大晦日の夜、紅白でもないし他のお笑いのTVも見る気もしないし
第九をUSTREAMの生中継で聴きながら話題の「かげろう」を読みました。
KAGEROU
写真をクリックすると拡大します。
KAGEROU
2010年後半の話題になった第5回ポプラ社小説大賞を
俳優・水嶋ヒロが本名の斎藤智裕の名で応募し受賞した作品です。
本の帯に書かれたコピーは
第5回ポプラ社小説大賞作
著者・斎藤智裕が、人生を賭してまで
伝えたかったメッセージとは何か?
そのすべてがこの一冊に凝縮されている。
小説の新たな領域に挑む話題作、ついに刊行!
裏帯に書かれたコピーは
哀切かつ峻烈な「命の」物語。
廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。
「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。
そこに突然現れた不気味に冷笑する黒服の男。
命の十字路で二人はある契約をかわす。
肉体と魂を分かつものとは何か?人を人たらしめているものは何か?
深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向う。
そこで彼は一つの儚き「命」と出逢い
かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。
物語は裏帯のコピーに書かれた通り
人生に絶望した男が廃墟となったデパートの屋上フェンスを乗り越え
飛び降りを図ろうとする所を突然現れた謎の男に足を捉まれる。
男の命は助かったがその命は男が捨てたはずのもの
では捨てた命を支える肉体は命の抜け殻なのか。
こうして魂と命と肉体というかなり重いテーマの物語が展開する。
読みやすい文体で2時間程で一気に読み終えた
マスコミで批判されるダジャレが軽いと言われるが
重いテーマを敢えて軽い表現にする意図があるのではないか。
敢えて言うなら人生に絶望した男の持つ苦悩や彼を助けた謎の男の背景に対して
掘り下げて語られていれば更に深い感動を呼んだのではないだろうか。
大晦日の夜に第九を聴きながら読むにはふさわしい物語だったようだ。
第九をUSTREAMの生中継で聴きながら話題の「かげろう」を読みました。
KAGEROU
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KAGEROU
2010年後半の話題になった第5回ポプラ社小説大賞を
俳優・水嶋ヒロが本名の斎藤智裕の名で応募し受賞した作品です。
本の帯に書かれたコピーは
第5回ポプラ社小説大賞作
著者・斎藤智裕が、人生を賭してまで
伝えたかったメッセージとは何か?
そのすべてがこの一冊に凝縮されている。
小説の新たな領域に挑む話題作、ついに刊行!
裏帯に書かれたコピーは
哀切かつ峻烈な「命の」物語。
廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。
「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。
そこに突然現れた不気味に冷笑する黒服の男。
命の十字路で二人はある契約をかわす。
肉体と魂を分かつものとは何か?人を人たらしめているものは何か?
深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向う。
そこで彼は一つの儚き「命」と出逢い
かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。
物語は裏帯のコピーに書かれた通り
人生に絶望した男が廃墟となったデパートの屋上フェンスを乗り越え
飛び降りを図ろうとする所を突然現れた謎の男に足を捉まれる。
男の命は助かったがその命は男が捨てたはずのもの
では捨てた命を支える肉体は命の抜け殻なのか。
こうして魂と命と肉体というかなり重いテーマの物語が展開する。
読みやすい文体で2時間程で一気に読み終えた
マスコミで批判されるダジャレが軽いと言われるが
重いテーマを敢えて軽い表現にする意図があるのではないか。
敢えて言うなら人生に絶望した男の持つ苦悩や彼を助けた謎の男の背景に対して
掘り下げて語られていれば更に深い感動を呼んだのではないだろうか。
大晦日の夜に第九を聴きながら読むにはふさわしい物語だったようだ。