食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

築地市場の魅力を知って移転の必要がないことを理解しよう/魚を大事にしない日本人R1-8

2013年03月18日 | 江戸前から繋がる世界
Fishfftp

魚を大事にしない日本人シリーズ R1-8
ROUND1 江戸前から繋がる世界の海 Part2築地市場を全て新築してこの地に残そう
築地市場の魅力を知って移転の必要がないことを理解しよう

F188334708 築地市場/フリー素材

ここまで、築地市場の歴史と良さをご紹介してきました。完全に、1つの市・街(まち)ですね。様々なTV番組で、築地市場の魅力を取り上げています。今まで行かれたことがない方も、魅力を感じたのではないでしょうか!これを機会に、ぜひ行くことをお勧めします。さて過去には豊洲新市場の土地から、環境基準の43,000倍のベンゼン、その他の有害物質が検出しました。築地市場の魅力を感じれば、わざわざ移転の必要がないことが分かります。

一方、築地市場の不衛生や、建物の劣化が進み危険な箇所も見受けられます。だから豊洲新市場へ移転しよう!は、短絡過ぎます。当初の2014(H26)年から2年延期、2016(H28)年に豊洲新市場への移転が予定されています。【追記2016.11/豊洲新市場の建物の下には盛り土がされていないことが判明し、移転が延期されました】 豊洲新市場の予定地は、築地から南東2kmの位置(江東区・こうとうく)です。

そんな豊洲新市場の鮮魚・刺身・寿司ネタは、食べたくないでしょ! 豊洲新市場へ行くより、現在の築地市場を丸ごと新築することです。継続的な食品提供が求められるため、数年間休業するなど一辺に新築ことは許されません。しかし例えば一定期間、一部を大田市場へ仮移転する、あるいは部分的に取り壊し、順次、新築を繰り返すなどの方法はいくらでもあります。

豊洲新市場の危険性から、移転すべきではないと考えます。移転すれば、豊洲新市場の使用は50年以上に及びます。今後いつまた、有害物質が発生・検出されるか分かりせん(検出される可能性が大)。 【金額修正2016.11/5,884億円】が無駄になっても、食品の安全・安心には代えられません。建屋は、食品関係以外なら使い道は多々あるでしょう。東京都は予算が潤沢なので、半世紀先を見て中止を決断すべきです。

<補足>約6,000億円の予算の大半は、築地市場を売った費用、扱いを行う水産業者からの手数料などで賄われます。従って、丸々、都の税金ではないのです。しかし移転しない場合は、6,000億円は都が全額負担する必要が生じます。
【編集連絡】従来、掲載しておりました当号以降の投稿、及び2009年当時からの豊洲新市場の危険性を訴える投稿は、一旦、削除しました。再編集し、改めて「Part3 豊洲新市場の危険性(移転すべきではない)」として、順次、投稿致しております。

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