回転寿司の真相シリーズ9皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND1 激安の理由は偽装魚だから
古く質の悪い鮪を着色料で真っ赤に染めて新鮮そうに見せる回転寿司店もある
回転寿司のレーンに鮮やかな色をした鮪(まぐろ)の赤身が流れてくると、ついつい皿を取ってしまいます。お客様が想像さえしなかった、あの真っ赤な鮪が着色されていることも多いのです。ビックリする、酷い話です。競争が激しい回転寿司店には、着色された鮪が集中します。またレベルが低いスーパーでも、着色鮪が出回っています。
なぜこんなことをするのか?鮪の漁獲方法や急速冷凍の不手際から、身肉が黒ずんだり白く灼(や)けることがあります。こうした鮪はセリには出せないので、特殊な水産加工業者がただ同然で引き取ります。化学物質の着色料で鮪を真っ赤に染めた後、大半を回転寿司店に納めます。回転寿司店では、こんな鮪でも原価が安いので大喜びで仕入れます。また日持ちさせることができるので、スーパーでも大歓迎なのです。
中には禁止されている一酸化炭素を吹き掛けた中国の冷凍鮪を、仕入れることもあります。一酸化炭素を吹き掛けた鮪は、5年間も赤みが変わりません。身肉が赤いと新鮮そうに思うお客様(消費者)を、手玉に取った酷いやり方です。新鮮と思って皿を取っても、食べてみたら不味いかも知れません。最悪は、お客様が食中毒になる恐れもあります。回転寿司店は儲けのために、こんな鮪まで使うのです。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。