食品のカラクリと暮らしの裏側

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プール排水口の危険通知を回すだけの文科省に責任はないのか/少数派・プール事故11

2019年05月21日 | 学校・公営プール事故
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故11
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶
プール排水口の危険通知を回すだけの文科省に責任はないのか

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有田一彦氏の主張/学校プールの排水口事故について、度々教育現場や裁判所の無責任・無能さを指摘してきた。一方、学校プールを管轄する文科省(当時の文部省)は、何度も排水口の蓋の固定、ボルト締めなどの必要性の通知を都道府県に出してきた。だから文部省には、何ら非がないのだろうか。

あれだけ文部省が出した通知の指導実効が上がっていないことは、全国の学校プールの放置実態からも明らかである。文部省の通知は何も役に立っておらず、学校現場では危険性すら認識できていない。いくら通知を出しても、現場では無責任が“蔓延”している。現場に徹底されない通知を出しているだけの文部省の姿勢は、ただ、回しただけに過ぎず、責任を回避をしている。

通知の実態はこうだ。文部省から都道府県へは満足に吟味されずに、上部から下部へ、右から左へ事務的に流れるだけだ。他の官庁からも含めて山ほど来る通知は、途中の部署で放置を繰り返しながらやっと学校現場に届く。実際に届いた排水口事故への対策通知は、9月のプール終了後だったという笑えない話もある。

投稿者補足/まさしく旧・文部省の対応は、“お役所仕事”の典型です。書類さえ回せば自分達の仕事は終わりではなく、いかにプール事故や死亡者をなくせるかが、本当の仕事なのです。民間企業で、書類だけ回して後は知りませんなんて仕事をしていたら、席(籍)がなくなります。

Sankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

■戸丸瑛梨香さんや多くの生徒達のブール事故死を忘れないために
ご両親や亡くなった大勢の生徒達の無念さと行政の怠慢をお伝えするために、事件後・数年あるいは数十年経っても、こうしてマイブログでお伝えしております。

Ntopkeiji

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