今号では、パントマイムをハッピィ吉沢さん、JIDAIさんに学び、舞台などで活躍中のBijureeさんの日記をお届けします♪
21世紀が始まる前夜『ナントナクいつかフランスへ行きたくなって』
24歳の誕生日に日本の中で一番パリに近い東京から、ボクBijuree(ビジュリー)は日本を辞めて冒険の旅に出た。
香港、ユーメーな重慶マンションのホテルへ着いた初日から帰りたくなったケド、
その時別れた彼女に 『二度と帰らないかも知レネー』ナンッテ、涙の餞別なんかを気分良く貰って出てきたミエハリは帰れない...。
その時、世界地図は"日本"と"フランス"と"アメリカ"ダケじゃないと解ったコトと、初めて自分の意思で辞書を引き"Enough"が"十分"の意味ダッテ知ったのが2段目の階段。
こんにちは、土神・Bijureeです。<土神>はカーストですw
1998年、ハッピィ吉沢師率いる《舞☆夢☆踏》でマイムを始める。
2001年からバックパック担いで、マイムで稼いで初海外旅行、陸路旅。アジアを横断、アフリカ大陸をケープタウンで折り返して再北上。
2009年やっとこさフランス到着。
2011年帰国。JIDAI師の教えを受けたかった。大きな動機の一つ。
とりあえずその辺の話はいつか聞かれるコトがあったら話そう。
現在「Cour d'amours スクラプ’s ver 2.5 ～求愛の季節～」の末席にてヘラヘラ中。
物事が先に進まず、花が咲かなくったって動物は走り回る。
『ボクはとにかくマイムになりたいんです』を抱えて、沢山の門を叩いてみた。
「がんばれ」しか言わないヒトと「少しでも土神の為に手を差し伸べてクレタ」2種類のヒトがいるのを知った。
ボクの心と頭には入りきらないので、それまで憶えていた半分のヒトの"名前"と"声"を忘れるコトにした。
‐あらゆる境目に立ち続けるのだ。境目が向こうからついてくるようになるまで。ドジンはイツダッテそうやって生きてきた‐
絵本の中、土神の長老は言う。
「なるほど」口先ダケやさしいヒトの思い出を踏み台にして3段目を作る。
そうさ、俺は自由人。
陽光が大好きな闇からの使者。
勤勉な方じゃないから楽で見入りの良いモノの入り口まで出かけてしまうこともある。
だけど「…それで良いのか」って声がでかいのさ、マダね。
2012年半ば頃から、ボクのスライド・パズルは動き出す。
コッチを動かせばバタフライ現象の様に向こうも動き出す。
JIDAI師と其の仲間たちとカンパニーを立ち上げる相談をしたが、2013年に入って旅に出たくなった。マイムの旅。
ボクは普通に『冒険したいだけ』。なんて普通じゃないらしいのですけどｗ
そうして、松田充博氏の「スクラプ’s」に参加させて頂くことになる。
松田さん（とスクラプ’sの仲間たち）に、ボクは自分との対峙を、＜ゼロ＞に立ち返ることをせまられる(まだ辿り着けてないかなあ)。
まだまだ何にも分かっちゃいなかった。自分自身にコネクトするということ。
身体の事、作品を作るという事、社会的な動物に必要な事etcetc。積の単位は<マイム>。
ボクが絶対的な自信を持っているエリアは思ってるよりも、もっともっと狭いものだってコトに気が付かされた。
まるでバンドが狭いピーキーなエンジンの様でもあり、六角形のバランスレーダーを作れば一部だけ異常に高いみたいな具合だと思う。
「そうそう、“楽をしに日本に帰って来たんじゃネ―んだ”」なんてことを思い出し、ちょい気合がはいりました。
土壇場でしか役に立たない男、役に立ってないからまだ、土壇場でもないんだろう。
なんだか自分の歩みは考えるほど速くはすすまないのだけれど、振り返れば意外と道が出来ていたりして、丸っきり意味ないこともないかななんてね。
そして其の道には仲間たち。随分なつかしい感覚、仲間って‥へへへ。
主張なんて3つくらいでいい。研いでいくぜ。大切なことってなんですか？
皆様の舞台に混沌と平和のあらんことを。ココロ踊らんことを。
「スクラプ’s」を、日本での仕事始めにしよう。
感覚でコトを為す時代は終わりです。5年前から言ってますwww
夢呆な日々の中に在りながらの土壇場劇。ヨッポドの刺激ブツ好きなんだなあ。
抜群に知名度低いので、何でもやりますよー。様々なお誘いをお待ちしております。
Bijuree
なお、「Cour d'amours スクラプ’s ver 2.5 ～求愛の季節～」は、以下のメールフォームよりご予約いただけます。
http://form1.fc2.com/form/?id=380267
