>日本政府、HuaweiとZTEを入札対象から除外?情報流出やサイバー攻撃警戒
iphone Mania 2018年8月27日
・・・通信内容を中国政府系組織に送っている疑い
HuaweiとZTEについては、通信内容を中国政府系組織に送っている可能性がある、と中央情報局(CIA)、連邦捜査局(FBI)、国家安全保障局(NSA)が指摘しています。
アメリカ政府は両社製の端末を米軍基地内で販売禁止にしたほか、米商務省がZTEと米国企業の取引禁止を決定(のちに解除)、そして8月には政府機関による両社製品の仕様を禁じています。
オーストラリア政府は、サイバーセキュリティ上の問題を理由として、次世代高速モバイル通信規格である5Gへの同社の参入を禁止する決定を下しています。・・・省略
iphone Mania の記事とは言え、聞き捨てならない話です。
最近米中の関係が先鋭化してきています。
米国は中国のサイバー攻撃に悩まされ続けてきました、そこでこれからは受け身ではなく米国も報復のサイバー攻撃をすると、中国へ警告をだしています。
貿易戦争だけでなく、中国のネットワーク事業社であるHUAWEI(ファーウェイ)やZTEを名指しで標的にし、HUAWEI(ファーウェイ)やZTEを米国から締め出す方策にでています。
遅ればせながら、日本政府も、中国系メーカーのHuaweiとZTEを、情報システム関連の入札対象から除外する方針を固めた、と産経新聞が報じました。
日本より一歩先じて、両社の製品は、中国政府への情報流出やサイバー攻撃の危険性が指摘され、アメリカやオーストラリア政府が締め出しに動いています。
アメリカやオーストラリア政府も、セキューリティ上の秘密もあって、HUAWEI(ファーウェイ)やZTEが、実際に何をやっているのか具体的な詳しいことは言いません。
実際に両社は何を行っているのか、実態はわからないことだらけです。
産経新聞が政府関係者の「政府による排除は、民間の指針になる」との発言を伝えています。
しかし民間事業社が、ネットワークワーク機器をHUAWEI製品から別のメーカーに変える動きは出ていないようです。
我が家の光ファイバーのルーターを確認したら、やっぱりHUAWEI製でした。
Android系スマートフォンやモバイル機器は、今ではHuaweiの独壇場と言ってよいほど浸透してしまっています。
これでは、締め出すと行っても容易なことではないでしょう。
また、それらのHuawei機器を使用させている日本の通信業界に、危機感が全然ないことも大いに問題だと思います。
一過性の情報漏洩でも大きな問題になるのに、日常的に情報を盗まれていても、表に出ないことを良いことに、頬かむりしている日本の通信業界は本当に困ります。
政府は政府機関だけでなく、民間業界にも指導を徹底してもらいたいものです。