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医療のヘルスプロモーション100712代替療法

2010-07-13 04:16:24 | Weblog
2010/07/12開講の医療のヘルスプロモーションでは、代替療法について勉強しました。

西洋流の科学主義に基づく現代医学では残念ながら完治困難とされる病気はたくさんあります。

こうした慢性疾患あるいは難病とされる病には、現代医療はまったくお手上げなのでしょうか?

実は、伝統的医学、あるいは民間療法と呼ばれる者の中に、解法があるかもしれないと多くの医療従事者が実用化を試みているのです。

中にはどうみても怪しげなものもあるのですが、鍼灸やマッサージ・指圧などの伝統療法は医療保険の対象となる場合もあるくらい身近です。

ところが、保険がきかない場合、出費が大変。

どのような解決方法があるかをグループワークで考えてもらいましたね。

いざというとき、貴方も必要とする代替医療をもっと気軽に、手軽に、安価に利用できる術を考えましょう。

来週は授業がありませんので、2週間かけて、第三の医療保険制度を考えてください。

では。

2010/07/13・記


代替医療の分類

1)伝統的療法、民間療法:中国医学(漢方薬、鍼灸、気功)、インド医学(アーユルヴェーダ、ヨーガ)、チベット医学、ユニナ医学(アラビア医学)、原住民の療法(アメリカ、ラテンアメリカ)


2)西洋医学に対抗した新しい医療
:カイロプラティック療法、オステオパチー療法、ホメオパチー



3)心理療法(サイコセラピー)
:精神療法、半断食法、自然療法、手かざし療法、自律訓練法、催眠療法、サイモントン療法、バイオフィードバック療法、カウンセリング療法、リラクセーション療法、ヘラーワーク、アロマテラピー、スピリチュアル、ヒーリング、呼吸法、瞑想、ヨーガ、祈祷療法、芸術療法、音楽療法、ダンス療法、絵画療法、笑い療法、ユーモア療法、イメージ療法、温泉療法、足浴療法、下半身浴療法



4)食事療法
:玄米食療法、青汁療法、ワカメ、コンブ療法、ゲルソン療法、自然葉法、医聖会栄養療法、ニンジンジュース療法、マイクロビォティック、メイ牛山式果物、野菜療法、甲田式小食療法、体質別健康法、森下式自然医学療法、パイウォーター、ビタミン療法、ビタミンA、ビタミンB17、ビタミンB15、ビタミンC、ビタミンE



5)健康食品療法
:朝鮮ニンジン、霊芝、プロポリス、純水米酢、SOD強化食品、AHCC、アガリスク、アラビノキシラン、メシマコブ、キチン、キトサン、乳酸菌生産物質、肝臓末、サメ軟骨エキス、GCP(アミノアップ化学)、姫マツタケ、ウミヘビエキス、フコダイン、タヒボ茶、マイタケ、ウコン、セレニウム酵母、KC-2



6)薬用、香料植物(ハーブ)療法:
アロマセラピー、アロエベラ、野菊の花、ドクダミ、オオハンゴウソウ、ショウガの根、イチョウの葉抽出液、アメリカマンサク、黄色ギシギシ



7)用手(手技)療法:指圧療法、マッサージ療法、リフレクソロジー、足もみ、ビワの葉温圧療法



8)電気療法:ブルー光治療、人工光照射、電気鍼、電磁場治療法、遠赤外線療法、電気刺激と磁気刺激、微細エネルギー、光線療法、波動療法



9)薬理学的療法:オゾン療法、MKKヨード療法、細胞療法、アミグダリン療法、Ge-132療法、キレーション療法、ゲルマニウム療法、代謝治療法


10)免疫療法:飲尿療法、クレスチン療法、ヒシバニール(OK482)療法、クレスチン(PSK)療法、インターフェロン療法、インターロイキン療法、ATK(自己腫瘍細胞障害)療法、自律神経免疫療法、新免疫(AHCC)療法、インターロイキン12療法、免疫監視療法、新リンパ球療法、丸山ワクチン療法、蓮見ワクチン療法、胸腺療法


11)解毒療法:CDA-II、膵臓酵素、排泄療法、コーヒー浣腸、活性酸素抑制酵素、月見草油、亜麻仁油、天仙丸、天仙液、里芋パスタ、生姜湿布

心理学概論13:動機づけと覚醒水準

2010-07-13 03:47:16 | Weblog
7月12日開講の心理学概論13:動機づけと覚醒水準でつかった資料です。

出張のため事前にアップロードする間がなく、遅くなりました。

選挙開票速報やその後の解説・討論などを見ていて、政治家になろうとする人の行動を駆り立てるものはいったい何だろうとおもったりしています。

国のありかたを憂い、かくあるべきと思う信念があり、具体的に何かしたいことがあるという候補には迫力があります。

一方、担ぎ出されたタレント候補など典型でしょうが、当初はとってつけたような政策論や思いを訴えるものの、選挙期間中に徐々に本物になっていく人と、変わらない人がいます。

どっちにしても、候補者としての行動を駆り立てていた動機が、当選後も継続していればいいのですが、党人になってしまうと当初の動機は薄れ、ただの政治屋さんに落ちこぼれていくのでは投票した人に失礼ですよね。

さて、そんな選挙騒動が明けたこの日、動機づけの話をしました。

事ほど左様に、人間の行動には、それを駆り立てる何かがあるとおもいたいものです。

入学したてのころの皆さんも然り。どんな動機によって授業に出席していたのでしょうか?そして今、授業出席行動を駆り立てているものは何に変貌したのでしょうか?

動機の機能的自律性 (functional autonomy)という概念があります。これはG.W.オールポート(Allport,1937)によるもので、行動Aを駆り立てていた動機が、時間がたつにつれて機能的に自律していき、当初とはまったく違った動機によって行動Aが支えられているという話です。

心理学とは何かを極めるために心理学概論の授業に出席していたあなたたち。

動機は心理学を極めたいという学問成就だったわけです。

それが、3ヶ月たつうちにどう変化したでしょう。とりあえず出席しておかないと単位とれないかも、といった出席行動とそれを駆り立てる脅迫的な不安が動機になっている人がいるかもしれません。

あるいは友達と話がしたいから、教室にやってきたって人もいるようですね。

というわけで、動機について学びました。

教科書通りの順でお話しましたので、わからないことがあったらテキスト参照。

よく読むと分かってきます。ノートをとりながら読み、わからない用語は辞書で調べ、と言う具合に4月の清らかで崇高な志に戻って試験勉強してください。

試験でよいパフォーマンスを出そうとおもったら、試験勉強する時間帯を試験が行われる時間帯に会わせましょう。

では。来週はお休みですが、ノート整理に時間をかけてください。

2010/07/13・記