我が家でここ4年続けて起きている珍現象(?)が今年も5月に
発生し、そしてまた2~3日前からも再び発生・・・
以下の赤色文字部分は先月投稿記事の一部から引用・・・
蕾の頃から咲き始めはヒヨドリに襲われ続けていたあの
モクレンの話なのだが・・・
桜が満開になる頃にはヒヨドリはモクレンからあちこちの桜の木に移動し、
腹いっぱい花びらを食べたり蜜を吸ったりしているようなので、
その後私たちは安心して(?)モクレンの蕾が開き、空に向かって
開いた花が風に揺らぐ様子を楽しむことができていたのだ。
そのモクレンがまたしても季節外れのこの時期に咲き始め、
今年で4年連続となった。
過去3年は昨年が6月の下旬と7月の中旬頃の2回で、その前の2年は
いずれも6月の下旬だった。
それに比べると今年は少し早いが、モクレンの花の開花時期としては
特別珍しいことではないのだろうか?
近くの公園や区役所へ通じる道路にもモクレン並木はあるが、7月や
6月は勿論のこと5月に咲いたのも見たことがないので我が家では毎年
「珍現象」としてその都度カメラに収め、記録しているのである。
例年起きるこの現象が不思議なので昨日、青空に誘われて
春にはモクレンの咲く近くの公園と区役所の手前のモクレン並木へ
行ってみた。
前掲の記事のとおり、今回もそのいずれにも開花はもちろん、蕾の
姿さへ見られなかった。
このモクレンは20年ほど前だっただろうか近隣で咲く木蓮の美しさに
見とれた千恵子選手が絵手紙の材料として一本の小枝を貰う時に
たとえ小さな枝でも折(切)ってもらうのが申し訳ない・・という思いで
我が家にもモクレンがあれば・・と話していたのを聞いた私が、
仕事(定年後の運送業)の帰り道、上尾市の道路を通過中モクレンの
花がたくさん咲いている大きな家をみて数日後の休日にその家を訪問し、
勇を鼓して分けていただけないかと頼んでみた。
2年ほど前に書いた記事にその時の様子が・・・
木蓮が6月に咲くことは珍しいことではないのかもしれないが、
我が家に限らず、さいたま市や隣接する市町村でも私は見たことがない。
我が家の木蓮は18年ぐらいに前に通りかかった大きな民家から分けて
もらって育てたものでそのいきさつがまた忘れられない思い出と
なっている。
18年前、その民家の脇を通る時に何気なくその庭を見ると沢山の
木蓮の花が・・・
毎年木蓮の花を沢山絵手紙に描きたいと思っている妻の千恵子選手の
望みが叶うのならば・・・と少し離れた場所に車を停め、私は
勇を鼓してその民家を訪れた。
木蓮の花はかなり咲いていたが外は寒く、住人のことを思うと
インターホンを押すのを躊躇したが思い切って押してみるといかにも
暖かい暖房のある部屋からでてきたと思われるような頬が少し赤らんだ
その家のお父さんらしき人・・・
事情を話すと少し面倒くさそうな表情ではあったが人は悪くなさそうで
すぐに玄関脇の剣先スコップを手に木蓮のところへ・・・
しかし、すぐにまた家の中へ・・実は寒さが厳しいので少し長引くかも
しれない作業に備え、少し厚手の棉入り半天を着るためだったのである。
何本かある木蓮の木の根元近くの小さな木を掘り起こし、その根の部分を
透明のビニール袋に入れて私に渡してくれたのだ。
絵を描きたいのならこの枝も・・と開いた花の他に幾つもの蕾のついた
すこし大きめの枝も切って渡してくれたのが寒風とともに心に沁みた。
その後、お礼のためお菓子と千恵子選手の絵手紙を持参し、時々は
若木の様子を報告し、花が咲き始めてからも時々絵手紙でお礼を・・・
という今や我が家の年中行事となっている。
こうして毎年モクレンが咲きだす頃から千恵子選手とヒヨドリの
睨み合いが繰り返される中、逞しく成長した我が家のモクレンは
今年も季節外れの笑顔を見せてくれるのだ。
笑顔ではなく空に向かっての高笑いかもしれない。
『ヒヨドリたちよ、私たちは負けてはいない!』
『見よ、この生命力を!』と言わんばかりに・・・
次々と顔を出すモクレンたち
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柴木蓮は、5月やその他の時期にもあちこちで見かけます。
初めて見た時には、みそっかすかと思いましたが、花にはよくあるようですね。
温暖化の影響も否めなくもないですが、花を愛でる歓びは違いありません。
金柑も、初夏からこの時期へと咲き続けてのことがあります。
剪定したら咲かなくなったとかです。
紫陽花も、秋口に咲きますね。
品種改良で、元の状態に戻っているのかしらん?
貴重なコメントありがとうございます。
花によっては季節外れと思える時期に咲くこともあるのですね。
我が家のモクレンは4年も同じことが続きましたので、不思議に思い、毎年木蓮が咲くいろんな場所へ行ってみたのですが見かけなかったものですからあり得ないような不思議な現象だと思ってしまったようで私の浅薄な知識が思い込みに繋がったようですね。
そういえば・・・室内で育てていた月下美人が11月に再び咲いたことがありました。
温暖化など地球環境の返歌も影響しているのかもしれませんね。
何やら中国かなんかの昔話のようではないですか。😄
(唐の時代とかそんな感じ🌸)
shimaさんは地方のさほど高くない地位の
(ごめんなさい!💦)役人で。
(役人だから、科挙は合格してるのです)
奥様と二人で毎日つましい暮らしをしているのですが、
視察で訪れたところの民家に見事なモクレンを見て、
我が妻のために1本を分けてはもらえぬか、と・・・。
なーんてことを思いました😊
分けてくれた方も素敵ですね。🙏
そしてその厚情に、きちんと菓子折りつきの挨拶と、時折のその後の報告を忘れない・・。
そんなきちんとした礼節ぶりに、
とても清々しく、また心温まる思いがしました。
奥様の調子はいかがですか。
どうぞなごやかな週をお過ごしください😊
毎年楽しませてくれて、モクレンを分けてくださったお宅にも感謝ですね。
ひょっとして、珍現象が定着してしまったということは、園芸品種として改良されたものが原種戻りをしたのかも知れませんね。
改良された草木にはよくあることで、長年盛衰を繰り返していくうちに、徐々に本来の性質に戻ります。接ぎ木をした甘いミカンや柿が徐々に元の甘くないものに戻ったり、1本の木に渋柿と甘柿が同時なる話も聞いたことがあります。
>何やら中国かなんかの昔話のようではないですか
>shimaさんは地方のさほど高くない地位の
(ごめんなさい!💦)役人で。
(役人だから、科挙は合格してるのです)
まかろんさん、お見事!
仰るとおりの生活が私の理想でもありました。
子供のころから両親に『お金のないことは悪いことではないし、決して恥じることではない・・』
『心をしっかり育てよ・・と』言われ、完璧ではありませんが「南総里見八犬伝」の「仁 ・ 義 ・ 礼 ・ 智 ・ 忠 ・ 信 ・ 孝 ・ 悌 の仁義八行を心に刻むようなつもりで生きてきましたのでまかろんさんの
>そんなきちんとした礼節ぶりに、
とても清々しく、また心温まる思いがしました。
という言葉が何よりも嬉しく響きました。
千恵子選手も皆さんの励ましの言葉に感謝しながら現状維持に努めています。
ありがとうございました。
毎年起こるこの珍現象を色々調べてもよくわからなかったのですが、今日、highdyさんの仰る「徐々に本来の性質に戻る・・」ということを知りました。
その直後にhighdyさんから同じ話をいただき、さすがはhighdyさん・・と思いましたがこの偶然こそが「不思議発見」でした。
ありがとうございました。
奥様のためにモクレンをもらってくるってなんて素敵なお話でしよう。
知らないお宅へ奥様のために勇気振り絞って、なんて素敵な旦那様😍
奥様も幸せですね。
お話聞いて心がほのぼのとしてきました。
fumiel-shimaさん家に行った木蓮も奥様に愛でられて
幸せですね👍
多治見では白い木蓮をよく見かけますよ。
モクレンは世界最古の花で一億年の昔からあるそうです。
温暖化のせいもあると思いますが、絶滅なんてことのないように、この先もずっと咲き続けていってほしいですね。
今日の埼玉は一日いい天気に恵まれましたよ。
多治見方面は今日も気温が高いようですね。
関東も昨日は本当に暑く、前橋や伊勢崎(群馬)では35.5度超えでした。
チャコ先生のご機嫌はいかがですか?
チャコ先生から何か一言厳しいお言葉がありそうな気配を感じています。
梅雨の中休みと言われるこの晴天続きの後に集中豪雨などがないことを願っています。
そんな中、例のモクレンは今日も新しい蕾が開き、空に向かってアピールしているようです。
多治見の空と風景には白い木蓮が似合いそうですね。
伝説や昔からの言い伝えに会いそうな白いモクレンを思い浮かべています。
モクレンのエピソードが愛妻家のshimaさんらしく、ほっこりしました。素敵です❗️
連続して起こるモクレンの珍現象、不思議ですね⁉️
一日遅れの返信になってしまいましたが・・・
今朝もまた2輪開いていますよ。
本当に不思議なんです。
ユウさんのクチナシとノウゼンカズラも連日の天気の中で次々と咲いているのでしょうか・・・
我が家ではこのモクレンのみです。
隣家のヤマボウシが勢いよく咲いています。
ノウゼンカズラの甘い蜜(?)に惹かれてやってくる働き者の蟻たちもいるそうですね。
ユウさんのところへは?・・・
shima坊
(すんません違うて、shimaさんテス。さっき、はるかさんとこで、shima坊のお話を読んで、どうしても裸踊りのshima坊が目の前に散らつくう笑)
奥様の為に民家の木蓮を欲しいと申し出て、半天を着たご主人に頂き、それから絵手紙のお付き合いが続いてる……
て、まるで江戸人情小話その一❗️ではありませぬか
素敵なお話に心が洗われましたぞ。
本当にshimaさんの記事にはいつも勉強させられてます。
私も、今日も元気爆発❗️してきますぞ。
お互い
炸裂❗️爆発❗️で今日も頑張りましょう🎵
今頃みっちっちさんは大爆発中かな?・・
私は今、病院から戻ったところです。
・・と言ってもかかりつけ医でのただの定期的な診察と服用を続けている一番マイルドな降圧剤をいただいてくるだけなんですよ。
みっちっちさんも「はるかワールド(片月ワールド)」へ行かれたんですね。
「みっちっちワールド」と甲乙つけがたい本当に面白く考えさせられるような楽園(?)ですね。
はるかさんの江戸人情小話は面白いだけではなくて「ぐっ」ときますね。
その主人公にとりあげられるshima坊は幸せ者ですよ、本当に・・・
>裸踊りのshima坊が目の前に散らつくう笑)
そうですね、『でも安心してください、穿いてますよ。』
最近では『Don’t worry,I’m wearing.』ですね。
shima坊ならたぶん『プチシルマ』バージョンじゃないでしょうか。
依然は志村けんさんと研ナオコさんがやっていたCMで今年の5月7日から新しくなった研ナオコさんと智子さんというタレントの軽快な覚えやすいCMなんですが関西でも放映されているんじゃないですか?・・・
かあさん、お肩がこってるの、プチ、プチ、プチ、プチ、プチシルマ、父さん、お首が回らない、プチ、プチ、プチ、プチ、プチシルマ、という歌詞から始まるあのおもしろいCMなんですが・・動きがまたshima坊に合いそうなんですよ。
見たことがなければネットで一度どうぞ・・・