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松尾貴史コラム◇「桜疑惑」を終わらせるな!国民愚弄の地獄の安倍政権と根比べ/少数派

2020年01月07日 | 国葬・桜・森友・赤木
Ns170minoritytp 少数派シリーズ  特設|桜を見る会(桜疑惑) VOL9
松尾貴史コラム◇「桜疑惑」を終わらせるな!国民愚弄の地獄の安倍政権と根比べ

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■年が明けても追及し続けよう!地獄の安倍政権による「桜疑惑」
投稿者の前説文/安倍首相・安倍政権・自民党は、飽きやすい国民だけに年が明けて2020年になれば、「桜を見る会」の疑惑は薄らぐだろうと高をくくっています。森友学戦もうやむや、加計学園もうやむや、他の重要な問題も不明朗のままになっています。松尾貴史は本文で、“悪夢そのものの安倍政権”どころか「地獄の安倍政権」と呼ぶように、答弁拒否・国会の審議拒否を続け、何とか逃げ通そうとしています。しかし今度の今度こそ、安倍首相の疑惑・不正は糾さなければなりません。安倍強権政治は、我が国の民主主義は崩壊します。年が明けても、私達は根気強く究明することが必要です。投稿者も単なる一市民に過ぎませんが、国民の為にならない安倍政権を崩壊させるために、小さな力ながら惜しみなく投稿を続けます。
*今号から「桜を見る会」の表現を、「桜疑惑」と致します。

毎日新聞の日曜版、「松尾貴史のちょっと違和感」というコラムから抜粋した記事をご紹介します。松尾貴史氏はコラムの中で、痛烈な批判をしています。ぜひお読み下さい。
*タイトル付け、文章の省略化、補足は投稿者によるものです。

 ↓ ↓ ▽松尾貴史氏のコラム

■真摯に・謙虚に・丁寧に説明と言いながら19年だけでも420回に及ぶ答弁拒否
安倍政権による答弁拒否が、今年(投稿者補足:2019年)だけでも420回もあったという。安倍晋三氏がうわ言のように繰り返す「悪夢のような民主党政権」の時の、実に4倍だという。しかも、自民党は200日以上も審議拒否していて、国会の論戦自体が極端に減少しているのだ。これでは悪夢どころか、意識すら失っているような状態ではないか。都合の悪いことを聞かれたときに、よく「お答えを差し控えさせていただきます」と逃れることがあるが、毎日新聞のニュースサイトによると、答えるのを拒むときに単語の組み合わせはいくつかパターンがあるそうで、それらを組み合わせた言い逃れを重ねた結果がこの驚くべき無責任な状態を生んでいる。

なかなか追及を諦めない東京新聞の望月衣塑子記者のような例外はいても、質問されて「その件については、お答えを差し控える」という呪文をなげかけられると、質問した記者がいとも簡単に追及しなくなることも不可解だ。「あ、だめなんだあ。答えてくれないのかあ・・・」と、まるで絶対の審判が下ったかのように他の記者や他の質問に移行することを、現場の報道関係者は何とも思わないのだろうか。不祥事が表沙汰になるたびに、国民の疑問に対して「真摯に」 「謙虚に」 「丁寧に説明を」などと決意風のことを述べていた安倍氏だが、それとは全くの裏腹な状態を増長させていったのが現在の体たらくだ。何という不誠実か。

■桜疑惑でも文書廃棄・隠蔽・言い逃れをする安倍政権にごまかされるな!
森達也監督による映画「i-新聞記者ドキュメント-」でも取り上げられているが、記者会見での菅義偉官房長官の、記者とその先にいる国民を愚弄(ぐろう)し切った対応はもう「名物」ですらある。だが、現象として面白がってはいられない罪深いことだ。特に、記者がまっとうに食い下がると、都合が悪くなれば部下には妨害させるわ、「あなたに答える場ではない」などとでたらめなことを言うわ、惨憺(さんたん)たるものだ。まさに「名物に美味いもの無し」である。国会における答弁も、この方式に倣っているのか、指令が出ているのか、与党ではこの答弁拒否病が感染蔓延(まんえん)して、パンデミック状態だ。 <省略> 「吸い上げた」税金の使い道を決めるにおいて、公文書は廃棄し隠蔽(いんぺい)し改竄(かいざん)する。これほどの反日的な行為を繰り返しながら、仕事をするフリをし続ける。

それを改めるためには、「疑惑船団」の安倍氏とその取り巻きが、政権から離れることが必須だ。しかし彼を降ろすためには、彼に近い、何らかの実権を持つ者がその意思を持たなければ無理だろう。そして、彼に近ければ近いほどその恩恵にあずかっているので確率は低い。先進国面をしているが、まるでここは未開の国の有り様ではないか。フリではない、本当の愛国心はどこへいったのか。私が以前、「悪夢のような民主党政権」になぞらえて「悪夢そのものの安倍政権」と書いたが、漫才師のおしどりマコさんは「リアル地獄の安倍政権」と表現している。いや、まさにその方向へ進んでいるとしか思えない状況だ。これからは私も「地獄の安倍政権」と呼ぶことにした。

おそらく、年が明ければ「桜を見る会」やその周辺の疑惑に関しては、与党関係者や御用コメンテーターたちは、「もう終わったことだ」 「いつまで桜疑惑をやっているのだ」と連呼し始めるだろうことは想像に難くない。森友学戦の問題も、加計学園の問題でも、その方式が一見うまくいったように錯覚する「成功体験」があるからだ。しかし、国民はごまかされてはならない。忘れずに、しつこく、究明し続ける根くらべが始まったのだ。

Sankoub 桜を見る会特集
次号/10・桜疑惑◇安倍首相は「4つの山口」を責任解明しない限り年内退陣に追い込まれる
前号/8・「桜を見る会」安倍選挙区から招待してもよい人数は43人(全国の有権者比率からみて)

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