長く続くコロナ禍の中で、緊急事態宣言解除に伴う
「5本柱」と銘打った相変わらず実効性のない政府の対策にも、
国民の自制心や心の緩みにも「もどかしさ」や「苛立ち」「唖然」
「呆れ」「残念」「苦々しい」「情けない」「うかつ」「うんざり」
などという言葉と共にさらに「見苦しい」「不愉快」「不満」
「憤り」「憤慨」などの強い怒りの言葉が頭をよぎる。
その後も感染者が減るどころかまた増加傾向にあるので
リバウンドと言われる状況や第4波の到来は免れないのでは
ないだろうか。
そんなすっきりとしない毎日の中で19日に開幕した選抜高校野球大会が
もたらすいい効果が私だけではなく多くの国民の気分転換や意欲に
結びついていると思う。
連日の熱戦、高校生らしい溌剌、キビキビとした動き、潔さ、
最後まで頑張ろうとする意欲やピンチ、チャンスでの勇気、
どれをとってもいろんな疲労が蓄積している国民にとっては
胸を打たれる感動のシーンが盛りだくさんの『清涼剤』であり
『栄養剤』でもあると思う。
高校野球を含む野球ファンとしては連日の好ゲーム、緊張する
場面、勝敗の決め手となった一球、一打・・・どれもここで
紹介して再現してほしい位なのだが・・・
今年もまた忘れることのないシーンとしていつまでも心に
残ることだろう。
そして明後日26日にはプロ野球も「セ・リーグ」「パ・リーグ」
の同時開幕でさらに盛り上がるだろう。
私達野球ファンのみならず春の恒例行事(?)が予定どおり
行われ、それによって関連する業種や仕事にも相乗効果が
表れ少しずつでも活気が戻れば・・・とも思う。