食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
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60年前の背景は食事マナーが悪い時計回りの寿司レーンに設計しない/回転寿司の真相247皿目

2020年12月02日 | 歴史・マナー・板前
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Pointminin14 回転寿司の真相シリーズ247皿目 第3部/回転寿司に行くなら店を選ぼう編
ROUND14 回転寿司の歴史とスタイルの変遷
③60年前の背景は食事マナーが悪い時計回りの寿司レーンに設計しない

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■投稿者の考え方/昭和30年代は右手で箸を持ち左で皿を取ることは礼儀知らず
3ebimini 回転寿司評論家達が言う回転寿司のレーンが時計回り(右回り)の2つめの理由は、「右手で箸を持ちながら左手で皿を取りやすくする」ためとしています。第一の説と同様に、彼等は時代感覚が乏しいと感じます。昭和30年代(1955年以降)は、今と違って食事マナーは厳格でした。現在は食事中に家庭団欒・にぎやかに話を交わしますが、当時は親子共々、黙々と食事をするのが一般的でした。我が家に限らず、食事中にしゃべると親から叱られたものです。

4kappamini そんな当時、マナー違反・食事の礼儀知らずの「箸を持ちながら左手で皿を取りやすくする」ために、わざわざ時計回りに設計する発想は絶対になかったはずです。これも、現在の時点から見て理屈を付けた(後付け)だけです。そもそも今でも箸を持ったまま皿・什器を持ったり動かしたり、醤油を小皿にそそぐ、ビールを注いでもらうことは失礼な態度です。それこそ当時の背景から、本当に皿の取り方を考えて設計したなら、「反時計回り」になっていたはずです。食のマナーとして、これが正しい皿の取り方です。

5sabamini さて現在は“評論家達の御説”とは逆の、ファミリー店では「反時計回り(左回り)」の店が続々と全国に誕生しています。子供や高齢者は、どうしても手許が定かでないために、時計回りの流れでは右手に箸を持ち左で皿を取るのは難しいからです。そもそも箸を持たなくても、左手では持ちにくいのは言うまでもありません。そのため、レーンを反時計回りに変えたのです。皿が左側から流れてくれば、一旦、箸を置いて、右手で受け止めたほうが確実だからです。今日、実際に回転寿司経営者が、実業の中で達人説の誤りを正しています。

▽245-249皿目は関連内容です
245皿目 ①回転寿司のレーンはどうして時計回り(右回り)が多いのでしょうか?
246皿目 ②寿司レーンが時計回りなのは当時やっつけ仕事の試作がそうだったから
248皿目 ④ファミリー回転寿司店は子供が確実に皿を取れるように反時計回り
249皿目 ⑤世界回転寿司レーン対決・時計回りの日本企業VS反時計回り欧州

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酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。

Nzretop300

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