>日豪2プラス2、北朝鮮対応で連携 豪外相、安倍首相が11月に訪問と表明
産経ニュース
日本、オーストラリア両政府は10日(日本時間同)、シドニーで外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開いた。北朝鮮の非核化実現に向けた制裁維持や、海洋進出を強める中国をにらんだ海洋安全保障分野での連携を確認。共同訓練を含む防衛当局間の協力も議論する。
日本側は河野太郎外相と岩屋毅防衛相、オーストラリア側はペイン外相とパイン国防相が参加。安倍晋三政権は8月に発足したモリソン新政権との関係を構築し、前政権下で進めてきた外交・安全保障面での協力を具体化させたい考えだ。
ペイン氏は協議の冒頭、安倍首相が11月に北部ダーウィンを訪問し、日豪経済対話を開催すると明らかにした上で「私たちにとって日本は最も大事な位置付けにある」と強調。河野氏も「北朝鮮、南シナ海、東シナ海などについて認識を共有することが重要だ」と応じた。(シドニー 共同)
オーストラリアは正直なところ頼りにならない。
しかし、敵に回すよりかは味方にしておきたいので、日本政府も頑張ってほしい。
オーストラリアが頼りないと言えば、昨日の産経ニュースにこんな記事もあった。
>豪中止の太平洋向け短波、中国が占拠
オーストラリアの公共放送ABCが、太平洋地域に向けた短波放送を中止したのだ。
予算削減や時代に合わないことなどを理由に、太平洋地域向けに行っていた国際放送ラジオ・オーストラリアの短波放送を中止した。
そうしたら、その空白ができた最大10の周波数を、ちゃっかりと中国国営の中国国際放送が太平洋地域に向け短波放送を始めたのだ。
ラジオ・オーストラリアに在籍していた専門家は、オーストラリアン紙に「ABCが中止を決めたとき空いたチャンネルは誰でも使える状態になった」と言う。
なんとも間の抜けた公共放送ABC、もう取り返すことは不可能だ。
中国が取って代わったわかって、豪国内で中止決定への批判が高まった。
批判されるの当たり前だけど、豪州の間抜けぶりには空いた口がふさがらない。
ABC短波放送は太平洋諸島にとっては必要な情報源だっただけに、中国系の放送に取って代われてしまい太平洋諸島は戸惑いを見せている。
また、南太平洋の島国ナウルで、9月に開かれたオセアニアの地域経済協力機構「太平洋諸島フォーラム」年次総会に、モリソン豪首相は出席せず、代理にペイン外相が出席した。
太平洋諸島フォーラムにはニュージランド首相は来たのに、豪州首相は欠・・・と軽い扱いに不満と不信が募る。
本題に戻って、2プラス2は防衛相と外相だけだから、豪州が頼りにはならないが無いよりはあった方がいいだろう。
北朝鮮のミサイル核問題は、トランプ・金正恩会談以降ミサイルや核実験も沙汰闇となり、どうなるのか先行き不透明でこう着状態に陥ってしまっている。
北朝鮮は国力がひどく貧弱だし、核開発にしろミサイル開発にしろ、資金的に開発を維持していくことは相当に無理がある。
ミサイル飛ばせない、核開発も頓挫状況が続くのであれば、完全非核化はある程度なら気長にやってもらっても結構だ。
非核化しない限り国連の制裁は解除されないし、韓国からの支援も本格的には出来ない。
困るの北朝鮮で、日本はアメリカや友邦国と結束して、制裁を維持し北朝鮮非核化へ追い込んでいけば言いだけだ。
一番の懸念は、南北が事実上統合された後だろう。
北朝鮮のミサイル・核技術が温存されて、南北統合体に継承されることだ。
そうなれば、日本にとっては、現在より統合した朝鮮のミサイル核の脅威は格段に増すということにもなりかねない。
それだけに北朝鮮の非核化は、合体前にけりをつけておく必要がある。
安倍首相にはその辺のことは十分わかっていると思うが、トランプの尻を叩いてでも、北朝鮮の非核化を実現してもらわないと、日本の安全は保てない。