サイコロジスト101

旧J&PホットラインSIG101opMr.髭が運営。
健康心理学、生理心理学、ストマネを学びましょう!

大学院生たちの七夕飾りに何が書かれていたか

2010-07-26 20:51:33 | Weblog
大学院生たちがつくった七夕飾りの話は7月6日にアップロードしました。

では、いったい何を書き、望みをたくしたのでしょう。

匿名性を保ちつつ以下にアップし、私のコメントをいれます。

------------------------------------------------------------------

心理の国家資格がなりますように ふ/ さすが、期待というか希望ですものね

素敵な彼ができますように   み/ できればというより作りなさい

幸せになれますように!!お願いします  か/ 何が幸せか言って御覧なさい。きっとかないます。

メガネでも雨にぬれない開発を ?/ 意味不明。わかる表現じゃないと伝わらないよ。

修了できますように。益々Happyになれますように 河/ 二つのお願いは叶うかしら?

楽しい毎日が過ごせますように! T/ 毎日が楽しかったら最高ですね。

実験、分析をミスなくこなす う/ それはきちんとやれば叶うことでしょ

いいことがたくさんありますように こ/ いいこととは何ぞや。分からんこと祈るなあ

修士論文の計画がきっちり立てられますように☆ ま/ 立てるものかしらね。

病んでる人が早く元気になりますように ?/ 万人の願いです

この大学院で身も心もたくましく変身できますように こ/ 変身いるかな?

パパからのプレゼントたちにかこまれたい り/ たちの意味がわからん

素敵な奈良旅行をlong agoと う/ 奈良ってどこでした?

無事に卒業できますように。あと、稼げるようになりますように み/ 稼げるかどうかは時の運

ステキな出会いがありますように ち/ それはあります。師との出会いじゃないの?

大和奈良 世界をつなぐ 国となれ いつかは世界の標準時刻 な/ あんなあ・・・

勉強が全てうまくいきますように あ/ それはたいへんな願いです。全てですか?

サマージャンボ一億当てて豪遊したい CO/ 豪遊は奈良でか?

ここまでは去年並み。以下に、ある先生からの質問が。

次の問いに答えよ(1 知らない、2 聞いたことがある 3 勉強したことがある 4 適用したことがある):z-検定、t-検定、分散分析、単回帰分析、重回帰分析、ロジスティック回帰分析、主成分分析、因子分析、MANOVA、判別分析 か/ 知らない&使えない人が多いので叶えてやってください



いやー、みなさんごくろうさまでした。

もう20日過ぎたのでササは捨てさせていただきます。

彦星と織姫はきっとあなたがたの願いを叶えてくれることでしょう(希望)!!

2010/7/26 記





心理学概論14:社会心理学

2010-07-26 14:03:35 | Weblog
本日開講の心理学概論で使用した資料です。

東大のサイトからDLした、平均顔をつかった実験をしましたね。

プロレスラーって、だいたいわかりましたね。

研究者顔というのがむつかしかったようです。

銀行員も女性をイメージした人がやけに多かったようですが、銀行に勤めているのは窓口にいる女性だけではありません。

社会心理学というからには、一人のこころの世界を科学するのじゃなくて、二人以上の関係をどう認知し、態度をつくり、働きかけるかが大切。

今日はそのなかでも、人をどうわたしたちは認知しているのかを勉強しました。

セルフself=自己

といいかえるとわかりづらくなるかもしれないんですが、自覚し考えているあなた自身があなた自身のことを自己というわけです。

一人の人間が自分のことをかんがえるとき、自己を考える。

一人の人間が自分のことを他人にどう示したいか、どう働きかけたいかと考えるとき、社会心理学が生まれます。

一人の人間が、別の人に対してどのような印象を与えるか、どうしたら効率よくいいイメージを与えることができるか。そんなことも、学びましたね。

態度をどう作るか、変容させるかについてのABXモデルやバランス理論は50年も前の話題ではありますが、今でも通用する社会心理学理論です。

人間関係に悩んだとき、あなたをA、別の人をBとして、二人の関係を大切にしたいとおもったとき、第三のXさんへの態度がきまります。

バランス理論に似たものが、フェスティンガーの認知的不協和理論。

タバコをやめたいけどやめられない人がいたとして、この理論を用いて、どうしたらやめることができるか考えてみてください。

来週はいよいよまとめ。再来週は試験。がんばってノート整理しましょう。

2010/7/26・記