実直なペンス米副大統領がここまで言うとは驚いた。
大紀元 2018年10月06日 15時40分
「北京(中国当局)は政府全体で政治・経済・軍事的手段およびプロパガンダを駆使して、米国内で自国の影響力を拡大し、利益を得ようとしている」
ペンス米副大統領は4日、シンクタンクのハドソン研究所で行った講演で中国当局を非難した。50分におよぶ講演で、副大統領は米中関係の変遷に言及し、中国共産党政権は長い間、米国内で浸透工作を行い、米社会にさまざまな問題と脅威をもたらしたと指摘した。中国軍による挑発行為、中国国内に起きている宗教迫害、当局の「一帯一路」経済圏構想による「債務外交」にも触れた。
副大統領の演説は、過去40年間の対中宥和(ゆうわ)政策の見直しと、中国共産党政権に対して全面的な反撃を宣言したものだ。対中国共産党の「宣戦布告」ともいえよう。
・・・長文なので以下省略
先日は米中貿易でロス米商務長官が、中国の不当な貿易慣行を批判し、日欧と協力して、中国を自由貿易圏から追放すると宣言している。
ペンス副大統領の演説は、過去40年間の米国の対中宥和政策を失敗と認め、この40年間に米国は中国に好きなように工作を許してしまい、取り返しのつかない失敗を犯してしまった。
トランプ政権は、中国に対し全面的な反撃を行う。
これは武器を持たない宣戦布告です。
演説では7つのポイントを挙げています。
1.中国と中国共産党を区別する
アメリカは中国人民を敵視するわけではなく、人民と共産党を区別している。
2.米国中間選挙に介入、米政府の転覆を図る
トランプ大統領は11月の中間選挙に全力をあげている最中です。
その中間選挙に中国がマスコミや工作員を使って反トランプの政治工作をしている。
こんな露骨な反トランプ選挙工作をトランプが見逃すはずが無い。
トランプ大統領が怒るのももっともなことで、中国がいくら否定しても証拠はいくらでも挙がっている。
一方米国が同じような手で、露骨に中国の内政に介入すればどうなるか、わかり切っったことだ。
3.中国当局による浸透工作の全貌を暴く
中間選挙を控えて中国の工作は激しさを増している。
激しさを増すほどに工作は露見する。その結果中国の工作は選挙だけではなく、米国社会全体に対してプロパガンダを徹底してやっていることも明らかになっていく。
アメリカは中国共産党のこのような工作を認めるわけには行かないし見逃しもしない。
4.貿易戦で中国共産党への包囲網を強める
これはロス商務長官が語ったとおりで、米国だけでなく日欧とも連携して貿易戦争で中国を封じ込める。
5.中国当局による軍事挑発に備える
広大な国際公海である南シナ海の近隣諸国を、武力に物を言わせて黙らせ中国の領海と宣言し、島でもないサンゴ礁の暗礁を不法に埋め立て、軍事基地化してしまった。
中国共産党は創立以来一貫してファシズム政策を推し進め、大陸内陸部の軍事弱小国を武力で侵攻し版図に組み込んできた、大陸内陸部に侵攻する国がなくなったら、今度は海洋権益を狙って、東シナ海、南シナ海へと侵攻をしだした。
日本もその被害国で尖閣諸島だけではなく、沖縄まで嘗ての中国王朝の支配が及んでいたから中国の版図だと、暴論を臆面も無く主張し、軍事的圧力を加えられている。
南シナ海は事実上中国が実効支配してしまった状況だが、国際社会がこれを認めることは無いので、このままではいづれ、自由主義国連合軍と軍事衝突が起きてもおかしくは無い。
中国はオバマ政権時代、太平洋をハワイを境界に米国と中国で分かち合うと提案したことがある。
当時はアメリカが一笑に付して沙汰闇になったが、中国の野望は明確でアメリカに取って代わる覇権国を目指している。
習近平が打ち出した「中国製造2025」では、米国を凌駕し中国は覇権を確立すると明言している。
これに驚き中国の野望に気づいたアメリカは、今のうちに中国を封じ込めないと手遅れになると気づいた。
だからこそトランプは中国封じ込めに動き出したのだ。
日本のマスコミは米中貿易戦争と囃子立て、日本は経済的に漁夫の利をえら得るなどしたり顔に解説しているが、トランプは貿易赤字解消だけが目的ではなく、中国が貿易で荒稼ぎし大国に台頭してきた元であるアメリカらのドル流失を断つための貿易戦争なのである。
6.米国民の結束を高める
中国と明確に対峙しなくてはならないトランプ政権としては、当然自国民の意識を結束させなければ戦いにならない。
戦前、日本と戦争するに際して、ルーズベルトはハルノートで日本を戦争にあおりたてる一方、極悪非道な日本を懲らしめなくてはならないと、国民の結束を促し戦争を遂行した。
今のトランプ政権と中国共産党の関係は、当時の日米と同じようなか関係と見ればわかりやすい。
7.中国共産党の邪悪本質を暴く
中国共産党の本質は「偽、悪、闘」である。国内外の政策や外交問題などをみても、共産党は一貫して、「偽、大(大げさに)、空(空っぽ)」という特徴で物事を進めてきた。国際社会で、横暴な態度でごろつきのように振る舞ってきた中国共産党が最も恐れているのは、その邪悪な本質を暴かれることだ。
なに?いまさらという気もするがまあいいかww
アメリカは今頃中国の本質見抜いたの、気づくの遅い。
日本のネトウヨは遠の昔から邪悪な中国共産党を見抜いていた。
しかし、気づいてくれただけでも良しとしなくては、米国は本気モードになると無敵だからね。
わが国も中国が落ちぶれていくほど、枕を高くして眠れるからトランプ政権頑張って!