回転寿司の真相シリーズ177皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND10 回転寿司を卒業しよう!
タッチパネル注文と特急レーンだけで勝負する回転寿司店
特急レーンだけでお客さんの食欲をそそることができるのか?
*皿図は、後日、貼り付けます
時代の変遷か?レーンに皿を流さずに、タッチパネルによる注文と特急レーンだけで勝負する回転寿司店が増えてきました。従来の、グルグル回るコンベアはありません。客先直送~“特急レーンお届けシステム”と呼ばれ、厨房と注文したお客の間を特急レーンで皿を運びます。概ね新幹線タイプが主流ですが、鉄道ファンとしては、店によって種類が違う新幹線、在来特急などバラエティーがあってもいいと思います。
お客様からは新鮮、他客に皿を取られない、廃棄ネタの削減など店もお客も評価しています。しかし回転寿司の真相シリーズとして、3つの疑問を投げ掛けます。まず混雑の時間帯に、オール注文だけで対応できるのでしょうか? 一般的な回転寿司店でも、廃棄無駄から本音は“オール注文”にしたいのです。しかしスタッフ増・人件費が掛かる上、混雑時に注文が殺到しお客様を長く待たすなど、致命的なことからやむなくレーンを回して平板化しているのです。
2つ目の疑問は、その対策として鮪(まぐろ)・サーモンなどの人気ネタは、ある程度作り溜めしているのではないか?と考えます。まあ仮に作り溜めによってやや時間が経過しても、従来の回転レーンに皿を流すより、乾燥が少なくお客の咳や唾のしぶきが掛からない分だけ衛生的です。様々なアンケートでも分かるように、お客さんはレーンを流れる皿を取るより“注文派”のほうが、かなり上回っています。衛生・清潔さの高まりと思われます。
最後の疑問は、皿がレーンを回らないと、お客さんはどうしてもエンターテイメントに欠けるというか、食欲や面白みがないとも言います。今は物珍しさから、お客が入っています。しかし回転寿司は皿が動くことによって、狩猟本能が働き・食欲が沸き、余分に食べてしまいます。新システムはお客さんの気持ち(心理)を捉えられるのか、売上が伸びるのか不明です。一部、Web上では、潰れた店があった情報も見掛けます。今後、商売として成り立っていくのか注目したいものです。
回転寿司店のタッチパネル注文は前客が汚い手で触るので不衛生
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。