今月は、Abo氏に師事し、最近は大道芸を中心に活動する長身のパントマイミスト、Piroさんの日記をお届けします。
こんにちは、Piroです。
本名の“ひろひで”が言いにくいせいか、幼いころから“ぴろ”と呼ばれていました。
僕のことをTMCのメンバーだと思っている人も多いようですが、勝手に「友達会員」的な立場だと思っています。
僕のパントマイムは、所沢を拠点としているAbo氏を師として、清水きよし氏のメソッドを軸に学んでおります。「誰にでも分かりやすい内容」が僕のコンセプトです。
パントマイムを始めたころは、シアターパントマイムや、施設などでの活動をメインに行っていました。しかし、子どもの頃から大道芸を見ることが大好きだった僕は、ストリートでの活動に憧れていました。でも、いざストリートでパフォーマンスをしてみると、人の目が気になったり自分に自信が持てなかったりして、ストリートでの活動を続けていくことに躊躇していました。
そんな時、思いもよらない大病を患い長期の入院生活を送ることになりました。不思議なことに、退院後は、何かが弾けたのか、ストリートでの活動が楽しくて仕方がないと思えるようになりました。
自称”新生Piro“の誕生です(笑)。
それまでは自分をどんなキャラクター設定にするか悩んでいましたが、「キャラを演じる必要はなく、素のPiroのままでパフォーマンスをすることで良いんだ」という思いに変化しました。
それよりも、芸の引き出しをとにかく沢山身につけるために、他の人のパフォーマンスを観たり美術館に足を運んだり古い映画を観るようになったりしました。それから、客観的に自分のパフォーマンスを振り返るようにしています。
先に少しふれましたが、2016年に生死を彷徨うほどの大病を患い、半年間の入院生活をおくりました。その時、沢山のパントマイム仲間がお見舞いに駆け付けて、僕に生き抜く力を与えてくれました。そのおかげで、医師が驚くほどの奇跡的な回復を遂げることができました。(その病院の看護師さんたちから「奇跡の人」と呼ばれているらしいです。)
リハビリ中も「お客様の前にもう一度立ちたい!」と強い気持ちで、「あともう一回!」と毎日のように理学療法士に食い下がり、歩くことすらままならかった身体は、手術の後遺症で両足の膝から下に時々痛みを伴う常時のしびれがありますが、パントマイムができるまで回復しました。
病院に足を運んでくださったみなさん、応援のメッセージを寄せてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
現在は、ソロ活動のほかに、声優(兼歌手)の方とのユニットを組み、パペットの「はっぴーくん」と「ぷぺちゃん」、パントマイムの「Piroちゃん」、声優の「PONちゃん」による「はっぴろぷぺPON」という名前で活動を行っています。沢山の子どもたちにパントマイムの楽しさと面白さを知ってもらえるような、明るく楽しいパフォーマンスを日々模索中です。
Piroはいろんな人のパワーをいただき元気にやっています。生きていることに感謝!
ではまた。
Piro
こんにちは、Piroです。
本名の“ひろひで”が言いにくいせいか、幼いころから“ぴろ”と呼ばれていました。
僕のことをTMCのメンバーだと思っている人も多いようですが、勝手に「友達会員」的な立場だと思っています。
僕のパントマイムは、所沢を拠点としているAbo氏を師として、清水きよし氏のメソッドを軸に学んでおります。「誰にでも分かりやすい内容」が僕のコンセプトです。
パントマイムを始めたころは、シアターパントマイムや、施設などでの活動をメインに行っていました。しかし、子どもの頃から大道芸を見ることが大好きだった僕は、ストリートでの活動に憧れていました。でも、いざストリートでパフォーマンスをしてみると、人の目が気になったり自分に自信が持てなかったりして、ストリートでの活動を続けていくことに躊躇していました。
そんな時、思いもよらない大病を患い長期の入院生活を送ることになりました。不思議なことに、退院後は、何かが弾けたのか、ストリートでの活動が楽しくて仕方がないと思えるようになりました。
自称”新生Piro“の誕生です(笑)。
それまでは自分をどんなキャラクター設定にするか悩んでいましたが、「キャラを演じる必要はなく、素のPiroのままでパフォーマンスをすることで良いんだ」という思いに変化しました。
それよりも、芸の引き出しをとにかく沢山身につけるために、他の人のパフォーマンスを観たり美術館に足を運んだり古い映画を観るようになったりしました。それから、客観的に自分のパフォーマンスを振り返るようにしています。
先に少しふれましたが、2016年に生死を彷徨うほどの大病を患い、半年間の入院生活をおくりました。その時、沢山のパントマイム仲間がお見舞いに駆け付けて、僕に生き抜く力を与えてくれました。そのおかげで、医師が驚くほどの奇跡的な回復を遂げることができました。(その病院の看護師さんたちから「奇跡の人」と呼ばれているらしいです。)
リハビリ中も「お客様の前にもう一度立ちたい!」と強い気持ちで、「あともう一回!」と毎日のように理学療法士に食い下がり、歩くことすらままならかった身体は、手術の後遺症で両足の膝から下に時々痛みを伴う常時のしびれがありますが、パントマイムができるまで回復しました。
病院に足を運んでくださったみなさん、応援のメッセージを寄せてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
現在は、ソロ活動のほかに、声優(兼歌手)の方とのユニットを組み、パペットの「はっぴーくん」と「ぷぺちゃん」、パントマイムの「Piroちゃん」、声優の「PONちゃん」による「はっぴろぷぺPON」という名前で活動を行っています。沢山の子どもたちにパントマイムの楽しさと面白さを知ってもらえるような、明るく楽しいパフォーマンスを日々模索中です。
Piroはいろんな人のパワーをいただき元気にやっています。生きていることに感謝!
ではまた。
Piro