眼力Blog

反日国の動向をウォッチしています。
自滅する韓国を看取るブログです。
政治、時事問題なども扱います。

香港・マカオと中国大陸を結ぶ「港珠澳大橋」が開通

2018年10月19日 | 政治

香港と広東省の珠海、そして、マカオを結ぶ「港珠澳大橋」がいよいよ開通するようです。

>香港・マカオと中国大陸を結ぶ「港珠澳大橋」が開通式典、習近平国家主席も出席し「対外開放」でアピール?
10月19日(金)Searchina

 香港と広東省の珠海、そして、マカオを結ぶ「港珠澳大橋」の開通式典が23日に開催されることが決まった。珠海で行われる式典には、習近平国家主席が出席するもようだ。港珠澳大橋は主橋部(22.9km)、海底トンネル(6.7km)などから成り、全長は55kmと世界最長クラス。米国のシリコンバレーのようなハイテクメガロポリスを構築する「粤港澳大湾区」の重要なインフラとなる。

 港珠澳大橋によって、珠海から香港までの所要時間は、従来の4時間から約45分に短縮される。開通後には、1日あたり約2万9000台の車両(バスやトラック等)が行き来する動脈になると期待されている。香港と広東省の間では、この9月に香港・西九龍駅と深セン北駅をわずか17分で結ぶという「広深港高速鉄道」が営業開始したばかり。香港は隣接する広東省の経済圏にガッチリと組み込まれ始めている。以下省略

 香港と珠海と澳門(マカオ)を結ぶ「港珠澳大橋」、日本語読みだと「こうしゅおうおおはし」とでも読むのかな

   


 全長55KMがどのくらい長い橋かというと、東京湾岸川崎と木更津を結ぶ「東京湾アクアライン」、これが15KMぐらいです。
55KMと言いましても、海底トンネルもありますから海上の橋だけというわけではありません。
湾を横切るのですから、航路など確保する必要もありますからね。

     

 本来は15年度で完成の予定だったと聞いていましたが、だいぶ遅れたところを見ると難工事だったのではないのかな。
なんでも120年持つという触れ込みですが、ほんまかいな。
できるまでにも、いろいろあったようですし、これだけの工事ともなれば中国では賄賂が・・そんな噂で手抜きがあったりと、問題がいろいろ出ていたようで、結構いわくつきで完成にこぎつけたというわけですけど、本当に大丈夫でしょうか。

 中国がこうした長大な橋を作り出したのつい最近です。
中国は昔から短い橋しか作れなかったのです。
近代建築のパイオニアは日本ですが、この橋の建設にも重要な部分で日本の技術者が関わっているのです。
でなければ中国人だけでは無理でしょう、たぶん。
技術以前に賄賂や手抜きなど、日本人技師が関わっていてもそうしたこと常態ですから、どうなのかなあと。

 

折角習近平主席が開通式に来るというのに、難癖ばかりつけるのもどうかと思うので、これくらいにしときましょう。

 

 


今日の上海総合指数

2018年10月19日 | 政治

 ホップ・ステップ・ジャンプの三段跳び上がり、一人勝ちの情勢。
連日驚異的な勢いで下げまくって来た上海市場が、今日は下げから入ってステップ・ジャンプして久々の大反騰を演じている。

午後3時現在 +2.31% +57.36  2543.78
終値はもっと上がりそう・・それとも・・

NY市場も日本市場も下落しているというのに、どうしたことでしょう。
今日のブルームバーグに

>世界で際立つ中国株安、年初から3兆ドル超消失-仏株全体上回る規模
2018年10月19日 9:33 BloomBerg

中国本土株のバブル崩壊から3年。投資家は再び大きな値下がりに動揺している。

  中国株の下げは世界で最も大きくなっており、時価総額は今年1月から3兆ドル(約336兆円)余り減少。フランス株式市場の時価総額を上回る規模となっている。民間企業が流動性懸念に直面しているほか、対米貿易摩擦の激化で景気の先行きも悪化、人民元の下落が資本流出を促しつつある。

  本土株の指標、上海総合指数は年初来高値から30%値下がり。水準としては2015年の株高局面から下げに転じ始めた時点からほぼ半分になった。以下省略

 中国市場がすごいことになってますよ。という記事。
ざっと10ヶ月で3兆ドル(約336兆円)が消失
フランスの株式市場の時価総額上回るというのだから恐れ入る。

中国は市場に当局が介入していて相当な資金を投入して買い支えていると言われる。
それでも3兆ドル(約336兆円)消失というのだから、すごいのかやばいのか。

 株下落、人民元安でまた金融緩和に動き出したか。

確か7月にも、ブルームバーグにこんな記事出ていたが、
>中国人民銀、8兆円超のMLF資金供給-単一では過去最大
2018年7月23日

中国人民銀行(中央銀行)は23日、中期貸出制度(MLF)を通じた大規模な資金供給を行った。MLF資金の単一供給としては過去最大で、アナリストらは人民銀が金融緩和にシフトしつつある新たな兆しだとしている。

  人民銀はこの日の公開市場操作(オペ)で7日物リバースレポでの資金供給を見送ったが、期間1年の資金を5020億元(約8兆2400億円)提供した。

  中信証券の債券調査責任者、明明氏(北京在勤)は流動性の供給規模を見れば、現在の中立的スタンスから金融緩和に向かう人民銀の動きは明らかだと指摘したほか、人民銀が資金供給と引き換えに市中銀行に低格付け社債への投資を促したとの先週の報道にも触れた。同氏は人民銀が年内に1回か2回、預金準備率を引き下げると予想した。