つけた
カルガモの雛
それ以来自転車で
探し回りましたが
見つからなかった
カルガモの親子。

(2019.7.20 撮影)

ただその時の
親子かどうかの
確証はありません。


雛は2羽だけですが
ずいぶん大きく
なっています。


川の中に造られた
水路で泥の中に
嘴を突っ込んで
盛んに餌を食べています。


お母さんでしょうか
餌を食べながらも
時折首をあげて
まわりを盛んに
警戒しています。


ここまで大きくなれば
カラスなどに襲われる
心配も少なくなると
思われますが
これから散歩の度に
見守って行こうと
思っています。



センニチコウ 桃から生まれた桃太郎

2019-08-19 07:52:28 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  27.4℃   昨日の最高気温  35.3℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温  18.6℃   昨日の最高気温  29.1℃

8月14日から長い間
休んでしまいました。


この間
一切ブログは見ない
ブログ訪問もしないと
決めていました。


ブログの材料探しも
下手な文章をひねることも
しなかったため
とても楽だった反面
認知症が進んだかもです?!


あと1日
もう1日と
ずるずると5日間も
休んでしまいました。


本日からまた
再開しますので
よろしくお願いします。


とは言え
うだるような
暑さの中を
歩いていても
花の少ない時期
公園の花壇で元気よく
咲いている花は
とても少ないです。


センニチコウと
ポーチュラカくらいしか
目につきません。


今日は
センニチコウを
取り上げます。


色あせもせず
もう2か月近く
咲き続けている
センニチコウ
母がよく仏壇に
お供えしていました。


花弁のように
見えるのは
苞(小苞)で
その間から
小さな花が
のぞいていて
桃から生まれた
桃太郎のように
見えます。


小苞を開いてみると
綿毛のついた
5枚の萼片が現れます。


黄色く目立っているのは
雄しべの葯で
結構早く脱落するようです。


真ん中に
雌しべがあると
思われますが
どの花を見ても
見えていません。


雄しべの葯が落ちて
白い花糸が
星形になっている花も
たくさん見られます。


1000日咲き続けるのは
オーバーとしても
夏から秋までの期間
花壇を彩る優等生の
花であることは
間違いないでしょう。







チチタケ 紹介します

2019-08-13 08:36:51 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  28.8℃   昨日の最高気温  36.7℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温  15.8℃   昨日の最高気温  29.1℃


無事大阪に
戻りました。


中央道の渋滞は
なんなく通り過ぎましたが
名神は断続的に
渋滞しており
特に八日市から
京都南インターまで
2時間以上
かかりました。


夜遅くなりましたが
なんとか無事
暑い大阪に
帰り着きました。


昨日帰る用意で
ばたばたしている時
チチタケと茄子などを
ご近所の方から
いただきました。


そこで今日は
チチタケを紹介します。


多分見たことのない方が
多いと思います
私自身
木曽に住むようになるまで
名前すら知りませんでした。


夏から秋の時期に
いただくようになって
美味しいことも
知りました。


伊那市の
野菜の直売場などでも
販売されているのを
見かけることがあります。


チダケサシの花を
アップした時にも
書きましたが
チチタケは
とても壊れやすく
地面に落としただけでも
割れてしまいます。


そして
割れたり折れたところから
白い乳液が出てきます。


そのためチチタケと
呼ばれています
栃木県では
有名なキノコだと
聞いています。


実際に
本物のチチタケを
チダケサシに
刺してみました。


こうやって
チチタケを
傷つけないように
運んだのでしょう?!


大阪に帰る
忙しい日に
何をやっているのか
我ながら
笑ってしまいました。



明日からブログ
お休みさせて
いただきます
再開しましたら
またよろしく
お願いいたします。
コメント欄も
閉じております。



ノリウツギに集まる虫たち

2019-08-12 07:52:32 | 昆虫など
開田高原アメダス   今朝の最低気温  19.5℃     昨日の最高気温  30.3℃
木曽町新開      午前7時の気温  20.0℃     今朝の天気    晴れ

先日
ノリウツギの花を
ブログで取り上げたが
どの花にも
たくさんの昆虫が
集まっていた。


散歩の度に
ノリウツギの前で
流れる汗をふき
休憩がてら
やってくる昆虫を
観察した。


およそ4キロ歩く道で
5~6本のノリウツギの
木があるが
いつもどの木にも
見られるのは
ハチやアブの仲間だ。




北海道の
だんちょうさんに
カミキリムシが
多いと聞いていたので
注意してカミキリムシも
探した。


よく目にしたのは
フタスジハナカミキリ。


どのノリウツギにも
必ずいる感じがする。




ヨツスジハナカミキリも
結構多い。




恋の季節なのか
交尾中の個体を
よく目にした。


この両種のカミキリは
拙宅のヤマウドの花でも
見かけることがある。


模様のない赤いカミキリ
アカハナカミキリも
結構飛んでくる。




カメラを構えているのに
どこからともなく
飛んできて
目の前の花に
とまったりもする。


コガネムシの仲間も
花に潜り込んで
モグモグタイムだ。


カメラを近づけすぎると
ポトリと落ちてしまう。

(オオトラフコガネの雌)

カメムシの仲間も
多いのだが
この子たちには
悩まされ続けているので
あまりかかわりたくない。(笑)


西日本に台風が
向かうようですが
お盆のため大阪に
もどります。


長いことありがとう
お世話になりました信州!
本日コメント欄
閉じています。






虎杖 イタドリの花

2019-08-11 07:28:21 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  15.7℃     昨日の最高気温  30.2℃
木曽町新開      午前7時の気温  18.5℃     今朝の天気    晴れ

毎朝の散歩道
ちょうど今
イタドリの花が
咲いています。


林の中では
まったく見かけませんが
明るい場所に出ると
必ずと言っていいほど
葉を大きく広げ
上向きに花を
つけています。


荒れ地や崩壊地などに
いち早く入り込む
パイオニアプランツとしても
有名です。


春先の新芽は
山菜としても
よく知られています。


私も小さい頃
スカンポを
皮をむいて
かじったことがあります。


イタドリは雌雄異株
花を観察するのは
初めてです。


県道沿いの
イタドリの花を
片っ端から
見て行きますが
雌株は少ないようです。


ようやく近くに
雄株と雌株が
揃っていたので
観察開始。


雄花には
花弁より飛び出した
雄しべが8本あります。








雌花には
3本の柱頭を持つ
雌しべが中央にあり
そのまわりに
小さい雄しべが
見られますがどうやら
退化しているようです。








早く咲いた雌花は
もう果実の赤ちゃんが
できています。


イタドリを
漢字で書くと
「虎杖」。


若い茎の縞模様を
彪に見立てたと
言われています。


イタドリの別名や方言は
ものの本によると
500以上もあるとか
スカンポ
サシボ
ゴンパチくらいしか
思い当たりませんが
それだけ昔から
親しまれてきた
植物なのでしょう!


もし
お住いの地域で
イタドリの別名が
ありましたら
教えてください。






バイカモ こんなところに!

2019-08-10 07:20:38 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  17.5℃     昨日の最高気温  29.8℃
木曽町新開      午前7時の気温  18.5℃     今朝の天気    晴れ

開田高原
水生植物園前の水路で
バイカモが咲いています。


バイカモと言えば
滋賀県の地蔵川が
とても有名です。


中山道六十九次の六十一番目の宿場
醒井宿(さめがいしゅく)に流れる
川です。


中山道を京都三条大橋から
東京日本橋に向けて
歩いた折にも
地蔵川の清流と
バイカモの美しさに
感動したものです。


そんなバイカモが
開田高原の小さな水路で
見られることに
驚きと喜びを
覚えました。


バイカモはキンポウゲ科の
淡水植物で梅の花に似た
白い小さい花を
咲かせます。


梅に似た花は
とても美しく
中心が黄色い花弁は5枚
雄しべと雌しべは
多数あるようです。


水の流れで
揺れる花を
夢中で撮りました。


水温が約14℃前後の
清流にしか育たず
全国でも生育場所が
限られています。


開田高原に
バイカモが
生育していることは
河川環境が
素晴らしいという証です。


もっともっと
保護育成に努め
宣伝をする必要が
あるのではと
思っています。




本物のアカバナ ユウゲショウより上品?!

2019-08-09 07:25:48 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  17.5℃     昨日の最高気温  29.7℃
木曽町新開      午前7時の気温  20.5℃     今朝の天気    晴れ

開田高原を散歩しながら
ゲンノショウコの
赤花を探していた。


背の高いピンク色の
ゲンノショウコだと思い
近づくと
赤花はアカバナでも
本当のアカバナに出会った。


話はややこしいが
標準和名が
アカバナと言う花に
出会ったのだ。


帰化植物の
アカバナユウゲショウの方が
有名になっているが
これが本来のアカバナだ。


日本全国の
少し湿った場所に生える
1cmほどの小さな花だ。


アカバナユウゲショウの花を
小さくした感じだが
4枚ある花弁の先は
浅く割れている。



(アカバナユウゲショウ 2019.5.12撮影)

雌しべの柱頭は
こん棒状で明らかに
ユウゲショウとは
違っている。


色と言い
佇まいと言い
アカバナの方が
上品に感じてしまう。


秋になると葉や茎が
紅葉するから
アカバナと
呼ばれるらしいが
まだ確認したことがない。


また種子には毛があり
風で飛ばされるようだが
これも確認していない。


秋の紅葉と種子を
忘れず確認したい。








開田高原 エゾゼミ蝉しぐれ

2019-08-08 07:27:58 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温  18.8℃     昨日の最高気温  29.5℃
木曽町新開      午前7時の気温  20.5℃     今朝の天気    晴れ


前回
木曽滞在中は
ハルゼミの鳴き声が
開田高原に
響いていました。

(ハルゼミ 2019.6.11撮影)

そして今回は夏のセミ
エゾゼミの鳴き声が
聞こえています。


朝食の時間帯になると
川のせせらぎを
かき消すように
ジージーと鳴く
エゾゼミの蝉しぐれが
聞こえ始めます。


開田高原に
真夏の到来を告げる
鳴き声です。


朝の散歩でも
エゾゼミの鳴き声の
シャワーを浴びながら
歩いています。


ハルゼミも
見つけられたので
エゾゼミもと思いながら
歩いていると
かなり低い所にとまって
ジージーと鳴いています。


驚かさないように
そっと近づきながら
カメラを向けると
鳴きやみましたが
逃げるそぶりはありません。


これ幸いと
数枚シャッターを
切りましたが
近づきすぎたせいか
飛び立ちました。


幸いなことに
すぐそばの低い木に
止まってくれたので
再度撮影できました。


クマゼミの
ずんぐりむっくりの姿と
比べるとかなりスマート!


翅がとても長く
胸のwの模様が
目立っています。


何よりルビーのような
赤い目が素敵です!


お盆を過ぎて
ススキの穂が
目立つようになれば
ヒグラシの物悲しい
鳴き声にバトンが
渡されるのでしょう?!





チダケサシ 奇妙な名前の花

2019-08-07 07:33:34 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  16.2℃     昨日の最高気温  30.3℃
木曽町新開      午前7時の気温  19.0℃     今朝の天気    晴れ

開田高原を
歩いていると
あちらこちらで
チダケサシの花が
見られる。


梅雨が終わると
咲き始め
お盆過ぎには
咲き終わってしまう。


それにしても
チダケサシとは
奇妙な名前である。


チチタケ(乳茸チタケ)と言う
キノコをこの茎に
刺して持ち帰ったことから
チダケサシと呼ばれるようだ。


チチタケは
切ると白い乳液が出て
気味の悪い
キノコであるが
大変美味しいキノコで
油でいためると
とてもうまい!


ただ
チダケサシの細い茎に
刺して家まで
持って帰れるかは
甚だ疑問である。


そこで
チチタケではないが
散歩途中で出ていた
キノコをチダケサシに
刺してみた。


キノコは柔らかいので
難なく刺すことができる。


チチタケは
傷つきやすい
キノコだから
触れないように運ぶには
理にかなっているのかも?
と思えた。


さて
チダケザシの花だが
とても小さな花が
たくさん集まっている。


ピンク色のチダケザシは
一見園芸品種の
アスチルベにそっくりだ。


頑張ってひとつの花を
アップで写そうと試みたが
なかなかうまく撮れない。


細い紐のような
5枚の花弁があり
雄しべは約10本
雌しべは2本(2裂?)
あるようだ。


咲き始めの花は
雄しべが出ていないのに
雌しべが突き出しているので
雌性先熟の花のようだ。


花茎には
細かい腺毛が生えていて
触ると指がべたつく。


この時期の高原を飾る
美しい花のひとつだ。