開田高原アメダス 今朝の最低気温 16.2℃ 昨日の最高気温 30.3℃
木曽町新開 午前7時の気温 19.0℃ 今朝の天気 晴れ
開田高原を
歩いていると
あちらこちらで
チダケサシの花が
見られる。
梅雨が終わると
咲き始め
お盆過ぎには
咲き終わってしまう。
それにしても
チダケサシとは
奇妙な名前である。
チチタケ(乳茸チタケ)と言う
キノコをこの茎に
刺して持ち帰ったことから
チダケサシと呼ばれるようだ。
チチタケは
切ると白い乳液が出て
気味の悪い
キノコであるが
大変美味しいキノコで
油でいためると
とてもうまい!
ただ
チダケサシの細い茎に
刺して家まで
持って帰れるかは
甚だ疑問である。
そこで
チチタケではないが
散歩途中で出ていた
キノコをチダケサシに
刺してみた。
キノコは柔らかいので
難なく刺すことができる。
チチタケは
傷つきやすい
キノコだから
触れないように運ぶには
理にかなっているのかも?
と思えた。
さて
チダケザシの花だが
とても小さな花が
たくさん集まっている。
ピンク色のチダケザシは
一見園芸品種の
アスチルベにそっくりだ。
頑張ってひとつの花を
アップで写そうと試みたが
なかなかうまく撮れない。
細い紐のような
5枚の花弁があり
雄しべは約10本
雌しべは2本(2裂?)
あるようだ。
咲き始めの花は
雄しべが出ていないのに
雌しべが突き出しているので
雌性先熟の花のようだ。
花茎には
細かい腺毛が生えていて
触ると指がべたつく。
この時期の高原を飾る
美しい花のひとつだ。