『いつも、いつでも元気炸裂!』

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日本人に根付いている『利他の心』その2

2019-01-22 10:36:19 | 喜怒哀楽をポジティブに
昨日に続く『第2弾』は・・・

事前に連絡もせず私が突然訪れた呉服の会社(株式会社一蔵さん)の
親切、丁寧で心温まる応対が私たち夫婦の心に深く染み入ったという出来事を
紹介したいと思う。

今年成人式を迎えた孫が着た振袖を保管するにあたり、古くなった
「たとう紙」を取り替えようと思い、探すことがきっかけで昨日の投稿記事に
続きまたもや『利他の心』に感動感激したという話である。

何年も前から振袖を着るのを楽しみにしていた孫が着た振袖は30年ほど前に
神戸の姉の娘が成人式に・・そしてまたそれ以後も時々着用していたもので、
明るく優しく元気で誰からも好かれるような満面の笑顔の絶えないその娘は
その後教職に就き、阪神大震災時にも懸命に活動活躍し、私にとっても自慢の姪
だったのだが残念ながら若くして病死した。

私の姉にとって想い出深い娘の振袖は長い間箪笥の中に眠っていたのだが
私に孫ができ、成長するに従っていずれはその孫に・・・という話になり
今回その日が訪れたのだ。

孫も「前撮り」という写真撮影の時から姪同様その振袖が本当に好きになり、
その姿で両親や私たちとの食事会の時にも満面の笑みで私たち夫婦を
喜ばせてくれたが孫と在りし日の姪の姿がオーバーラップして瞼の奥に焼き付き
姪と孫が同席しているような錯覚にも襲われたような感じだった。。

姪はお気に入りの振袖を着る機会も多く、何度もの使用に耐えてきた
「たとう紙」はかなり古くなっていたので取り替えて新旧一緒に姉に送り返そうと
いうことで探すことにした・・・・そして・・・

ネットで購入をと考えたが、やはり近くの店舗で必要な数だけを・・・と思い、
近くの呉服店を検索すると一番近くが冒頭の株式会社一蔵さんだったのだ。

急いで訪れると一般に見る店舗とは違い本社機構のようなビルだったので一瞬
躊躇ったのだが思い切ってエントランスの受話器をとってみたところ親切、
丁寧な応対と素早い行動に心打たれ、失礼とは思いながらもあまりの嬉しさに
思わずその社員の方の名前を聞いてしまった。

実はそこは株式会社一蔵の埼玉本社ビルでそこでは販売はしていないということ
だったが使用の趣旨を丁寧に聞かれ、姉に返却する大切な振袖と長襦袢や帯などに
使いたい旨を伝えると、ここでは販売はしていないが一度使用したものがあるので
それで良ければ・・・ということで用意してくださった。

繰り返しになるがその親切丁寧で終始穏やかな口調やにこやかな表情は自分の仕事の
忙しさよりも少しでも他の力になれれば・・・というまさに「利他の心」そのものの
表れで涙が出そうになるほど嬉しかった。

電話の向こうからの『ここでは販売はしていない・・・』という言葉だけで終わって
いれば私も他店を探してみようということになったと思うが一言付け加えられた
言葉により会話が続き、親切な心がを何倍にも感じた私は頂いた「たとう紙」が
温かく光り輝くものに見えた。

私が妻から昨日の『利他の心その1』の記事の内容を聞いた時に心震える想いが
したことをすぐに思い出し、小躍りするように家に駆け込んで妻に「たとう紙」の
話をし、二人で感謝の気持ちの手紙をしたため投函することにした。

極悪人安倍晋三の言うでたらめな口先だけの言葉ではなく真に『美しい日本』を
感じ、清々しい気持ちで胸がいっぱいになった。

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