昨年11月、名古屋からなんばまでの近鉄電車の中からみえた虹
虹は七色といいますが、けっして色は7つにきれいに分かれているものではありません。
連続したスペクトル。赤から青までの可視光は無限に分類されます。
カラーコーディネーターという、色合わせのプロもいるくらいですね。
可視光とは電磁波のうち、380ナノメートルから720ナノメートルの波長を指します。
赤色より波長が長いのは赤外線、青より短いのは紫外線といいますが、これらも含めるとそれこそ無限の色がこの世にはあるわけです。
ところが、人間の目には可視光しか見えません。
ビデオカメラで撮影すると、赤外線が見えますよね。これはビデオカメラの目=CCDが赤外線もカバーできるからです。
遠赤外線が出るこたつや囲炉裏は、あたたかです。
紫外線を皮膚に長時間あてると、皮膚に悪い影響が出ます。
こうした赤外や紫外の色が見分けられる目をもった生物がいます。
広範囲の色を見ることができるそんな生物になって世の中を歩き回ってみたい。
きっと、今まで見たことのない美しい世界でしょう。新しい世界観がうまれるはずです。
そんな目を「虹目」、そんな目をもつ生物目を「虹目目」。
人間の目も、突然変異でそうした虹目目化する可能性は0とはいえないでしょう。
そんなことをふと考え出してしまう、虹です。
今日は雨。雨があがるとき、陽がうまく差してくれれば、そこかしこでみえます。
昨日2月24日は私と家内の29回目の結婚記念の日。
人生の半分を家内と過ごしている勘定。
虹目で家内をみなおしてみようかとおもう今朝でした。
2009/02/25記