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回転寿司の真相シリーズ215皿目
第2部/マグロの赤身・ネギトロ編
ROUND12 質の悪いマグロは植物油や着色料でトロに見せ掛ける
本来マグロは栄養やDHA・EPAたっぷりの魚でも食べ過ぎないこと
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既号文を繰り返しますが、本来、マグロはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が主な成分の脂肪酸が豊富に含まれています。DHAは、脳・網膜・心臓・精巣へ運ばれ、中でも脳に多く溜められて脳の機能を活発にします。EPAは魚介類だけに含まれる栄養素で、血管や血流を正常に保つことから、悪玉コレステロールを抑え中性脂肪を減らします。頭を働かせるためには頭への栄養素が必要であり、そのためにDHA・EPAを多く含むマグロや青魚が有用なのです。
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勘違いしている方が多いのですが、魚を食べると頭が良くなるのではなく、魚は頭のために良いのです(笑)。頭が良くなるには、一生懸命、勉強しなければなりませんよ(苦)。生活習慣病の予防にも、マグロは大切です。脳や身体のためには、DHA・EPAの量は毎日各1~1.5gだそうです。マグロは抜群で、刺身なら3~4切れ・50g程度です。
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大事なことなので再び書きますが、メチル水銀汚染の影響により、厚労省から妊娠女性はクロマグロの摂取を1回80gとして週1回までとする注意が出ています。これは一般の方(妊娠していない女性、子供・男性)も、従ったほうが安全です。マグロは栄養豊富な魚であるにも関わらず、食物連鎖[生体濃縮]、環境の悪化、養殖餌の影響によって身肉の汚染が進み、食べ過ぎないことが求められます。大事な魚の栄養分やDHA・EPAは、青魚など他の魚からバランスよく摂りましょう。
▽魚に含まれるDHA・EPA・総脂肪酸量 (100g当り)/図表
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※魚パワーの超薬効/鈴木平光著より
▽魚に含まれるDHA・EPA (100g当り)/図表
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※五訂増補日本食品標準成分表より
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酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。