丸の内の三菱一号館美術館で開催されている展覧会『バーン=ジョーンズ展』に出かけてきました。
初めて作品を観たのは20年前の渡英時、そして1998年、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催された『英国ロマン派展』で再会。ヨーロッパ各国の美術館で目にする機会はたびたびあったのですが、英国絵画の巨匠の割には日本で初の個展ということで、まとまった作品群が一同に会する今回の展覧会を心待ちにしていました。感激です
作家個人の来歴等は今回初めて知ることばかりで、ロセッティに可愛がられ(しかも同じモデルを描いた作品がある!)、ウィリアム・モリスと生涯に渡り親交が深く、19世紀末にはヴィクトリア朝絵画の頂点を極めた、そうです。そんなにスゴイ作家だったんですね・・・
何がそんなに好きなんだ?と聞かれ、よくよく考えてみると、まず人物の顔と表情。簡単に言うと、超美男美女のオンパレードです(笑)。あとは境界線の際立ちと硬質でありながら優美な作風ですかね。バーン=ジョーンズの作品を目にすると、魔法の世界と言いますか、おとぎ話の世界に迷い込んだようなうっとりとした気分になります。過去に観た作品で一番好きな作品が『ヴィーナスの誕生』
展示されている中で最も印象に残った作品は、連作『ペルセウス』のメデューサの首を切り取ったシーン、ペルセウスを捕えようとする姉の黒い翼が妙に生々しく、正面を見据えた歪んだ表情とその視線から緊迫感が伝わってきて、背筋が寒くなります。こちらは画像がないので会場でお楽しみください。
今回は展示されていなかったですが、一度見たい作品がこちら『不吉な顔』。
8月19日まで開催されています!
初めて作品を観たのは20年前の渡英時、そして1998年、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催された『英国ロマン派展』で再会。ヨーロッパ各国の美術館で目にする機会はたびたびあったのですが、英国絵画の巨匠の割には日本で初の個展ということで、まとまった作品群が一同に会する今回の展覧会を心待ちにしていました。感激です
作家個人の来歴等は今回初めて知ることばかりで、ロセッティに可愛がられ(しかも同じモデルを描いた作品がある!)、ウィリアム・モリスと生涯に渡り親交が深く、19世紀末にはヴィクトリア朝絵画の頂点を極めた、そうです。そんなにスゴイ作家だったんですね・・・
何がそんなに好きなんだ?と聞かれ、よくよく考えてみると、まず人物の顔と表情。簡単に言うと、超美男美女のオンパレードです(笑)。あとは境界線の際立ちと硬質でありながら優美な作風ですかね。バーン=ジョーンズの作品を目にすると、魔法の世界と言いますか、おとぎ話の世界に迷い込んだようなうっとりとした気分になります。過去に観た作品で一番好きな作品が『ヴィーナスの誕生』
展示されている中で最も印象に残った作品は、連作『ペルセウス』のメデューサの首を切り取ったシーン、ペルセウスを捕えようとする姉の黒い翼が妙に生々しく、正面を見据えた歪んだ表情とその視線から緊迫感が伝わってきて、背筋が寒くなります。こちらは画像がないので会場でお楽しみください。
今回は展示されていなかったですが、一度見たい作品がこちら『不吉な顔』。
8月19日まで開催されています!