食育マイスターのひとりごと

食育マイスターが日常のひとりごとを綴っています。

実家の話①

2023-08-17 16:18:17 | 日常
これから書くことは

結構重くて暗いお話です。

1年半ほど悶々と考えていて。
(考えすぎて、あんまりブログも更新できず)

読む人によっては

理解されないことも多い内容です。

でもスッキリしたいので、

思い切ってこのブログに書いてみることにしました。

長~くなります。


『終わりの始まり』は1年半前の2月。

関東に大雪が降り、警報が出た日の夜7時過ぎ。

母から電話があり、電話口で泣き叫んでいた。

興奮しすぎて話す内容が支離滅裂だったんだけど

要は、弟と連絡が取れないから

私に弟の住むマンションに行き、様子を見てきて欲しいとのこと。


どうして弟と連絡を取る必要があったのかというと

今からちょうど7年前に、実家がある場所が県道拡張の為に

取り壊しになることが決まり、それに伴い県からお金が振り込まれ

新しい場所に家を建てることになったんだけど

弟が署名をして先方に送るはずの書類がまだ先方に届いていない。

その書類がないと、新しく家を建てるお金を手に出来ない。

母は7年前からず~っと新しい家を楽しみにしていたのに

今書類が揃わないと、また2~3年後になる。

その2週間前には弟と電話で話をした。

なのに、その日は連絡が取れない。

職場に連絡をしたら、なんと辞めていた。

個人情報だから、詳しくは教えてもらえない。

まだまだコロナ禍。

弟はコロナに罹り、倒れているのではないか?

だから、私に見に行って欲しいと…


その日は関東も雪が積もり、ニュースで外出はしないように呼び掛けていた。

私のところから弟の住むところまで、電車だけで1時間半。

電車も本数を減らしているのに、もしたどり着けたとしても

私が家まで帰って来られなくなる。今日は無理だ!

でも母は、そんな私の話など聞いておらず

『じゃあどうするの!!!』の一点張り。

その時はまだ三女が一緒に住んでいて

電話を受けた私のただ事じゃない様子を察してくれた。


家電で母の話を聞きながら、携帯で弟の番号にかけてみたけど、出ない。

ただ、この雪の様子では、私が今から行くのは無理だ。

それなら警察に届けて欲しいと母。最寄りの警察署に行けと言う。

そこでネットで調べると、別に警察署は

最寄りじゃなくても話は聞いてくれるみたい。

それまでの事情を私は知らないから、母が自分で電話して説明すれば?

と話すと、それは嫌だと言う。

こんなに雪も降っているし、私だって帰って来られなくなると話しても

雪国に住む母にとって、たまに雪が降ったくらいでなんだ!みたいな感じ。

とにかく、じゃあ、『どうするの?!!!』と答えを私に求める。


その間に三女が、弟が電話に出ないなら

SNSでもやっていないかどうか調べてくれた(DMでメッセージを送る)

残念ながらやってなかった。

弟が心配だけど、母自身が自分で警察には電話したくない。

私が動くのが一番いいのに、動いてくれないなんて!!と

何か、私が一番悪い流れ…

母の話を聞きながら、夫にもメール。

すると夫は、

書類の署名、やってないから電話に出られないだけじゃないの?と

意外に冷静。私も少し納得。弟には前科がある。(その話は後程)


弟が電話に出てくれないなら

弟の知り合いに電話してみれば?

コロナになるまで、年末に帰省した弟は

毎年、同級生でもあった『はとこ』と遊んでいたはず。

親戚なんだから、電話してみれば?

そしたら母は激怒。そんな家の恥を話せるか!!!

そもそもこんな夜遅くに電話できるか!!!(注:夜7時過ぎ)

私が様子を見に行き、気配がないから警察署に届け出を出すのが一番。

なのになんで協力しない!!!

結局、一番悪いのは私。それは昔から。


とにかく、大雪だからいつ交通機関が止まるか分からないし

次の日も仕事だし、警察署に行くのも無理だから

どうしてもって言うなら、自分で警察に電話して!!!とお願いをして

無理矢理電話を切りました。

その時から、家の電話が鳴るのが怖くなった。


そして、その時から

実家の事が、なんかどうでも良くなってしまった。


ちなみに、その日の2日後は二女と三女の誕生日。

1年休学していた三女の卒業も確定し、

ようやく私も少し楽になるかな…なんて喜んでいた矢先の出来事。

孫の誕生日なんて、母にはどうでも良い話。


その日までは

母が新しい家を楽しみにしていたなら

私も色々と協力してあげないと!とは思っていたんだけど…

家がどうとかは、私は全くの蚊帳の外だった。

私が結婚していることもあると思ったんだけど

母の願いは

いずれは『跡取り』の弟との新しい家を

弟と色々と相談してなんとかしたい。

その願いを叶えてくれない、私が一番悪いみたいな流れ。

その電話で、私も何かがぷつっと切れてしまった。

実家の家族には

昔から色々と思うところがあった。

なんか、もう、どうでも良くなってしまった。















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