使用キット ブロンコモデル (商品コードCB35161およびCB35162)
制作期間 2022年2月2日~3月8日
製作記事 その1 その2 その3 その4 その5 その6 完成です!!
総評・備考
M22は、第二次大戦期にアメリカ軍が開発した空挺用の軽戦車である。供与を受けたイギリス軍では「ローカスト」の愛称で呼ばれた。当時のアメリカ軍はM22を搭載可能な大型の輸送機を保有していなかったが、大型輸送グライダー「GAL49ハミルカー」を開発中であったイギリス軍が要望してM22の開発を後押しした経緯があり、実戦に使用したのもイギリス軍であった。1945年3月のライン川渡河作戦、ヴァーシティー作戦にイギリス軍第6空挺師団所属の12輌が参加して「GAL49ハミルカー」にて戦場へ空輸されて展開した。それが第二次大戦におけるM22の唯一の実戦使用例であった。
ガルパンではコミック「リボンの武者」にてサンダース大付属高校のチーム「フライングタンカース」の車輌として登場し、軽戦車として使用されている。さらにBC自由学園チームにレンドリースされている3輌がタンカスロン競技にてチーム第五共和制小隊を編成したが、BC自由学園の校章マークを付けているのは1輌だけで、もう1輌は無印のまま、あと1輌はサンダース大付属高校の校章を付けたままであった。
適応キットはブロンコモデルの製品が唯一で、英軍仕様と米軍仕様の二種類があるが、今回の再現製作では双方を同時に製作した。両方の相違点は操縦手ハッチのボックスの形状である。シャーマン中戦車を小型にしたような外観だが、パーツは細かくて組み立ても簡単ではない。ガルパンプラモデルとしても上級者向けのキットである。
今回の作例はBC自由学園の校章マークを付けている1輌と無印のままの1輌を再現した。作中車に米軍仕様と英軍仕様とが見られるため、BC自由学園の校章マークを付けている1輌を米軍仕様、無印のままの1輌を英軍仕様とした。
公式および適応キット一覧(2023年7月現在) 黄帯が今回の使用キット