食品のカラクリシリーズ アメリカンチェリー(さくらんぼ)/果物
アメリカンチェリーは残留農薬によって実が腐らないほどの危険な果物
米国西海岸産のフルーツは収穫後に何度も農薬が掛けられる
■農薬のプール浸けや何度も殺菌剤のスプレーがされている
「アメリカンチェリー」とは、米国西海岸地域で収穫されるさくらんぼのことです。爽やかな香りで、ジュース・ジャムの他に、ファストフード店では冷たいシェイクも人気です。しかし見掛けの可愛らしさからは想像できないほど、危険な果物であることは、案外、知られていません。
輸入されたアメリカンチェリーを、日本の梅雨の時期にそのまま2か月置いても、全くカビが生えないままドライフルーツになってしまいます。米国では日本に害虫を運び入れないように、収穫後に臭化メチルで燻蒸します。臭化メチルガスは、簡単に人間が死ぬほどの強い毒性があります。アメリカンチェリーにそのまま残留することはなくても、あまり気持ちのよいものではありません。
問題は、収穫後に農薬の殺菌剤を数回もスプレーしていることです。米国の農場によっては、日本向けに殺菌剤のプールに浸けるところさえあります。米国西海岸産のオレンジ・グレープフルーツ・レモンなどと同様に、“ポストハーベスト農薬”(収穫後にも農薬を使用~シャワー・プールに浸けるなどの方法)が恐ろしいほどにキツイのです。そのせいで、いつまでも腐らないのです。米国産りんごも然りで、日本には美味しいりんごがあるので食べる必要はありません。
■アメリカンチェリーのジュース・ジャムやシェイクは危険
アメリカンチェリーのジュース・ジャムやシェイクともなると、多量に農薬を摂取することになってしまいます。そもそも果物にカビが生えない・腐らないのは、自然の摂理の中でおかしいと思うべきです。日本産のさくらんぼも、安心できません。さくらんぼは水が掛かると実が弾けてしまうので、栽培中も収穫後も水が掛からないようにしています。そのため収穫直前の農薬が、そのまま残留している恐れがあります。さくらんぼをちょっと摘まむ程度ならともかく、アメリカンチェリーは食べるべきではないと考えます。
話は脱線し、器用な方は得意気に、さくらんぼの細い枝を紐のように舌の先でくるりと「輪」の形に結んでしまいます。また喫茶店などのソーダ類には、必ずさくらんぼが乗っています。昔は、彼女がさくらんぼを食べるかどうかによって“性的OK”か否かの怪しい合図になる?との冗談話が流行りましたね。残念ながら、さくらんぼの“恩恵?”はありませんでした。一定以上の年齢の方しか分からないギャグでした。
数十年前からの典型的な使い回し・再利用が、ソーダ類に添えられたさくらんぼです。嫌味な投稿者は、食べずに紙に包んでテーブルに置いておきました。再び使えないようにしたので、少しは人のためになったのでしょうか?(笑)
オレンジ・グレープフルーツが何か月も腐らないのは有毒な農薬のせい
カリフォルニアレモンはベトナム戦争の枯れ葉剤で殺菌する