サイコロジスト101

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健康心理学、生理心理学、ストマネを学びましょう!

山野くん発表

2009-07-26 21:00:45 | Weblog
昨年奨励賞を受賞した山野君。

今年度は、工場就労者のストレスの詳細を質的分析から明らかにし、質問紙づくりに役立てる素材作りという基礎研究を発表。

残念ながら受賞には至りませんでした(二年つづくことはないよね)。残念でした。

でも、ストレスマネジメント学会にとって重要な基礎研究の一つのあり方だと私はおもいます。

産業ストレス、職業性ストレスへのアプローチは今後おおいに期待される領域。

働いている就労者の生の声を分析するこの手法は今後重要な基礎資料となることでしょう。

欧米の論文を訳し、欧米の調査用紙を翻訳しても日本の就労者のストレスは理解できません。

そんな、当たり前の議論をいまさらするつもりもありませんが、ストマネ学会では地道に生の声を拾うところから研究をしているという姿をみせてほしいものです。

ちなみに、九州大学大学院博士課程に進学した佐藤君が学会に参加してくれました。

2009/07/26記



植田君ポスター発表デビュー

2009-07-26 20:55:54 | Weblog
修士1年の植田君。

先日のPNEI研究会で、口頭発表デビューをはたしたものの、ポスター発表は初めて。

中畑くんの発表した実験データの詳細を分析。

計算課題で間違いの多かった被験者さんは、コルチゾールの増加量が少ないという結果。

ストレス負荷がうまくいくと、コルチゾールが増加することがわかったというような結果です。

こうした実験結果をふまえて、今年の夏、ストレス負荷課題に特別の配慮をしたいとおもいます。

コルチゾールが増えてから、リラクセーション効果による減少度を比較したいですね。

では。

2009/07/26記


中畑くんデビュー

2009-07-26 20:51:26 | Weblog
修士1年の中畑君。

無事学会デビューを飾る。

リラクセーション効果をコルチゾールの変化で比較しようというもの。

計算課題をストレス負荷課題として、コルチゾールを増加させておいた後のリラクセーション適用によるコルチゾール減少の度合いを自律訓練法、漸進的筋弛緩法、呼吸法で比較したものでしたが、残念ながら有意な違いはなし。

このデータを再分析したものが、次の植田くん。

2009/07/25


長崎は今日も雨だった

2009-07-26 20:41:02 | Weblog
090726

長崎は初日の7月24日から大雨。

空港から市内に移動するバスからぼつぼつ危ない気配。

長崎駅近くまできたら雷はなるは、バケツの水をひっくり返したような大雨。

突風も吹いて、まるで台風のような集中豪雨。

夜景も雨で烟り、雲が棚引き、すっきりしない。

25日になって、少しだけ遠くまで見られるような時間に、ホテルの窓からカメラを固定して2-3秒のバルブモードで撮影。

この写真は望遠かけています。

女神大橋と名付けられたこの美しい姿。

美しい姿に一首

光の線点と点で撮りづらくまさにヴィーナス・ウィングなり     髭


2009/07/26記