
回転寿司の真相シリーズ15皿目
第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND1 激安の理由は偽装魚だから
一般のレストラン・和食店・天婦羅店・佃煮も偽装魚が当たり前

街のレストランのムニエルや和食店でも、今や余程の高級店でない限り、出てくる鱸(すずき)などの白身魚は本物ではなく、外国の別種魚や深海魚などの偽装魚です。鱸の正体は、見掛けも大きさもまるで異なる全長2m・200kgもある、アフリカ産の巨大淡水魚・ナイルパーチです。映画「ダーウィンの悪夢」で有名になった、あの大型魚です。日本の味を代表する高級な鱸を食べたと思っても、実はアフリカ・ビクトリア湖の味なのです。

また天婦羅も同様に、高級店以外では偽装魚と思いましょう。天婦羅・天丼チェーンのネタも、鱚(きす)などの白身魚や穴子はニセモノです。ましてや濃い味で煮込む佃煮や惣菜も、本来のネタとは大きく異なります。分かりやすい例では、鱚(きす)はモトギスやペヘレイ、公魚(わかさぎ)も、ペヘレイです。フライ・照り焼き・煮付け・粕漬けなどの魚惣菜や、練り物・加工食品など形が分からないネタは、ほぼ間違いなく偽装魚なのです。

とにかく外食チェーン店や激安飲食店で出される多くの魚は、日本人が知らない外国の別種魚や深海魚と思って下さい。偽装魚の実態シリーズをご覧になると、よく分かります。若い方が健康志向から魚にシフトしても、偽装魚が当り前?の世の中になってしまったのです。

酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。