回転寿司の真相シリーズ153皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND9 回転寿司の健康阻害を考える
回転寿司店のお客がレーン皿の握りを持ち帰るシステムは食中毒の恐れ
乗せただけの握りは車内の揺れで帰宅時にはネタとシャリがずれて悲惨?
ここから3回に渡り、食中毒・ウイルス感染について説明します。回転寿司店の中には、今まで食べていた席から流れる皿を自分で取って、テーブル近くに用意されている透明樹脂パックに入れて、精算・持ち帰るシステム店が存在します。しかし家族思いのパパでも、例えば仲間と行った回転寿司の帰りにこんな握りを持ち帰った日には、愛情が裏目に出て妻や子供が食中毒になる恐れがあります。
ある実験では、飛沫唾液が付いていない状態でも室内温度26℃の回転寿司店で2H経過した握りは、細菌が4,000倍にも増殖した危険なデータが確認されています。まして流れる寿司には、大勢のお客の咳やクシャミの飛沫が限りなく付着しています。都心からの帰宅は1~2時間を要す方が普通なので、菌の増殖、季節によっては電車やクルマ内の温度の影響から、食中毒の危険が増します。
もう1つの欠陥(食中毒ではない)は、アルバイトがただネタを乗っけただけのレーンの握りは、持ち運びや電車などの揺れで、自宅に着く頃にはネタとシャリがずれて原形を留めていません。板前さんが持ち帰り用にその場できちんと握ってくれる店なら、家に着いた頃でも見映えも良く、まだ衛生的です。妻や子供を思うなら、板前さんがお土産用に握ったものにしましょう。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。