本日は午前中、図面を描いて、午後からは
スキルアップセミナーの講師で図面の描き方を
教えて、帰ってきて、またもや図面を描く。
今やっているのは、手伝いの図面を描いているので
あるが、この建物が面白いので描きごたえがある。
というか、難しいので楽しい。
変な表現なのであるが、難しいのに楽しい。
楽な図面の方が簡単ですぐに進むし、やった感がある。
でも、難しいのが好きなのである。簡単に終わる図面は
面倒な作業になってしまうときもあるぐらいなのだ。
難しいのは考えないと描けないし、なかなか進まない。
でも、考えないと描けないのが楽しいのである。
なんでこういうことが起きるのか?
建築が好きな人というのは多かれ少なかれ、そういう面が
あって所謂「オタク」という種族に属するのではないか。
と、ひそかに確信をもって思うのであって、「大衆文化」の
一種である「ケンチク」をこよなく愛し、大切にしている。
そうなのだ、ボクらは「オタク」であったのだ。(笑)
だから世間からは、あまり理解してもらえなく、「ちょっと
変な人」的にみられるのではないか。
ならば開き直って言おう。「オタク」で何が悪いのか。
「オタク」が大衆文化を支えているのではないか。
「オタク」がいるからこそ、深く掘り下げるのではないか。
「オタク」以外に拘りの塊のようなことは出来ないのではないか。
「オタク」が新しい文化を切り開くのではかいか。
「オタク」を極めると充実した時間を過ごせるのではないか。
「オタク」は愛すべき人種ではないか。
と「オタク」のことを力を込めて考えた。
「オタク」は確かに楽しいが、ほどほどの人生の方が
もっと楽しいような気がする。(笑)
「オタク」に憧れながら、徹しきれない自分がいる。。。