食品のカラクリシリーズ 緑茶2/飲料
経費が厳しい会社ほど職場のお茶には味の素入りの茶が使われる
緑茶といえども中国から輸入されるので残留農薬の危険
■会社のお茶に味の素が入っている可能性
会社のお茶に味の素が入っている話と、お茶の残留農薬の危険性に触れます。ご自宅のお茶は、自分が選べば本物のお茶を購入できます。しかし、あなたの会社で毎日飲んでいる職場用のお茶は、食品添加物と農薬の両方とも一番危険なのです。大きな組識ほど経費節減が厳しいので、安い価格で仕入れる職場用茶に“味の素入り茶”(グルタミン酸ナトリウムを添加)が蔓延(はびこ)っているのです。原価が安いお茶は当然美味しくないので、食品添加物で味付けする訳です。会社にもよりますが、一応あなたの会社のお茶も疑ってみることです。
投稿者は特段味覚に優れている訳ではないものの、10年以上前に会社のお茶の味に切れが悪く、いつまでも甘ったるさが舌の中で残る感じ~“ねっとり感”を疑問に思いました。当時、同僚や総務課の担当女性に説明してもこのことを知る由もなく、“変人扱い”をされ悲しい思いをしました。
その後多くの書籍を調べて、やっとのことでお茶のカラクリを発見した次第です。無理からぬことで、現在でもこのような「味の素茶」を知っている人はそうはいません。こうしたことを知って飲むと、違いが分かるかも知れません。少しぐらい飲んだ程度では病気や身体を害することはなくても、一生飲むだけに注意しましょう。
■毎日味の素茶を飲み続けると味覚が狂う
食品添加物入りのお茶を飲み続けると、味覚が狂ってくると聞きます。ただでさえ食品添加物が懸念される食べ物が多い中、健康に良いお茶もこうした“インチキ品”を飲み続けると、“食品添加物まみれ”の生活に陥ります。グルタミン酸ナトリウムなどを大量に摂ると、一過性のめまい・しびれ・頭痛が起こることがあります。できるだけ、こうしたお茶の量を減らすに越したことはありません。
お茶のもう1つの問題は、残留農薬~中国からの輸入緑茶の危険性です。緑茶だけに全て国産と思いがちでも、約10%が中国から輸入されています。中国産だけに、残留農薬の怖さがあります。中国茶の残留農薬は、発ガン性がある有機塩素系農薬のDDTやBHCが検出されています。野菜は洗えばある程度農薬は落とせますが、お茶はまさしく“残留農薬”そのものを飲む訳です。
“農薬茶”や食品添加物を避けるには、国産のさっぱりしたお茶を煎れて飲みましょう。あるいは、有機表示のお茶を飲むしかありません。JASに基く有機食品は、農薬の他に先程のグルタミン酸ナトリウムなどの食品添加物も許可されていません。お茶が好きな人は毎日多く飲むので、 贅沢であっても有機のお茶を選ぶことです。こうした、自己防衛が必要です。
前号/お茶が甘いのは味の素(グルタミン酸ナトリウム)が添加されているから