回転寿司の真相シリーズ283皿目 第3部/回転寿司に行くなら店を選ぼう編
ROUND17 中小店を利用するワザ
回転寿司店で注文する場合は食べたいネタがない・乾燥したネタの時に限りましょう
前号に続き、パネル注文システムがない中小店での上手な注文の仕方です。回転寿司店の基本
は、例え、握り立てのネタがレーンを流れていても、お客様から注文が入れば握ることを教育され
ています。とは言え注文は自由といっても、何でもかでも注文するのは感心しません。握り立てに
近いようなネタが回っていれば、その皿を取りましょう。注文は、食べたいネタが流れていない時、
ネタが乾燥している時などに留めるべきです。常識の範囲で、注文はほどほどに!ということでし
ょうか。
「ROUND15/回転寿司のテーブルマナーを守ろう」でも申し上げたのですが、1度のま
とめ注文は多くても2~3皿までがよいでしょう。注文はあなたの分だけでなく、多くのお客様の
分も受けていることです。1度に多くの注文をしてもいっしょに出てくることはなく、イライラし
たり帰る頃にやってきます。下手すると、忘れられてしまうこともあるからです。こまめに分けて
注文したほうが、賢いようです。
そもそも乾いたネタが沢山回っている店は、怠慢な店です。乾いたネタに、無理にお付き合い
する必要はありません。全て注文せざるを得ないような古いネタばかり流れている店なら、さっさ
と退店しましょう。ましてや注文したのに、板前がレーンから乾いたネタの皿を持って来るような
店は最低です。お客側・店側も、一定のルールと常識が求められます。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが、多くの
店で横行しているのも事実です。
このROUNDはグルメ・回転寿司評論家の柳生九兵衛氏、松岡大
悟氏の著書、その他書籍を参考に投稿者の経験を加え記事にしました。