回転寿司の真相シリーズ214皿目 第2部/マグロの赤身・ネギトロ編
ROUND12 質の悪いマグロは植物油や着色料でトロに見せ掛ける
養殖トロマグロを食べ過ぎると脂肪が溜まり人間がトロになっちゃうよ
<3つのマグロデメリット・注意喚起>その3は、「脂肪の多さ」です。ここからは、マグロは健康に良くても食べ過ぎないように~の連載です。マグロを食べる上で気を付けることは、何といっても「トロの脂肪の多さ」でしょう。大トロ、中トロ部分は脂肪が多く、クロマグロ(本マグロ)のトロの脂肪は100g中に27.5gもあります。赤身なら1.4gだけなので、約20倍の多さです。寿司や刺身は健康に良いからといっても、トロマグロばかりを食べていては、人間自身が“トロメタボ腹”になってしまいます。食べるなら、断然、赤身です。
マグロの体のどの部分がトロかと言えば?あなたもマグロになった気分で、うつ伏せになってみましょう。床に付くお腹の部分が大トロ、脇腹が中トロです。そして、背中が赤身です。ひょっとしたら、あなたは既に全身トロ人間になっていませんか?(失礼) ここまで数々説明して参りましたが、特に養殖(畜養)マグロは、ダイオキシン類・メチル水銀、そして脂肪過多など数々の大きな危険?が存在します。ご自分や家族を思い、セーブして食べましょう。
天然マグロのトロ部分は、全身の1~2割程度です。しかし養殖マグロは、全身トロに近い8~9割がトロです(中トロ6割・大トロ3割・赤身1割の割合)。日本人のトロ好みの要望に応え、地中海やメキシコなどの養殖業者が“トロマグロ”になるように、マグロを狭い生け簀の中で大量に餌を与えます。運動不足の状態にして、意図的にトロの部分を増やすのです。寿司はトロ、脂ぎった食肉が好きな方~世界に比べ日本は肥満が少ないとはいえ、このままではあなたは『脂肪人間』になってしまいますよ。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。