回転寿司の真相シリーズ141皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND8-B これからはカタカナ寿司ネタの時代に(開発魚の正しい活用)
回転寿司の新伝統として開発魚や深海魚の名称で皿が回る時代に
若い感覚で嘘は付かない新しい回転寿司のスタイルに
このROUNDのまとめです。脈々と続く寿司文化を大切にする一方で、本物魚(一般魚)が枯渇する背景を鑑み、外国の別種魚・開発魚・深海魚まで食べていかねばならない現状を認識する絶好の機会です。時代が変わったのですから情緒に捉われることなく、これからは若い方の感覚で嘘を付かないカタカナ書きのネタ(標準和名)の表示が求められます。
例えば鮪(まぐろ)のトロや兜(頭部)は、明治以前には下品なものとして、無造作に海に捨てられてきた経緯があります。当時はゲテモノ食いでも、現在では美味しい“貴重品”であることは言うまでもありません。同様に、現時点ではカタカナ寿司ネタの表示は異様でも、“新伝統”として積極的に推進させる流れが必要と考えます。魚の枯渇防止の切り札として、開発魚や深海魚や食べていかざるを得ないでしょう。現実を見れば、皆様は既に多くの回転寿司店・飲食店でそれらの魚を食べているのです。
消費者を騙す、外国の別種魚・開発魚・深海魚を本物魚に見せ掛けた「偽装表示」をすることは、一刻も早くなくさなければなりません。カタカナ魚の名称としての握りを、普通に食べる社会にしなければと考えます。今後は、新しい回転寿司や魚料理のスタイルが求められます。それこそ若い方が率先してカタカナ寿司ネタの促進をするなど、新しい感覚に期待致します。
このROUNDでは、偽装魚、開発魚・深海魚の存在、そして魚の枯渇の現状、食品偽装問題など、かなり踏み込んだつもりです。専門的な内容もあり、分かりにくいところもあったかと存じます。書き過ぎたのは、投稿者としては当ROUNDの内容が、“根深い偽装回転寿司”の根幹追及と考えたからです。回転寿司ファンこそご覧頂きたい内容ですが、回転寿司ファンは見ないでしょう!(苦) 回転寿司の実態に厳しいあなたにご覧頂けたことは、至上の喜びです。
投稿者としてもう1つ強く伝えたいことが、次の「ROUND9/回転寿司の健康阻害を考える」です。引き続き、お付き合い下さい。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。