回転寿司の真相シリーズ30皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND2 死魚・病気魚・奇形魚も堂々とネタに
回転寿司店の裏側で偽装魚・奇形魚専門の特殊な水産加工業者が暗躍
奇形魚や偽装魚が出回る背景には、特殊な水産業者・水産加工業者や裏の流通経路が存在すると申し上げました。その組識の存在と特殊な流通ルートを、2回に渡り説明します。特殊な水産業者の“大きな役割”は、川上と川下の繋ぎ役です。論外な魚をただ同然で漁業者から引き取り、回転寿司店や激安飲食店などに売ることです。加工業者が扱う魚の対象は、3つあります。
(1)外国の別種魚や深海魚を使ったいわゆる偽装魚 (2)このROUNDでテーマにしている死魚・病気魚・奇形魚 (3)まともな魚でも水揚げやセリの際に踏ん付けられて、頭が潰れたり腸が飛び出したキズモノ魚などです。これらの魚は、当然ながら豊洲など公の市場取引はされません。売れない如何わしい魚だからこそ、裏ルート・裏業者の稼ぎ場所であり、独壇場なのです。
さらには加担する特殊な流通業者と回転寿司業者からなる連携組識は、私達が知らない裏の世界で大きく暗躍し、確固たる役割化(分担化)、産業化されています。魚介類の流通には、窺い知れない魑魅魍魎(ちみもうりょう)としたアンタッチャブルな領域があるのです。これを機会に、彼等が暗躍する闇世界があることを知っておきましょう。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。